中華 状元への道

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2017年 10月 08日

はじめてのおつかい 英語スピーチの巻

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先日英語でスピーチする機会を得た。
頼まれたら即イエスがモットーなので自らの実力は省みずに受けることにした。しかしオファーしてくれた人も無謀だよな、私の英語聴いたことないくせに。

将来TEDでしゃべるときのために今回のプレゼンを振り返っておこうと思う。

会場と聴衆を知れ

TEDスピーチの本(Talk like TED)によると会場と聴衆を知ることが大事。会場はタイ、バンコクのホテルなので下見はできない。では聴衆を知ろう。主催者に問い合わせる。

聴衆は300人以上、出身国27カ国、60%が同業の鉄鋼メーカー、30%がトレーダー、残りはアナリスト、ジャーナリスト。

国数は多いのだが7割近くがインド亜大陸出身。つまりインド、パキスタン、バングラデシュ、スリランカ。主催会社がインドの業界メディアであることが影響している。とは言え外国で開催するカンファレンスにこれだけの人を呼び込むのはかなりの集客力を持っていると言える。インドの鉄鋼業については私自身あまり詳しくないが業界においては人口増加に伴う将来の爆発的需要増加に期待が大きい。これから人口ボーナス期を迎えるので約束された未来なのだ。

専門的な事はともかくプレゼンの事から言うとまずは聴衆に私の英語が理解されるされるかどうかが問題だ。なぜなら聴衆もネイティヴスピーカーではない。インドでは英語は公用語ではあるとは言えインド人の話す英語はかなり癖がありヒンドリッシュと揶揄される。

ゆっくり、はっきり

ともかくゆっくり、はっきり話そう。学生のころシドニーにワーキングホリデーにいった際、速く話すことがうまいことだと思っていた私語学学校の先生が言った。

"Speak slowly and clearly"

この言葉は当時カッコつけたい呪縛を解いてくれた。ゆっくりでいいんだと。

今年参加したNHKプレゼン講座でも強調されていた。とにかくゆっくりはっきりと。「はっきり」これけっこう難しい。まず声をしっかり出す。声を出すには呼気が大事。腹から息を強く出しながら話す。そして口をしっかり開けて。発音は口のカタチが大事。当たり前だけど忘れられがち。
わかりやすいプレゼンはしゃべりの抑揚にかかっているとも。強調したいポイントではタメをつくり高めの音で話す。

ロジカルがキー

上記講座で指導されたのは話し方だけではない。スライドの論理構成が、理解しやすいプレゼンの肝であると。以前作った日本語のプレゼン資料はインパクトをねらうばかりに論理が飛躍することや、故意に順番を変えていた。プレゼンは主張を伝えることが目的であり、テレビCMではないのだから過度なインパクトいらない。論理の順番にそってスライドをくみたてよと。これはストンと腑に落ちた。この教えは言語を超えて適用できる。わかりやすい外国語は論理構成がしっかりしている。全部聴き取れなくとも類推で理解できる。今回の英語プレゼンで最大に気を使ったのはこの点だろう。日本で同僚を集めてリハーサルした時には普段英語を使わない後輩にわかりやすい英語であったと評価された。論理展開順にしたことが功を奏したと考えている。

文字は少なめ

そしてスライドは文字を少なめにしてしゃべりを中心にせよと。文字情報が多すぎると聴衆は読むことに集中して話しが耳に入らなくなる。

練習せよ

常に言われることだが本番のように練習することが大事。ただこれはできなかった。リハーサルはしたがPCを前に着席し、抑揚は入れたものの聴衆は見ずに行ったのみ。本番は吹っ切れるがリハーサルは照れが入る。

さて本番である。
まず会場の大きさに驚いた。
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ステージにはスピーカー待機ように大きなソファーがいくつかあり、スライド写す大モニターが左右に1つづつ、中央上部にプレゼンターを映す丸いモニターがある。スピーチはPC及びマイク付きの演台で行う。演台に立つとモニターには顔しか映らない。会場へいたる通路には各社の宣伝用ブースが並び、その部屋にも大モニターが設置されている。

