中華 状元への道

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2014年 12月 05日

国家の言語戦略

昨日はシンガポールのお客さんと一緒でした。
彼はアメリカに留学していたらしく英語がぺらぺら。
私のiPhoneの着信に漢字表記がでたことで
マンダリンがはなせるのか?と聞いてきた。
いやいやこれは日本語だよ。
マンダリンもいけるけど。

彼もマンダリン(北京語)が話せる。でも広東系華人。
学校で習ったんだって。

シンガポールの学校では第一言語を英語として、
華人なら第二言語をマンダリン、
マレー人ならマレー語、
インド人ならタミル語とするんですって。
さすが国際国家シンガポール。国家として世界で生きる戦略ができてる。

以前はマレー語が第一言語だったそうですが英語にかえたそうです。
国民国家としての言語統一を目指すのでなく多様性をあえて残す。

先日会ったマレーシア人曰く、シンガポールとマレーシアいずれも多民族国家だが
うまく連携して助け合ってるのはシンガポール、
マレーシアはマレー人優遇のもと民族同士が年中喧嘩ばっかりしてるのがマレーシア。
その差が経済格差になったのだといいます。

シンガポールはリークアンユウ以来、明るい独裁国家で確固たるものがあるけど
マレーシアはマハティールが変わると喧嘩ばかり。ホモ疑惑で政敵を追い落としちゃう。

かのマレーシア人は華人ででシンガポール在住、会社も経営。奥さんもシンガポール人だというので、
そんなにお金あったらいつでもシンガポール国籍とれるでしょ?と聞くと、
マレーシアで仕事するにはマレーシア人であったほうが有利だと現実的なお話をしてくれました。

国籍もビジネスライクで選択。さすが華僑。
マレー人優遇でも経済はやっぱり華僑。
みんな英語もぺらぺら。
金儲けには言葉が必要です。

以上




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by zhuangyuan | 2014-12-05 22:03 | 言葉 | Comments(0)
2014年 11月 03日

リアル ウルフ・オブ・ウォールストリート


シカゴのステーキハウスで初めてあった彼は
中肉中背、赤髪にソバカス、分厚い金縁眼鏡。
転職してきて間もないという。

「ミスター状元はゴルフお好きですか?」

これは私にとっていつも答えづらい質問。
だって聞いてくる人は好きに決まってる。

「あんまり上手じゃありません。お好きなんですよね?」
「ハンデは今は7。よくやるんですがスコアが悪いと気分悪くなるから最近は回数減らしてます。」
「どのぐらいやられるんですか?」
「昔は週4回くらい。今は月4回かな。」

はぁ?週4!?

そして彼は語りだした。
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彼はシカゴ商品取引所でTrading floorに立っていた。
個人の立場でコーンや大豆先物取引していたという。
2000人が大声を張り上げて売買していたんだと。
彼はScreamingという表現を使った。
迫力が伝わってくる。

儲かったなあ。
そのうち債券にも進出し稼ぎまくったという。

朝、取引所に行き、数時間でめちゃ儲ける。
するとその日の商売はもうおしまいにして仲間たちとゴルフに出かける。
それが週4回。
すごい世界。

「デカプリオの映画の世界ですね?」
「半分あたってるね」

ウォールストリートじゃなくてウルフ・オブ・マーカンタイルになるね。
ここで気づく
シカゴ・ブルズのブルはブルマーケットのブルか?
そうなるとシカゴ・ベアズ応援するひとに気が知れない。

ブル=上げ相場
ベア=下げ相場 

彼は儲かるとのめり込んで行き米国債だけでなくドイツ債の取引するようになったといいます。

「そうなるともう遊ぶ暇ないね、一日20時間はトレードしてた
でも子供ができてやめたんだ。もっと別のことに時間を使わなきゃって思ってね。」

「でもそんな生活でよく結婚相手が見つかったね?」
「あはは、ゴルフ場で見つけたんだよ!」
そりゃあいい。

こんなトレーダーと話ができるのもめったにないので
株の儲け方の秘訣をきいてみた。

すると彼は株はやらないとの答え。
「一日8時間ウォッチできるならやるけど、それができない今はやらない。
スペキュレーションが多すぎるんだ。その波が見えないと勝てないよ。
勝てるのはプロだけ。」

どおりで私は勝てないわけだ。

以上






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by zhuangyuan | 2014-11-03 08:48 | 時事 | Comments(0)
2014年 10月 08日

