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中華 状元への道

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2006年 04月 08日

中国出張てんてこまい

昨日は岡山県まで出張でした。
一泊の予定でしたが急遽日帰りに変更となり、一日10時間くらい電車に乗ってました。
5時半くらいに家を出て帰って来たのが夜11時半。

移動っていうのは何もしていないのにホントに疲れます。
新幹線なんてものが発達したせいで世の中にゆとりがなくなった。
携帯もそうですね。いつでもどこでも落着かない。

ただ新幹線のいいところは時間に正確であること。
これは世界に誇れます。

私が中国に出張している時に一番苦労するのが移動と待ち合わせです。
私が出張する際は誰も段取りしてくれないので自分でやります。
現地の日系企業、中国系企業、はたまたヨーロッパ系のトレーダーだったり
韓国、台湾系もあります。それらと日本で連絡をとり、その場、その場で待ち合わせする。

先方のオフィスにいったり、大都市のホテルで待ち会わせは簡単ですが
はじめて行く街のターミナルや地方のホテルでの待ち合わせは大変。

一番こまるのが時間どおりに進まないこと。
飛行機の遅れは日常茶飯事。
冬に北京から无锡に行った時は、離陸の2時間前にチェックインしました。
この飛行機は北京と无锡を常に往復してますが
離陸時間には无锡の空港が凍ってて、飛行機がまだ无锡に待機してまして
結局5時間ぐらい待たされました。計7時間。この空港での無為の時間がホントイヤです。

またタクシーで移動したときはこんなことがありました。
中国の都市と都市の距離感がなく、どのくらいでつけるかは先方に聞くしかないのですが
その時はタクシーで一時間半だで着くと言われました。
でもホテルリムジンがいいよと。

でもホテルリムジンがめちゃ高かったのでタクシーに乗りました。
一時間半が過ぎたころ、「まだですか?後どのくらい?」と聞くと「わからない」とシャーシャーと
答える。そのうち運転手は車を止め道端の人に道を尋ねる。
なんだこいつ道しらねえのかよ。
すると今度は舗装していない砂利道に迷い込む。
知らない外国の町で1人でタクシーで人気のないところに入ると結構ビビリます。
でもその日は無事に4時間かかって目的地に辿りつきました。不安な4時間でした。

またあるときは上海でお客さんとの夕食をセットしていたことがあります。
でもその夕食会の時間までは米国系商社と一緒でした。
彼らは私を上海郊外一時間半くらいのお客さんに連れて行きました。
私は夕食会の時間を彼らに告げ必ず時間までにそこに連れて行くように
お願いしてました。

しかし案の定帰りに渋滞にはまりました。
夕食会の時間は夕方7時。もうまもなく時間というときに尋ねました?
あとどのくらい?彼ら曰く「快要到了。」(もうすぐつきます。)
でもなかなかつかない。また尋ねると「あと10分」
でもまだ着かない。「もう着いた。」

結局「もうすぐ」といってから2時間、「着いた」と言ってから30分でホントに着きました。
お客さんはカンカンとくに大老板(社長)は「俺は客に待たされたことはねえ」などと
ぷんぷんでした。
それもそのはずその社長はその日夕食のダブルヘッダーを組んでいて
私の遅刻により、別の客さんの接待の時間になってしまい
結局みんな一緒に食事しました。
ちなみにもう一組はわが社のコンペティターでした。

その他乗ってる車が高速道路で急にエンストになったこともありました。
原因は途中のガソリンスタンドで水を入れられたことでした。
そんなアホな!

また乗っていたフェリーのエンジンが止まったこともありました。
しばらく止まったあと、二つのうち一つが大きな音を立てて動きましたが
スピードは半分しか出ずに大遅刻しました。武勇伝、武勇伝、デデンデンデンデデンデン!

でもこんなことあんなことも携帯が救ってくれました。
こんな事態になっちゃって遅れますって連絡できますから。

だから出張先で携帯の電池が切れたときは焦りました。
その時は携帯充電用のコードは持っていったのですが
アダプターを忘れてしまったのです。
よって充電できない。

そこで市場を探しまわり
どこのメーカーの電池でも充電できる充電器を発見し事なきを得ました。
やれやれ。

つくづく思いますが日本の新幹線は偉大です。
世界でこんなに電車が張り巡らされて正確なとこないでしょう。

最後に先日もご紹介した「世界の日本人ジョーク集」からインドの電車ジョークを紹介します。

インドの列車はしょっちゅう遅れる。でもそれはいつものことなので誰も気にしない。
でもある日、列車は時間どおりに到着し出発してしまった!
電車に乗り遅れた人たちは駅員に抗議した。
「どうしてくれるんだ!いつも遅れるくせに、いったいこの責任はどうとるつもりだ!?」
すると駅員はすました顔で答えた。
「ご安心ください。今の列車は昨日のです。今日の列車が来るのはまだまだ先ですから。」

以上

by zhuangyuan | 2006-04-08 21:46 | 生活


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