会期は二日間で私の出番は2日目の昼ごろ。初日は登壇者の観察。参考になるところはないかと。

皆さん文字が多すぎる。
確かに文字が気になって耳がおろそかになってしまう。

パッション

しゃべりを中心にプレゼンしたのは米国人だった。演台のマイクは使わずハンドマイクを握り、ステージの前まで踏み出し身振り手振りで熱弁をふるった。TED本にはPassionの重要性が繰り返されている。ポインターは使わず大スクリーンまで近づいていって指差した。うーんこれだ。躍動感がある。場を支配している。これをマネてみよう。

Q&A

プレゼンが終わると数人が壇上に座り、会場の聴衆とパネルディスカッションがある。これは緊張する。想定しない質問があるか?インドリッシュが聞き取れるか?案の定会場のから質問は聴き取れない。マイクの具合もあるのか?しかも質問が長い。聞きたいというよりしゃべりたいといった風。たださすがはネイティヴのプレゼンター。しっかり聴き取って回答していました。

さあマイターンだ。

ファシリテーターに呼ばれ壇上に上がる。ソファーに座り、前のスピーカーにプレゼンを聴く。気もそぞろ。ファシリテーターが私の紹介をしたのち立ち上がり演台へ。ハンドマイクも持った。PCの前には立たずに会場から全身が見える位置に立つ。ただPC画面もたまにみるのであまり離れずに。これが問題。会場右手から見ると演台のかげにかくれる位置となってしまった。
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右手はページ送り用のリモコン兼ポインター。左手にマイク。ただしポインターは大スクリーンには使えなかった。ページ送りもリモコンを見過ぎた。

あとはあっという間に終わってしまった。Passionが込められたかというとそこはイマイチ。内容はしっかり伝わったと思う。聴衆のうなずきが心強かった。終わりのサンキューが早口になってしまった。

さてパネルディスカッション。
プレゼンが終わったらノドがカラカラになり緊張がはじまった。いきなりファシリテーターから私に振られた。これは想定外。でも彼はアメリカ人なので聴き取れた。会場から私への質問は1つ。想定どおり長い。質問のポイントはどこなのだ?となりのインド人スピーカーに耳打ちして聞いてみた。彼、何が聞きたいの?シンプルに要約してくれたので乗り切れた。

壇上で記念品をもらい写真をとってステージを下りた。丸テーブルにもどると主催会社の社長が来てくれた。いいプレゼンだったよ。英語がとてもうまいね。どこで身につけたんだい?お世辞とはいえうれしいほめ言葉。後日Good command on English に対して聴衆が感心していたとフィードバックもらいました。

レビュー

後日動画を手に入れてレビュー。

妻に言われた。日本語よりしっかり声が出ているね。(家庭内比)ふだん低音でボソボソ話すので聴き取れないが、このプレゼンは高音でよいと。まあ見せたビデオは10秒くらいしかみてくれませんが。

高音低音という点からみるともっと低い声で喋った方が英語話者っぽかったかもしれない。以前読んだ英語発音の本には、別人格になるくらい低い声を出せと書いてあったのを妻に言われて思い出した。

中2息子にも指導された。彼はYoutube世代なのでTEDスピーチよくみてる。

「パパ、モニターを見過ぎだよ。覚えなきゃ」

「それにね、いきなり本題に入っちゃダメ。自分の昔のエピソードとかを最初に話すんだよ。それにねステージを歩きながらしゃべるといいよ」

将来TEDスピーチやるときまでに練習しとくよ。

ちょっとくやしいので息子に主催者の反応メールを見せた。

It gives me immense pleasure to share with you that not only your presentation was highly appreciated by the delegates but was also rated as one of the most informative presentation at the conference.

「レイティングトップだぞ」

「ぜんぜん意味わかんねえし」

以上





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by zhuangyuan | 2017-10-08 17:42 | 学習 | Comments(0)
2017年 07月 15日

チャイナタウンの隠された秘密地下トンネル

米墨西海岸国境の町Tijuana から国境沿いに西へ向かった。荒涼とした岩場を、照りつける日差し下、二時間以上かけて通り抜け目的地Mexicaliにつく。 何もないところをワンウェイの山道が曲がりくねって続くのだが、かつてここは対抗車線もあったそうだ。あまりにも事故が多いためもう1本道路を通したと言う。圧倒的な不毛の地に人間の営みの小ささを思うとともにそこに道を通す意志の偉大さを感じる。
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太陽がきつすぎて人影もまばらな町を通りつつメキシコ人の彼が言う。