西村京太郎が描く アイヌ、沖縄と出雲を結ぶ線

西村京太郎記念館で先生のお話を聴ける機会がありました。
著作540冊以上、累計発行部数2億冊以上。
超人です。
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十津川警部トラベルミステリーで有名ですが昔は社会派ミステリーも書いていたことを知りました。
この機会を前にいくつか社会派も読んでみました。

「殺人者はオーロラを見た」(1973)
「汚染海域」(1971)

前者はマイノリティ問題、後者は公害問題を扱ってます。

「オーロラ」のほうは題名からは想像できませんがアイヌ問題を扱っています。70年代初めにどの程度のリアリティがあったのか?アイヌの青年がアイヌモシリの復活を目論み、和人から北海道を取り返そうとする。事件を追いかけるものアイヌの血をひく大学教授。

舞台は北海道から沖縄、アジアまで、時代は縄文、古代から現代まで、地球規模の気象現象まで盛り込んだスケールの大きな作品です。アイドル歌手や経営者、政治家までを巻き込んで読者サービスもOK。

私はこういうの大好き。

アイヌは日本列島の先住民だった!?
北海道のみならず沖縄まで。
その痕跡がいまでも地名に残ってるって。

東京にだってありますよ。

日暮里=ヌップリ(山の意味)
五反田=コタン(集落)
信濃町=シ ナイ ノ(大きい谷と水のある土地)

出雲は大和朝廷との戦いに破れたといわれてますが
この出雲族もアイヌだったんじゃないかと。

大国主命(オオクニヌシノミコト)はアイヌの神オオキリムイ、
アイヌ語にはオオクンネヌウシなんて言葉もあるんだって。

島根はシユマネ(岩のあるところ)
出雲はエツモイ(岬のかげの静かな海)

もうこれは間違いない。
そこにも住んでたんです。

いま、その出雲に皇族が嫁ぐ。

じゃあなんでアイヌは出雲や沖縄までわたったの?
それは氷河期があったから。
ツンドラ状態で獲物を求めて南下したって。

でもそんな昔じゃないよ。
日本書紀にもオーロラがでたって記載があるらしい。
でもって題名は「殺人者はオーロラを見た」とつながるわけです。

ミステリーですから
たくさん殺人もおこるし
アリバイトリックだって奇想天外。

若き日の西村京太郎。
熱がこもってます。
もうこれは読むしかないよね。

以上
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by zhuangyuan | 2014-10-08 21:17 | 文化、歴史 | Comments(0)
2014年 09月 23日

トルコ商人に学ぶ 大げさな売り口上

イスタンブールの街でカレー屋を探していると声をかけられた。

「どこいくの?』
「カレー屋」
「まだ店やってないからうちの店寄ってかない?」

と流暢な日本語のデカい兄ちゃん。
トルコ絨毯屋だという。

時間あったのでついていく。
トルコ絨毯屋の商売上手は有名なので一度体験してみたかった。

「お兄さん、イタリア人みたいね?」
「は?」
「声かけられても怖がらないし、面白いこというし、スタイルいいしね。」

とあげあげ攻撃。

店につくと、さらに日本語のうまいお兄さんが説明に。
日本留学経験ありという。
「買わなくていいから見ていってください。」

一枚の小さなラグが広げられる。

「うちの商品はすべて手作り。女性が一人で編み上げます。」
「トルコ絨毯はペルシャと違ってダブルノットだから手間がかかります。」
「一枚一枚模様が違います。」
「すべての紋様に意味があるんです。これはカソリックとイスラムの融合を表します。」
「中央アジアの遊牧民が各地で独自の織り方を伝えました。」
「染料もすべて自然の植物で、この赤はザクロ、黄色はサフラン・・・、虫が嫌うにおいがあるので、100年たっても虫食いなし。」
「光の加減や向きで色が変わります。」

聞いてる分にはめちゃ楽しい。
ちょっと欲しくなっちゃってる。
こわいこわい。

「もっとみてください。」
と次々、べつの兄ちゃんが持ってくる。
いつのまにか3、4人が待機。

広いスペースに私一人のために
どんどん絨毯が敷き詰められていく。

「説明ありがとう。でも買う気はないからもういいよ。」
「買わなくていいんです。でももっと知ってください。いつか欲しくなったらそのときでいいです。」

「これは100年前のもの、こっちは200年前、これは日本だと100万円、こっちは200万円。」

私の周りの床は絨毯だらけに。

「買わなくていいから好きなの教えてください」

いよいよ佳境に入ってきました。

「これかな?」と一枚をさす。

「去年、高島屋で催事をやったんですけど、そこでは42万円で出しました。今日は特別16万円でいいですよ。」

「そんなの買えないよ」
「カードでもいいですよ。」
「買わない」
「こっちは8万円。どう?」
「高い。」
「高くないですよ。一人が8ヶ月かけて作るんですよ。一日1000円でもいくらになりますか?」
「買いません」
「いくらなら買いますか?売らないけど一応言ってみて」

