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中華 状元への道

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2006年 10月 01日

レンジャーでいいのか?

本日は朝から息子と二人でウルトラマンの映画を見に行きました。
こんなウルトラマンだのライダーだのレンジャーだのとこんなのばかり見せてたら
アホになってしまうと思いつつも安易な道に走ってしまう。

先日も近くにある子ども図書館とやらに行くと
みんなでわらべ歌で遊びますから一緒にお父さんと坊ちゃんもいかがですか?
と誘われ参加する。
そこで動物の鳴き真似を子どもたちがするというものがあり
みんながネタ切れしたころについつい「怪獣!」とか口走ってしまいました。
するとその場を仕切っているおばあさまにしかられました。
高そうな服を着て、品があるが厳しそうな元幼稚園の先生だとのこと。

「お父さん現実にいる動物にしてください。
そうでないと子どもたちの想像力が発展しません。
レンジャーですとかウルトラマンを見てると子どもはすぐ好きになりますが
現実との区別がつかなくなりよくありません。
そういうのは子どもは好きなんですが、そういうのを与えるのは子どもに媚びてるだけなんですよ。!」
と皆様の前で静かに強く言われました。うーん怖い。

確かに私の子どものころは小学校まではテレビもなかったし
その後もろくに見せてもらったことはなかった。
友達の話についていけないのがつらかったですが今思えばよかったかと。

私もこどもが出来るまではこんなのが好きになったら困るなあなどと思っておりました。
一人目のときはよく絵本を買ってきたりしておりましたが
最近は中古ビデオ屋さんなどでレンジャー物などを買って与えてしまいます。

ほんと大好きなんですよね。
保育園でもレンジャーといえばうちの子みたいになっちゃってます。
私と公園に行っても棒を拾ってきていつも戦いごっこです。

いかんいかんと思いつつも今日も映画見て
その後ブックオフでレンジャービデオを買ってしまいました。

というのも私は古本屋好きで
子連れでもよくいきますが大抵なんか買ってしまう。
するとパパだけずるいという展開になり
なんか買わざる得なくなるなるべくためになるものと思い
図鑑などを買うのですがおかげで似たような図鑑が沢山になってしまいます。

ちなみに私が今日買ったのは

①「風の影」(カルロス・ルイス・サフォン 集英社文庫) 

最近出た本で書評で絶賛されてました。私が中国の次に好きなスペインのお話です。

②南京事件「証拠写真」を検証する(東中野修道 他 草思社)

南京事件の証拠とされる写真は全部信用できないという本。
前から読みたかった。でもこういう本は内容が重いのでこれまで買ってなかった。
でも昨日買って読んだ「写説 満州」(太平洋戦争研究会 ビジネス社)という本の解説が
一方的立場(いわゆる東京裁判史観)ばかりから成り立っていたので
それを中和するために買いました。

③甘粕大尉 (角田房子 ちくま文庫)

彼女の韓国もの何冊か読みました。
満州を牛耳った影の実力者甘粕正彦の評伝です。
なんか満州って気になってしまうんですよね。

ということで自分のだけでなく
子どもにもハリケンジャービデオ300円を買いました。

すると同じ棚に中国映画が。
買っちゃいました。

「鬼が来た(鬼子来了)」(姜文)カンヌ映画祭グランプリ

これは単なる反日映画とは違い非常に面白いと以前北京の先生に薦められました。
ただ方言がきついので語学の勉強にはならないよと。

妻に言われました。
ほんと中国好きね。どうしちゃったの?もしかして中国人?

ちなみにスーパー戦隊シリーズにも中国物があります。
その名も「五星戦隊ダイレンジャー」
wikipediaによるとこのレンジャーは企画段階では
「中華戦隊チャイナマン」という名前だったそうです。そのまんま。


以上

by zhuangyuan | 2006-10-01 23:15 | 生活


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