「ここMexicaliの名物料理はなんだと思う?」

メキシコ各地には地のものを活かした地元料理があると言うがメヒカリではそれが中華料理だと。

国境の町メヒカリには中国人移民がたくさんいて
その子孫たちが営むチャイナレストランが町に200軒以上あるそうだ。

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華僑が住む世界中の町で人口に対する比率で言うとサンフランシスコに次ぐ大きさだという。

今でこそアメリカとの貿易が多くマキナドーラ(保税加工区)が軒を連ねるこの町も、かつては何もない枯れた土地であったことが周囲の土地の諸相から推測される。そもそもなぜ中国人たちはここに住み着いたのか?こんなにも太陽が照りつける土地に。私が過ごした時は日中華氏107度。(42℃)暑い暑いと嘆いていたら3週間前は51℃だったとお客さんが教えてくれた。

19世紀カルフォルニアに鉄道を引いた時、大量の中国人が人苦として雇われたが、敷設後にはお払い箱となった。そこでその労働力を荒れ地開拓に利用しようとした会社があった。コロラドリバーカンパニーが中国人労働者に利益の5割を配分する条件で綿花を作らせた。その労働者が住み着いたのがメヒカリだという。1930年には労働者3万人に上ったという。

https://sandiegofreepress.org/2015/04/the-chinese-in-mexicali/

一緒に夕食した地元の方曰く、今ここに住む中国人のパスポートは19世紀に発行されたものそのものだという。そのものと言っても理解できないでしょう。1900年代初頭に来た初代が亡くなるとパスポートを息子に譲る。息子は写真を張り替えて使う。そして三代目もしかり。生年月日は例えば1870年と記載があったとしても漢字なので係官は気づかない。遠くから来た中国人のミステリアスなイメージがこんな都市伝説を生み出すのでしょう。バクチ好きの中国人はカジノが禁止されていた時も地下に賭場を作り楽しんでいたと言う。またアメリカとの間に長い壁ができた後は国境向こうまでトンネルを掘り自由に行き来していたと言う。ホントかウソか今も中国人の作ったトンネルツアーが観光プログラムに取り上げられているそうだ。

こんな記述を見つけました。
https://america.cgtn.com/2016/06/08/a-guide-to-the-largest-chinatown-in-mexico-la-chinesca

Less than a century ago, La Chinesca, Mexicali’s Chinatown was made up of a series of underground tunnels and basements under Chinese storefront shops. The Chinese built these underground tunnels to escape Mexicali’s oppressive heat and also to hide from Mexico’s immigration authorities. Historians say because of Mexicali’s proximity to the border, bootleggers also used the tunnels to smuggle alcohol to the U.S. during prohibition. Now, tours are given to commemorate this lost community.


100年足らず前にメヒカリのチャイナタウンは中華風の店の下にあるトンネルと地下室で作られていた。中国人達はメヒカリの強い日差しを避けるため、または移民管理局から逃れるためにトンネルを作った。歴史家が言うにはメヒカリはアメリカ国境に近いため、禁酒法時代に密造酒業者たちもまたトンネルを利用しアメリカにアルコールを密輸した。今ではこの失われたコミュニティーを懐かしむツアーがある。

その土地にその土地の秘密がある。

今もなお発見されていないトンネルがあるんでしょうね。誰が使っているかは問わないことにしよう。

以上



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by zhuangyuan | 2017-07-15 09:02 | 文化、歴史 | Comments(0)
2017年 07月 12日

ロスのオタクはアクティブガイ

Uberは2分でやって来た。

ブルーのTシャツ、赤い短パン、黒髪にレイバンのサングラス。日焼けした肌は笑顔がよく似合う。

プリウスに乗り込むなりドライバーがいう。

"Are you from Japan? Your name sounds like Japanese."