きりがないので引き上げました。
「楽しかったよ、ありがとう。」

聞きしに勝るトルコ絨毯商人。
100年200年の時を超え、草原を走り回り、科学まで語る。
もちろん商売っけはたっぷりです。
物語が価値を増幅させちゃいます。
お金持ちはぜひ経験したらよいとおもいます。
気の弱い方はお勧めしませんよ。

絨毯屋をあとにして、カレーをたべて、
エジプシャンマーケットでお土産を物色。

ここでもいましたよ大げさなトルコ商人が。
スパイスを砕くグラインダーを買いたかったのですが
お土産用と実用っぽいのの値段がぜんぜん違う。
いい値で3倍違います。

なにがそんなに違うのよ?

「これはトルコのブランドです。クオリティが全く違うよ。50年使えるよ。」
「50年、あり得ない!なんでわかる!」
「ママが今でも使ってるからね。」

なるほど。納得。
100年だったり、50年だったり、大げさだね。

結局7個購入。
もちろん価格はハードネゴ。
一種のゲームですね。

以上
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by zhuangyuan | 2014-09-23 19:57 | 文化、歴史 | Comments(4)
2014年 08月 30日

ソフトイスラムはいい感じ

インスタンブール アタチュルク空港から市内へはタクシー。


「⚪︎⚪︎ホテルは知ってます?」
「OK」

乗り込むとジローラモに似たデカイ兄ちゃんは笑顔で言います。
日焼けした肌に白いシャツ。胸にボタンは開けてます。

「$#%^* ホテル?」

のっけからトルコ語。

Can you speak English?と聞くと

No English! と、きっぱり。

どうやらホテルの詳細を見せろと言っています。

英語の案内を見て諦め、ホテルに電話してくれと、スマートフォンを差し出します。

わたしがプッシュし彼が電話に出てホテルの場所を聞く。

OK。

「シガレット?」と赤のマルボロを差し出す。
「ノー」
「吸えよ兄ちゃん」と言った感じでもう一回。
「サンキュー。灰皿は?」
「ないよ。外に捨てな。」
身振り手振りで。
「ホントに捨てていいの?」
「ノーマル」

後で聞くと、トルコは公共の場では禁煙だといいます。
もちろんタクシーも。
見つかったら罰金だって。

でもイスラムで酒が少ないので
代わりにタバコ人口が多いとか。
街でイスラムのカッコした女性が座りタバコしてるなんて
ソフトイスラムっぽくて良い。

人口の95%以上がムスリムといいますが
かなりライトに見える。
別の機会にカッコいいムスリムお兄ちゃんに聞いてみた。

モスク行ってる?
めったに行かない。

お酒飲む?
飲むよ?

ラマダンの時は?
少なめにね。

断食するの?
ラマダンは1ヶ月だから長すぎ。断食デーを決めてやるよ。

こんな感じがいいよね。
現世も楽しまないと。


タクシーの中のカタコト会話は続きます。

「コリア?」
「ノー、ジャパン」
「グー!」

最近海外でこの会話が多い。
それだけ韓国人ビジネスマンが進出してるってこと。
ジャパンはグーなんだけど、最近元気ないよね。
頑張んないといけません。

市場で客引き兄ちゃんからはチノ?って聞かれることが多い。
昔は「社長さん?」とか声かけたんじゃないの?



ホテルに近づくとジローラモはまた聞いてきます。
何ていうホテルだっけ?
なんだよ覚えてねえのかよ。

そして何度か止まり、道行く人に尋ねます。
「⚪︎⚪︎ホテルってどこ?」

やっとたどり着きました。

適当なあんちゃんだけど、笑顔は最高。
運転はうまい。
ぶっ飛ばしてホテルまで届けてくれました。

最後は握手でお別れ。

Google翻訳アプリで今度はトルコ語会話してみようかな。

以上
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by Zhuangyuan | 2014-08-30 12:40 | 文化、歴史 | Comments(0)
2014年 08月 28日

文化を訳すのって難しい

イスタンブールへ向かう飛行機で隣り合わせになったのはアメリカの青年でした。

Can you speak English?
Yes, I can.

