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中華 状元への道

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2006年 11月 06日

中華サービス 和風サービス

最近、中国人の方が経営する中華料理屋が増えてきました。
日本風に妥協した味付けでなく本場風のパンチの効いた味付けも増えているように思います。

ただいただけないのはランチメニューの種類。
レバニラ、酢豚、エビチリ、チンジャオロースー。
これじゃ日本の中華屋さんとおんなじジャン。
でも日本ではこのメニューが人気だと思ってるんでしょう。

もうひとついただけないのはきめの細かいサービスがかけていること。

先日、昼11:30ごろ入った店は開店しているにも関わらず
コックがTシャツ姿で談笑しており、おしぼりだの皿だのが客席に積みあがっていました。
まあ私の席は作ってくれたものの環境は悪かった。

またある店は味はokで昼時客でごった返していたが
服務員がまったく忙しさにについていけてなかった。
おしぼりはでてこないし、テーブルは汚れたまま。水も出てこない。
あげく料理の運ばれる順番もめちゃめちゃ。
せっかく沢山お客が入っているのに効率よくさばいていないので
回転率が上がっていなかった。

夜入った店は私たちが最初の客でしたが
一段高いカウンターテーブルに座った女主人が
私たちにほうを見るだけでうんともすんとも言わない。
ここは笑っていらっしゃいませでしょう。

家の近くの人気のお店に予約を入れたときに店員に言われました。
「絶対時間通りにきてくださいよ。
うちの店は込んでますからお客さんが来て席が開いていると
断るのが大変ですから。」
たしかにそうかも知れないけどもっとべつの言い方してください。

日本で成功させるためにはちょっとしたサービスを見につけないといけません。

でも本国中国はサービスが向上してきてると思います。
むかしはチョー愛想なかったけど最近は歩合制なのかテーブルについた服務員は
総じて頑張っています。

そして帰りにはキレイなお姉さんが門のところにいっぱい立ってて声をそろえて
「谢谢光临,慢走」(ご来店ありがとうございます。お気をつけてお帰りください)
ただこれを言うだけのためにこんなに日と雇って大丈夫?
ところで時給いくらでしょうか?

でも一方で中国の方から見ると日本のサービスはちょっと過剰すぎて
居心地が悪く感じられるそうです。

語学学校の先生はコンビニで50円切手を買ったそうですが
店員の50くらいのおばさんに深々とお辞儀され礼を言われ
非常に気味が悪かったそうです。
50円でこんなにされるなんて嫌ですからもう二度といきませんといってました。

またコンビニでバイト経験のある先生は
ある商品の有無を客に問われ、「ありません」とキッパリ言ったそうです。
でその日の仕事後店長に注意されたそうです。
「もし商品がないなら、泣きそうな顔をつくり、申し訳なさそうに、謝りなさい」と。
ちょっとやりすぎかな?

この日本のサービスも過剰すぎて慇懃になってしまうといやみですから
この加減が難しいですね。コンビ二なんかはマニュアル化ですから
この加減を極めることは放棄してるんでしょうけど。

でもかく言う私はこのマイルドな接客というのがまるで出来ません。

学生時代アルバイトでホテルでウェイターをしていませいたが
客の求めに応じてセカセカと動き回り、過剰に応じる先輩方々の姿が嫌で
堂々と冷静に自己流を貫いていました。
しかしそれが先輩の癇に障ったようで
ぐずぐずしてんじゃねえとか言って客前で怒鳴られました。
そんなセカセカしたって10秒も早くなんねえだろ!と心で叫びつつ、
すみませんと口では言ってしまいました。

自分ではできないんですけど店にはそうしてもらいたいのです。
すみません。

以上

by zhuangyuan | 2006-11-06 22:28 |


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