私がうなづくと今度は日本語で続けた。

「ワタシハ オタク デス」

聞き取りにくかったので確かめてみた。

"Do you know what you mean?"
"Yes, I do. I'm a nerd!
I like Japanese animation and games."
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日本大好きのオタクだという彼はつい先日、日本に旅行したらしく、池袋でフクロウカフェに行ったという。

Owl cafeってのはじめはなんのことやらわからりませんでしたが何度か聞き返してやっと理解。

それでもわからない人に一応説明しておきますと、カフェに行くとたくさんフクロウがいる。猫カフェのフクロウ版。

「それじゃあメイドカフェも行ったんだろ?」
Yes, once.
やっぱりオタクならこっちに来ないとね。

日本のアニメソングのコンサートなんかもロスで行くことあるらしい。私のためにカーステレオで日本の歌手をかけてくれた。

LiSA
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すいません。しりません。

彼はお気に入りの漫画もいくつか紹介してくれた。デスノート、鋼の錬金術師 etc.
全部読んだことがありません。

かつてはアメリカで日本人歌手って言ったらスキヤキソングくらいしかなかったのに今ではロスの若者がこっちの知らない日本の世界をディープに知ってる。

"I also have to study Japanese culture."

と言ったのはいいがこれはもはや「日本の」という形容詞をつけてよいのかわからない。ただ世界に漂う無数のコンテンツの中でニッポンというタグがついているだけなんじゃないのか?風土だとか歴史なんかに根ざした共有の背景から出て来たものでなく、私自身はまったくシンパシーを感じない世界です。クールジャパンだか、ようこそニッポンだか知りませんが単純に日本文化としてくくりきれない世界が広がってる。黒人ヒップホップをラストベルトのカントリーおじさんが理解しないのと同じかな?

フラットな世界では細分化が進んでる。

日本の好きなアニメをネットで見て、アニソンをiTunesでダウンロードする。ネットさえつながればいくらでもコンテンツにアクセスできる。そこにはマスで測られたヒットチャートもランキングもない。細かい領域の中での口コミ評価がものをいう。その中のスターは他の世界では知られない。ロスでライブやるアーティストを日本人の私はまったく知らないない。

でも彼は2次元にとどまらずリアルの世界へも出てゆくから面白い。お金貯めたら日本に行ってみる。泊まったのはAirBnBだって。日本の学生がシェアハウスして外国人観光客を泊めているらしい。

片言の英語と日本語で話をして一緒に飲みに行ってラーメン食べる。「ラーメンがハングオーバーに効くってのは知らなかったよ!」それ以来、ロスでも飲んだ後にはカップラーメン食べるって。

彼は言ってた。アメリカ人は内向きでダメだと。外に出ないからアメリカだけが世界だと思ってる。トランプの支持者のこちです。

彼、今度は日本で英語の教師をしたいって。そのために英語教育を学んでる。学業の合間にUberでアルバイト。好きな時に稼げるから学生にあってると。なんかいいよねこういうイマドキ生活。

彼は以前も英語の教師をしたことがあると言う。なんとその仕事場はラオスのビエンチャン。
プエルトリリカンとフィリピーナの間に生まれた彼はクリスチャンの宣教師としてラオスに行った。共産党政権下で大っぴらには布教できずに教会がないので家の中で布教したと言う。英語教師の仕事は時給15ドル。ラオスでは大金です。

今度はちゃんと英語教師の資格を取って日本に向かいたいそうです。

フラットな世界では意思があれば低コストでいろんなことが実現できる。日本でオタクネタ発信するんだろうな。

あっという間に空港に着いた。

出発フロアが混んでたので到着フロアに車を回してくれた。Uberは時間によっては到着フロアへは入れない。到着客待ちもダメ。既得権を守るべくタクシー業界が妨害してるそうです。フラット化を企み、職を奪うエネミーを。アメリカにもあるのねこういう古い体質。でも新しいものが凌駕してゆくんでしょう。新しい勢力はもっと気楽に楽しんで機能を提供してるだけ。

これから行先はメキシコ。
フラットなボーダレス時代にリアルな壁を作ると言ってるその向こう側へ。

以上


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by zhuangyuan | 2017-07-12 13:58 | 文化、歴史 | Comments(0)
2017年 07月 09日