彼はバーレーンでコーストガードに勤務してるとのこと。
wikiによると南部の25%は米軍基地だという。

バーレーンはイスラムですがお酒は許されており、週末になるとサウジあたりから金持ちが酒目当てに来るそうです。

「オレはイスラム嫌いだよ。あいつら荒っぽいしね。いつも威張ってる。俺のHONDAは買ったその日にぶつけられて、逃げられた。イスラム教もやだよ。あいつら俺の生活も強制する。ラマダンの時は、外で昼間食べられないし、短パン、半袖もダメなんだ。」

いつも海上でテロリストを見張り、イランなんかのボートと追っかけこっこしてるらしいので、好きになれないよね。

「日本はいいね。礼儀正しいし。女の子もかわいいよ。美人の確率はアメリカより高いんじゃないの? こないだのあの子は部屋に連れってくれたしね。」
草の根国際交流。

日本での休暇は楽しんだ様子。

日本では不思議なことがいくつかあったようで質問してきます。

「バーで仲良くなった友達に、自分が払おうとすると皆んな断るんだよ。これって日本じゃ普通なの?なんで?」

「それは遠慮してるんですよ。」

と言おうとしたら
英語が思いつかない。
というか、
ないよねこういう表現。

苦し紛れにこう説明しました。

「あなたに払わせると、あなたに悪いと思うし、申し訳ない気分になる。
これは日本人の間でも同じ。まず初めは断るんです。でも2回3回言うとOKになるよ。」

難しいよね、日本の風習。

そういえば、昼飯奢るって表現も変だよね。
英語に直訳したらわけわからないだろうな。

「アメリカのバーだと席にあるベルを鳴らすには店の客全員にご馳走するよって合図なんだよ。」
太っ腹システム。


「あとさあ、ナイトクラブに入ろうとすると、どこでもメンバーズオンリーって断られるんだよね。そんなに会員制って多いの?」

「店に英語しゃべれる人がいないから断ってるだけだと思うよ。」
「やっぱりそうか!」

フレンドリーのようで、あと一歩踏み込めない不思議の国、ニッポン。
以上
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by zhuangyuan | 2014-08-28 11:13 | 言葉 | Comments(0)
2014年 08月 09日

オランウータンをこっそりペットにする奴ら

先日、ボルネオ旅行に行きました。
目的の一つがオランウータンを観ること。

サンダカンに到着して、まず立ち寄ったのがセピロク・オラウータン・リハビリテーションセンター。
群れや親とはぐれてしまったオランウータンをリハビリし、森に返して上げるための施設です。
オランウータンは絶滅危惧種ですので少しでも個体を守らなくてはいけません。

プランテーションによる森林伐採で住むところを失い個体数が激減しています。
オランウータンは森を動きまわり、餌をとり、他の群れと交配し子孫を増やしてきました。
それが伐採によって分断され孤立し数を減らしてきました。

でも親とはぐれちゃうってのはどういう状況なんでしょうか?

現地にいらした動物博士に聞いていみました。

「密猟ですね。」
「密猟っておっしゃいますが密猟してどうするんですか?動物園に売るんですか?」
「動物園には売れません。絶滅危惧種ですから厳しく管理されています。個人がペットとして買うんです。
台湾なんかが多いんですよ。お金持ちには色んな趣味の人がいます。」
「???!!」
ペットとして飼われているのは見つけ出して、助け出し
セピロクで野生に返すこともあるといいます。

まさかペットとは!
オランウータン飼うってすごいな。
まあよく考えたらマイケル・ジャクソンもチンパンジー飼ってたな。

Performing orangutans have always been extremely popular in South East Asia, and the similarities between infant orangutans and human babies have always made them popular household pets. In the 1980’s and 1990’s, the illegal trade was focused mainly in the affluent country of Taiwan, where demand for orangutan pets was high, and to where an estimated 1,000 orangutans were illegally imported between 1985 and 1990 (WWF)
The Illegal Trade in Orangutans
東南アジアではパフォーマンスするオランウータンがメチャ人気があります。
オランウータンと人間の赤ちゃんがそっくりなので家でペットとして飼われます。
80年代、90年代にはリッチな国、台湾での違法取引が注目されました。台湾ではオランウータンの需要が多く
1985−1990までで1000匹が違法に輸入されました。

