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2010年 02月 14日

満洲旗人は今

歴史通 2010年 03月号 [雑誌]

ワック



大型書店に入りますと
雑誌「歴史通」本日発売でーす。キャンペーンやってまーす。
と大量に平積みになってました。

「満州国はワンダーランド!」
魅力的な特集。

執筆陣も
佐野眞一、黄文雄、岡田英弘など満洲通がそろってます。

私、祖母が満洲がえりなので満洲ときくとなぜか郷愁の念にかられます。
もちろん祖父も一緒だったのですが
戦争で亡くなっているので祖母の印象がつよいです。

その広い大地と青い空を馬で翔るなんて最高でしょう。
でも今の満洲のイメージっていうと
軍国日本の象徴といった感じで決していい印象がありません。
今の中国政府も宣伝してますし。

そんな解釈を吹き飛ばして
歴史においての満洲の存在と
そこで満洲国がないた偉業をおしえてくれます。

そもそも現中国=漢人は歴史的に見て満洲国の版図に
勢力を広げたことはない。

満洲族の清が攻め上がり漢族を征服支配したわけですが
満洲国があった地域は漢人が入ってはいけない場所であったのです。

満州族の満州族たる騎馬民族性を保つための場所だった。

少数の騎馬民族が多数の漢族を支配した。
北京に入った満洲人は八つの色の旗のもとに分かれ統制がとれていました。

黄・白・紅・藍の四つにさらに縁取りのあるものが加わります。
縁取りなしが正、ありが鑲。

異民族支配って感じです。

それが満州国を経て共産党政権となりだんだん漢化して
ほとんど見分けがつかなくなってしまったのです。

そんな満洲族ですが
ついこないだ大阪で満洲族だという女性に会いました。

出張で夜、ミナミの飲み屋をはしごしてますと
その日は節分で店の皆さんはなにやら仮装しております。

私のよこに座ったのは
ミョーに似合わない高校生風の制服を着た背の高い女の子。

中国出身だというので
漢族か?ときくと満族だといいます。
絶滅したんじゃないの?

そんなことはありません私は満洲旗人です。
西太后と同じ旗だといいます。
つまり鑲藍旗=青に縁取り。
d0018375_22105278.jpg
なかなかの気概です。
でもこんなとこでセーラー服きてる場合じゃないだろ!

以上
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by zhuangyuan | 2010-02-14 22:11 | 文化、歴史 | Comments(0)
2010年 02月 06日

衣食足りて...②

昨日は中国からのお客さん(日本人)とランチ
旧正月前ということで忘年会といえるのでしょうか。

中国はリーマンショックもすっかり忘れ絶好調だと。
内需刺激策も功を奏し、年末には貿易も完全復活で、内需と輸出の二頭立てとなりました。

お客さんは中国歴30年で奥さんも中国の方。
中国育ちの二人のお子さんは今大学生。
両方とも日本の大学に入っているとのこと。

そんな息子さんたちに父親としていっているそうです。

大学出たらどこでもいいから絶対に会社に入れ!
自分のやりたいことなんて考えるな!
夢なんてもつな。
とにかく就職して、そしてしがみつけ!

彼は私に言います。
今の子等はダメですよ。
食えるから。
食えると人間堕落する。
楽に走る。
頭で先に考えてしまう。

息子さんたちは高校まで現地学校の国際部にいれていたそうです。
日本に帰すチャンスは何度もあったそうです。
それなりの中学、高校が帰国子女枠でとってくれるから。

でもそんな楽はさせられないと
現地学校に放りこんだ。
しかも全寮制。

そして今は二人で日本に住ませて大学通学。

就職後の指南についてはこうです。

仕事に就いたら
すぐ結婚しろ
そして子どもをつくれ

つねに金に困るような状況をつくらんといかんと。

これが飽食の時代を生き抜く知恵ですね。



でそんなランチをした昨日の夜のこと。
少し残業をしていますと
隣の部署の二年目くんが私によってきてなにやらウダウダ。

上司がどうだとか
人事がどうだとか
転勤がどうだとか

オレに人事権はゼロだから
おれにいってもしょうがねえぞ!といいつつ話をきくと

どうやら辞めたいとのこと。

でもってそのまま
夜の中華屋で二人で飲みました。

「ほんとは辞めたくないんですけど...。」

日本は豊かでいけません。

以上
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by zhuangyuan | 2010-02-06 11:04 | 生活 | Comments(0)
2010年 01月 23日

衣食足りて...