Uberのお兄ちゃんにいろいろ聞いてみた

アメリカで初めてuberに乗りました。

夕食後ホテルまで送ってもらうはずの方が酔っ払ってしまったためUberにしようと。一緒にいたカナダ人も初めての体験だと言うので私のスマホで呼び出し。こういうとこ便利ですよね世界中で同じデバイスと同じアプリが使える。カナダでは体でUberは浸透していないらしく、アメリカに住む娘さんがUberを使ったらしく安全を心配してました。ちょっと時代錯誤。いかに素晴らしいサービスか説明しておきました。ドライバーの名前も車種も登録されてて乗る前にわかるし、ドライバーにレイティングされてるから点が低いのは選ばなきゃいい。こういう私もアジアでしか経験ないですが。

ともかく呼び出して10分待つと街灯のない真っ暗な坂道にヘッドライトが現れました。ホンダシビック。来る前から車種はわかってます。
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ドライバーは若い黒人お兄ちゃん。なぜか金髪に染めている。そのお兄ちゃんはやたらとレーティングが高い。5点満点で4.97。ずいぶんいいレートだねと兄ちゃんに言ってみると、「俺が人が好きだからね、ドライブも楽しいし」と。これがUberいいとこですねタクシーと違って仕事としてやっていないから気楽に楽しんでる。「座ってて話してればお金もらえるんだよ。最高さ!」

いい機会なのでいろいろ聞いてみよう。

今日は何人乗せたと聞くと、なんと25人だという。予想以上の多さにびっくり。儲かるね?Not bad!

Uberの資格ってどうやってとるの?
めっちゃ簡単だよ。オンラインで申請するだけ必要項目書き込む。例えば信用状況だとか犯罪歴だとかドライブ歴なんか。全て回答すると各地にあるUberのハブで車をチェックしてもらえばそれでオッケー。スマホをつないだらすぐにビジネス始められるって。仕事にノルマはないがドライブの間隔を開けてはならない。2ヶ月商売しないと権利はなくなっちゃうって。でもまた申請できるみたい。報酬は運賃の75%。ほんと楽しそうに話してるんだよね。

ついでに嫌な話も聞いてみた。
Uberの社長辞任したのを知ってる?
え?そうなの?知らない。なんで?
セクシャルハラスメントだよ。

「Oh no!なんでそんな金持ちがそんなことする必要あるんだよぉ!」

まさに同感です。でも社長の不祥事も一切興味がないってとこもUberの良さがあるかもしれない。会社っていうか社会の仕組みみたいな感じ。忠誠心なんていらない。ドライブが好きだから乗る。それでお金稼げる。生活のためじゃない。副業として。いいねこういうの。
ところでさ君はどのくらいUberの経験があるの?
「まだ3週間さ!」
「Wow!」

ホテルに着いてカナダ人に聞かれた。
「あとでカードに請求があるの?いくらだった?」
「12ドル」
「Oh cheap! 今度からUberにするよ」

以上

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by zhuangyuan | 2017-07-09 00:27 | 時事 | Comments(0)
2016年 11月 16日

トランプ当選に立ち会って 改めてトランプ人気にびっくり



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by zhuangyuan | 2016-11-16 07:31 | 時事 | Comments(0)
2016年 11月 08日

ヒラリーは王家の娘?

バンクーバー空港でローカル紙National Postを手に取ると明日行われる米国大統領選一色です。
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せっかく取材したんだから選挙前に書いとかないとどっちかの記事は御蔵入りになっちゃうからね。 地元カナダと候補者二人の先祖とのゆかりについても書かれていました。

トランプの方はというと

Liquor, women behind Trump family fortune
Grandfather gambled on Yukon gold rush

トランプ家の資産の影に酒と女
ユーコンリバーのゴールドラッシュでひと儲け

センセーショナルですがまあ読まなくても想像できるね。読んだけど、あっそう、って感じ。

ヒラリーのはかなり面白い。

Clinton's Quebec roots
date to New France

クリントンのケベックルーツは
ヌーヴェル フランス時代に遡る

今回出張のお供に「ケベックを知るための54章」ってのを持ってきてましたのでちょうど良かった。ケベック州はフランス語人口が70%で多くはフランス植民地時代の子孫です。今でもフランス語が第一言語。

ヒラリーの家系図をたどってゆくと「王様の娘たち」Filles du Roiまで行きつくという。

Filles du Roi
King's Daughter

というからには華やかな王侯貴族か?