台湾の金持ちの間ではオランウータンがステータスシンボルだそうです。

台湾的宠物市场约计走私进口了近千只的红毛猩猩婴儿。不过,因为在自然状况下,新生的红毛猩猩会随时紧紧地抱在母亲胸前,(中略)就必须先除去它的母亲和另外2到3只共同活动的成年或半成年的红毛猩猩。另外,因为这是犯法的走私行为,这些动物往往都被成堆地塞在很小的盒子中,在长时间缺食、缺水和四肢缺乏伸展空间的情形下,3/4左右的个体在运送途中就因为饥饿、脱水或相互攻击、撕咬而死亡,真正到达台湾宠物爱好者手中的个体可能还不到200只。
宰杀保育类野生动物
台湾ペット市場で千匹近くのオランウータンの赤ちゃんを密輸した。しかし、自然の中ではオランウータンの新生児は母親の胸に抱かれれています。(中略)よって母親や一緒の群れの2,3匹の大人を取り除く。密輸は違法あので動物たちは小さな箱に閉じ込められ、長い間食事も水もなく、手足をのばす空間もなく、輸送途中で3/4が飢餓や脱水、お互いお争いで死亡する、実際台湾のペット愛好家に届くのは200匹にも満たない。
とんでもねえ話です。

さらにいろいろ見てみると更にとんでもないことがたくさん。
密猟者は殺した母親の頭蓋骨を土産物屋で売るそうです。
いまだに食用でオランウータンをハンティングケースもあるそうです。

ただでさえプランテーションで彼らの生活を破壊しちゃってるんだからやめようぜこういうの。

以上




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by zhuangyuan | 2014-08-09 22:13 | 時事 | Comments(0)
2014年 08月 03日

マレーシアで何語でしゃべる?

マレーシア人の小説家Tash Awさんは英語で小説を書いています。
なぜ英語で書くのか?
マレー語で書くと政治性を帯びてしまうと。

シンポジウムで聞いたこの言葉の意味がいまいち飲み込めませんでした。
マレーシアに行ってみてやっとこの意味がわかったような気がします。

クアラルンプールでは様々な人種が行きかい、様々な言葉が話されてます。
英語、各種中国語も多く話され、インド系も多いのですが公用語はバハサマレーシアのみ。
国民統合の術としてマレー語があります。マレーシアの言語政策
マレーシアから独立したシンガポールがマレー語、華語=普通語、英語、タミル語をともに公用語としているのと対照的です。

クアラルンプールを案内していただいたご夫婦は華人系。
2人の会話を聴いていると中国語に英語が混じってる。マレー語は一切なし。
家庭では何語で?と尋ねてみた。

旦那さんの母語は福建語、奥さんは客家語。
それじゃお互い通じないので主に広東語を使ってるといいます。
二人とも学校はイングリッシュスクールを出たとのことで英語も良く使うと。
マレーシアはいまでも英連邦に属しており英国の影響はつよいです。
もちろんマレー語も学校の授業では使うわけで喋れるのですが
習った言葉って感じで母語という感覚はないのでしょう。

なんでマンダリンじゃなくて広東語なの?と聞くとさらに興味深いお話。
クアラルンプールでは広東語を話す華人人口が多いからだそうです。でもマレーシア全土で広東語というわけではないと。ジョホールバルではマンダリン、ペナンでは福建語がメジャーだと。ジョホールバルはシンガポールの影響で北京語が多く、ペナンは福建華僑が多いといいます。

今回の旅は家族で行きましたが、息子はガイドブックに載っているマレー語を使いたがります。
テレマカシ(ありがとう)、スラマットパギ(おはよう)なんて。

華人のご夫婦にも「テレマカシ」とお礼を言い、お二人も「サマサマ」(どういたしまして)と返してくれるのですが、それは母語としてではない言葉としてなんでしょう。

マレーシアへ行くまでのイメージは経済発展は遂げたものの個性のないのっぺりした国家というもの。
イスラムでまとまり、マレー人優遇で、法律も厳しいと。

でもわずか数日いただけでイメージ一新。
人種のごった煮で活力が溢れてる。
マレー人、華人、インド人に加え、インドネシアやバングラデシュからも出稼ぎが集まり、
観光では中国、韓国人がわんさか。

それに加え中東のアラブ人も沢山訪れるそうです。
目当ては観光と買い物。
同じイスラムとしてハラルフードが食べられる安心感。
お祈り場所だってありますよ。

もちろん日本人だってたくさん。
定年後の第二の人生をマレーシアでなんてお方もかなりいると。
案内してくれたご夫婦のお友達も二人コンドミニアム買って暮らしてると。
英語もほぼどこでも使えるから安心です。
まだまだいけるねマレーシア。