実はその反対で17世紀に自分の意思に反して植民地に送られた娘たちを指すそうです。人口増加策として。

ルイ14世の時代に700人の女子が植民地に花嫁候補として送られた。多くは孤児や捨て子、中には売春婦など、地位の低い出身ばかりであったと。

その中でヒラリーの祖先は特定されている。Jenne Ducorps

彼女たちはしっかりと役割を果たし4,459人の子をなしたという。当時のヌーヴェル・フランスは人口が少なく、彼女たちはMother of nationと呼ばれているそうです。前掲書によると100年後の1760年においてもフランス植民地人口は7-8万人とあるので彼女たちの貢献の大きさがわかる。ちなみにイギリス植民地人口は同時期150万人であったという。

以上のことからフランス植民地に起源を持つケベック人の95%が王の娘たちの子孫だという。

カナダの首相もセリーヌ・ディオンもマドンナもアンジェリーナ・ジョリーもヒラリーの遠い親戚だって。

たった半ページの記事だけど歴史を旅することができました。

でもさ、先祖ってたくさんいるだろうけど、かたや売春宿の親父を選び、一方は建国の母をピックアップして並べて記事にするってのはずいぶん恣意的だね。外国だけどさ。

以上




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by zhuangyuan | 2016-11-08 16:40 | 文化、歴史 | Comments(2)
2016年 11月 07日

隣国の選挙を前に歴史を振り返る

今週は米国大統領選挙です。

カナダ、バンクーバーに着くとさっそくその話題に。

「今日クリントンメール問題でいいニュースがあったよ。」

「でも彼女人気ないでしょ?アメリカ人はクレバーな女性より、シリーな男が好きなんじゃない?」

「トランプはSillyじゃないCrazyだ!カナダでもみんな心配してる。ああいうレイシストは絶対にダメだ」とトランプをこきおろす。「でもクリントンが勝ってもトランプ派が暴動起こすかもしれないな」

「そういえばカナダは人種差別深刻じゃないの?」
「とっくに解決したよ」とバンクーバー生まれの白人の彼が言う。

そんなカナダでもパールハーバーが起きるとカナダでも日本人排斥運動が起きて、日本人街は接収され日系人は強制収容所に入れられたと言います。当時日本人街はチャイナタウンの隣にあって同じくらい大きかったといいます。

カナダでは戦後しばらく経って強制収容に対し日系人に賠償金が払われ公式に謝罪したそうです。

「でもね日本軍はバンクーバーにもアタックしたの知ってる?」

「いや知らない」

「サブマリンから魚雷撃ったり、バルーンでボム落としてフォレスト焼いたんだよ」

ぜんぜん知らない。お恥ずかしい。

「戦前に日系人はバンクーバーに野球チームも持ってたんだ。アサヒって言うんだよ。連勝記録は未だに破られてないはず。」

そういえばそんな映画がありました。
「バンクーバーの朝日」
帰ってから観ないとね。

「彼らはとても人気があった。でも彼らのボールパークも壊されちゃったよ。戦後に公園になって名前が変わったんだけど、どんな名前だと思う?オッペンハイマーパークって言うんだ。アトミックボム開発した人の名前さ」

実際にはかつての有名な市長の名前からとったことになっているといいますが、あのオッペンハイマーを連想しないはずがないと。最低な命名だね。

人種差別ってのは普段みえなくてもなにかあるとすぐに頭をあらわすんだろうな。

夜の日本人街跡にはオッペンハイマーパークが静かに佇み、ホームレスがテントを張っていました。
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以上
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by zhuangyuan | 2016-11-07 19:56 | 時事 | Comments(0)
2016年 02月 09日

新年に歌おう 金持ちの唄

銀座の街を歩いていると聞こえて来るのは中国語ばかり。迎える方もラオックスにユニクロなんかで銀座の品格なんてのはどへやら爆買いのみが目当てって感じです。

先週マレーシアに行ってましたが中国人の街ペナンにも寄りました。そこで訪れたのはプラナカン・マンション。
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プラナカンとははるか昔、明の時代あたりに大陸から渡ってきてマレーの嫁を娶りマレー化した人々を指します。

その旧家を観光客に開放しています。旧正月前ということもありド派手。どのへんがマレー化してるのかよくわからない。
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とにかく金ぴか。食器だとか壺だとかを世界中で、というかヨーロッパから買いあさってこれでもかってほど並べてる。正直私のメンタリティーには合いません。
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まさに爆買いそのものです。
逆に言うとそのくらいしか金の使い道がない。
希少性なんてどうでもいい。多ければ多いほどいい。全部もってこーいって感じ。こんなに独り占めしちゃあ反感買っちゃうよ。でもね華人の金持ちにとっちゃあ成功者で誇らしい。ペナンに来たのだから是非訪問すべきだとゲキ押し。確かに面白い。趣味じゃないけどね。

旧正月ムードはどこでも金キラと真っ赤で飾られてますが軽快な音楽も流れてる。シンガポールで車で移動中に流れて来た歌に笑いが止まらない。

その名も「財神到」財神到
(金持ちの神さまが来たよー!)
http://youtu.be/y-BLwi5Xid0

财神到 财神到 财神来到我家的大门口
金持ち神さまが来たぞ〜 うちの玄関にも

迎财神 接财神 把财神接到我家里头
お迎えしよー 金持ち神さまをウチにお迎えしよー

从今我交好运 财源滚滚来
今日から運がめぐってきて カネがグングン入ってくる

做生意他一本万利 买马票他得心应手
商売やれば大繁盛 馬券を買えば大当たり

万事都东成西就 财神到 财神到
すべてがうまくいっちゃうよ 金持ち神さま来たれ

大家迎接财神到
みんなでお迎えするぞ〜!



華人のカネ崇拝にはあっぱれ
あからさますぎてむしろ気持ちいい。
この精神が共産中国ではながいこと押し込められてたんですから昨今の銀座の様子もむべなるかなと納得できるのです。
文革時に人民服きて地下でこっそり「財神到」を歌ってる隠れ金持ちを想像したら笑えてきた。
以上


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by zhuangyuan | 2016-02-09 06:59 | 文化、歴史 | Comments(0)
2015年 12月 27日

給料がエビ!?

ベトナム出張を前にアメリカ人弁護士と会食する機会があった。彼はよくベトナムに行くそうで仕事の苦労話を聞かせてくれた。
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彼がベトナムで担当しているのはエビの不当廉売について。もう10年以上やってるらしい。米国は外国が不当な安値でアメリカ輸出を行い、国内産業に損害を与えたと認定するとアンチダンピング税をかける。不当廉売だってこと。

ベトナムは世界有数のエビ輸出国であり、アメリカは輸入大国であった。そしてアメリカの国内業者が輸出国を訴えた。

そもそも不当な安値だってことの定義はというと。まず生産コストより高く売ってるか?そして国内に売るよりアメリカ向けのほうが高く売っているか?さらには政府から不公正な援助をもらっていないか?もちろんこれはアメリカにとって不公正であるかということ。アメリカは自由貿易を掲げておいて不利な取引があるとすぐ保護貿易にはしります。

「だいたいエビの養殖のコストをどうやって分析するの?」弁護士に聞いてみた。

「これが難しいんだよね。だってね初めの頃なんて給料をエビで払ってたからね」

これはびっくり。
養殖場のおばちゃん達の家では毎日エビご飯だな。

国内向けとコストを比べるっていったって同じもの売ってるとは限らないので、コストも細かく分析しなけりゃならないって。

例えば、売るときは殻をむくコスト。足だけとるコスト、尻尾までとるコストなんて風にコストを確定してくんですって。

見渡す限りのだだっ広い養殖場で水揚げされたエビを無数のおばちゃん達がさばいてく。
そんな細かいコスト計算なんてしてないとおもいますけどね。弁護士としては形式をしっかりつくらないと裁判でたたかえない。

ちなみに一番よい品質のエビは日本向けだといいます。とにかく形や大きさそろってなければいけない。傷がついてもガクンと値段が落ちるって。不揃いキュウリみたいな扱いになっちゃうんでしょうね。日本むけだと。味は変わらないのにね。