ちなみにマレーシア航空の機内エンターテイメントは国際色ゆたか。
選べる言語はこんなにも
マレー語。英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、アラブ語、ヒンディー語、タミル語、マンダリン、広東語、タガログ語、日本語、韓国語

圧巻です。


以上




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by zhuangyuan | 2014-08-03 13:28 | 言葉 | Comments(4)
2014年 07月 14日

世界はブラジルに凝縮される

ワールドカップブラジル2014は南米大陸の新参者、ドイツの優勝で幕を閉じました。

開催地ブラジルについて
読書ブログに書きました。

汗牛充棟 読書ブログ(引っ越しました)
世界はブラジルに凝縮される
↑クリックしてね。

以上

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by zhuangyuan | 2014-07-14 07:32 | 文化、歴史 | Comments(0)
2014年 07月 12日

アメリカの大地をまっしぐらに

先月ロスの郊外でBBQに招かれました。
最近、丘の上に建つ邸宅を購入したという。

「まさにアメリカンドリームですね。」
「いやあ状元さん、メンテもけっこうたいへんですよ。買って半年で家の中でサソリを7匹捕まえましたからね。」

サソリとは!さすがアメリカ!
「この辺は野生動物たくさんいますよ。鷲なんかも飛んでるし、ポッサム多いし、マウンテンライオンもいますよ。」
なんかわくわくしちゃいます。

邸宅のテラスからは海が見えます。
となったら海までいかないと。
で、時間もらって海まで散歩に。
「日差しが強いから水を持ってってくださいね」なんて。

さすが自動車大国、歩道なんてない。
ちかくに見えた海がけっこう遠い。
一本間違えると軌道修正がたいへん。
あせびっしょり。

サボテンのある丘からは住宅が見渡せます。
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海ははてしなく広い。
歩道には「ガラガラヘビに注意!」
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Give them Distance and Respect.
リスペクトってのがいいなあ。

ウサギちゃんもぴょこぴょこ。
ヘビに気をつけてね。

帰りはずっと上り坂です。下りしか考えてなかった。
車ないと住めないな。

BBQには邸宅の主のお兄さん夫婦もいっしょでした。
お兄さんはアメリカ歴40年。
アメリカン・ドリームを夢見て渡ってきたんだろうなあ。
弟さんの邸宅に来て大画面で日本のヤクザ映画観るのが趣味なんですって。

2番目の奥様は60を過ぎてから初めてのアメリカを楽しんでいるという。
「状元さん 時間あるんでしょ? ここの夜景はホントに最高なのよ。」

夕刻になり邸宅を後にし
お兄さまの80年代製だというホンダシビッククーペに乗り込む。

ブィーーーーン。

硬いシートに乗り込むといきなりぶっ飛ばします。
辺りは街灯もない山道で真っ暗け。

ウィンドウはしっかり閉まらずに、風はスースー。

助手席に座る私は遠慮がちにいう。
「安全運転でおねがいします。」

「何言ってんだよ! 俺は毎日ここ走ってんだよ!心配すんな!
おっと危ない!」
前から対向車あり。
心配です。

「もう、あなた子供なんだから、お客さんが怖がってるんだからゆっくり走ってよぉ」
と奥様が助け船。

でも結局スピード大好きのお兄さまは目的地までぶっ飛ばしつづけました。
なんでもモトクロスサイクルで山道を駆けるのが大好きで
先日下り坂で大転倒して頭切っちゃうほどなんですって。

到着したところは
真っ暗な丘の上。
軍事用レーダーがおいてあるという。
辺りには人影なし。
車もなし。

丘から街を見渡すと
平地には街の明かりが広がっています。
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なんだか不思議な気分。
宇宙人が地球になってきて初めて人里を見つけたときはこんな感じかな。
少しけむり加減なのも幻想的でよい。

ホテルへの帰り道も当然ぶっ飛ばしました。
途中、道に動物が倒れており、急ハンドルでさっと避ける。

「ん? 臭いな。今のはスカンクだよ。轢かれたんだね。」

すごいなカルフォルニア。
想像を超えてる。

御年70すぎのお兄さまはホテルまで送ってくれると
さっそうと走り去って行きました。

アメリカで40年。
こうしてまっしぐらに走り続けてきたに違いない。
かっこいい。

以上






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by zhuangyuan | 2014-07-12 10:58 | 文化、歴史 | Comments(0)