「そもそもの疑問はアメリカでエビ養殖してる人なんてそんなたくさんいるの?」

「いい質問だ。国内業者もベトナム人なんだよ。」

ベトナム戦争当時、南ベトナムからたくさんアメリカに渡った。戦争が終わっても共産政権から逃げるひとがアメリカに定住した。そしてエビの漁をやったり、養殖したりと生計をたてていった。

そのベトナム移民が本国の輸出を訴えたというのだから歴史の皮肉はおもしろい。
夢の国で豊かにくらすはずが輸入で生活が脅かされちゃう。
でもね本国だって経済成長したいですから。

以上




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by zhuangyuan | 2015-12-27 21:19 | | Comments(0)
2015年 12月 13日

ホーチミンの朝、シクロに乗ったはいいけれど

ホーチミン朝6時。
朝食まえの自由なひととき。
夜明けの街に出て川辺に向かう。
朝からすでにバイクは多く、大通りを渡るのは一苦労。

待っていても渡れないので思い切って飛び出し
バイクがすぎるごとに前へすすむ。

そこに一台のシクロ(人力車)がやってきて、道をつくってくれた。
無事に渡り終わり、サンキューと笑顔でお別れ。

川を眺めていると先ほどのシクロの漕ぎ手がやってきて説明する。
「このサイゴン川はね、潮の満ち引きで流れの向きが変わるんだよ」
「写真とるならホーチミン美術館にでもいけば?」
「カメラはしっかり持っておかないとバイクマフィアの取られちゃうから用心して」
要はシクロに乗ってくれってことでしょ。

その朝はマーケットに行くと決めていた。
「じゃあ市場まで乗せてくれ、いくら?」
「5ドン。行って帰って5ドン」

それは安すぎる。だって1ドル22,000ドンくらいなんですから。

「5,000ドンって意味でしょ?」
「いや5ドンだよ。USドルじゃないよ」
「じゃあ今払うよ」
「あとでいい」

桁だ大きすぎるので1000を省略してんでしょ。
前日にUberを使っているから同一距離でのタクシー料金は検討がつく。
まあ乗ってみるか。
念のためシクロの車体番号をパチリ。

大きなとおりをシクロが走り出す。
バイクに抜かれつつもゆったりした走りは快適。
iPhoneで走っている道をとろかな。
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「iPhoneはしまった方がいいよ。バイクマフィアに狙われる」
けっこうやさしいのね。

観光客なれした色黒小柄なおじちゃんはベトナム人には珍しく英語ができ、
こどもがホーチミンに二人いるんだと親しげに話しかけてくる。

マーケットには10分くらいで到着。
まだ市場は開いていない。
7:30オープンらしい。
でもせっかくきたんだからとシクロには外で待っててもらい、
商品したく中の市場を見て回る。


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ぐるりと一周し帰路につく。
出発の場所に到着。
なかなか快適で楽しい朝のひとときでした。

「いくら?」
「5ドン」

5000ドンと仮定して、その倍の10,000ドンを出した。
「いや5ドンだよ」
といってポケットから料金表を取り出しこちらに見せる。

そこにはなんと50万ドンと記されていた。
ゼロが多すぎてゆっくり数えちゃったよ。
ふざけんな。
5ドンがどうして50万になっちゃうんだよ。
5000に対したって100倍じゃねえか。
ふっかけるにもほどがある。

まあ1万ドンでも安いから2万ドンだしてやる。
それまで柔和だったおっさんの目が、ぎらりと光り、脅しモードにギアが入りました。
「お前が5ドンにアグリーしただろ、払えよ!」
「払わねえよ」

かわいそうな漕ぎ手を演じてせめてくるならまだしも
完全脅しの目つきで脅迫してくるのでこちらも戦闘モードオン。

「50万ドンなんてありえねえよ、ばかやろう、ふざけんじゃねえ」
日本語で言いました。
「What did you say?」

「なんでタクシーより高いんだよ!」
「タクシーはエンジンついてて楽だろ!」

前日のタクシー代(といってもUberです)が往復で8万ドンくらいだったので
5万ドン払いました。

彼は初め受け取ろうとはしませんでしたが
彼の脅しに怯まず、日本語で言い返してくる私にあきらめ最後は受けておりました。

最後の挨拶は大声でファックユーでしたけどね。

以上


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by zhuangyuan | 2015-12-13 22:40 | 生活 | Comments(0)