以前組織の改正当日に
新しく私の部下になるはずだった若手くんが出社しなかったと書きました。

その彼が帰ってきました。
そんな彼にどんなことを話そうかななんて思ってましたらいいヒントがありました。

仕事を引き受けるときのこころの持ちようについて
面白い考え方をラジオで紹介していました。

梶原しげるの『TALK TO TALK』

松尾貴史氏はどんな仕事でも選ばずに引き受けるそうですが
4つの自分をもって使い分けているそうです。

職人としての自分
芸術家としての自分
学生として
商人として

1.ギャラは低いが他人にやらせるなら
オレのほうがうまくいくはずと職人の自分が思う。

2.この仕事はゼッタイオレがやりたい。
この人と仕事できるならお金はいらないと芸術家が思う。

3.お金にはならないけどこの仕事をすれば何か得るものがあるはずと
学生の自分が引き受ける。

4.嫌な仕事だけどギャラがいいからなと商人がやってしまう。

こうして使い分ければどんな仕事でも前向きに取り組めるんだそうです。
これは使えるかも。
仕事やめちゃう前にこんな考えをもつのもわるくない。

衣食足りて色々考えるようになっちゃうと
働く意義なんてものが必要だなんて考えてしまう。

前に香港の女性エグゼクティブと飲んだ際
彼女の苦労話を聞きました。

高校をでて鉄鋼トレーダーになり
時には資金回収にてこずり、建築現場に取り立てに行く。
がむしゃらに働きながら夜間大学をでる。

大陸がフィーバーすると現地に工場建てて現地の代表者となり
何十人もの現場の男たちを管理する。

いまは大成功して副社長。

そんな彼女に私の部下が聞きました。
「あなたの働くモチベーションってなんなんですか?」

「モチベーション?
そんなこと考えたことない。
いつも一生懸命生きてきた。」

日本も豊かになりすぎていろいろ考えてしまいます。

三丁目の夕日の
時代のほうがよかったのかな?

以上
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by zhuangyuan | 2010-01-23 16:13 | 生活 | Comments(2)
2009年 12月 27日

意外と早いか?中国の衰退

日本は不況でぼろぼろ。
内需はまったく期待できませんので
中国頼みが続いています。

将来をみても日本は少子化に拍車がかかり
労働人口が減り、養わなきゃいけない人が多すぎて閉塞感があります。
移民でも受け入れるしかないのかな?

でも実は中国の発展も人口の観点からいくと意外に早くペースダウンするかも。

不透明な時代を見抜く「統計思考力」

神永 正博 / ディスカヴァー・トゥエンティワン



こちらによれば
国の発展には人口動態が大きく影響しており
人口ボーナス期と人口オーナス期にわけられるといいます。

オーナスってのは負担という意味です。

つまり労働人口よりそれが養う人口(老人や子ども)が多くなってしまえば人口オーナス期。

日本は1990年にオーナス期に入ったんですって。
バブル崩壊も必然であったわけです。

で中国ですが
本書によると人口ボーナス期は2015年に終わってしまうとのこと。

一人っ子政策により高齢化がすすみ早くもピークを過ぎるのです。
ただし現在の日本の高齢化レベルに中国が到達するのは2030年頃なので
まだ成長はつづくのでしょう。

わからないのは黑孩子の問題。何人いるかわからない。
いずれにしても労働人口になるはず。

黑孩子といえばこんな話を聞きました。

先日、日中対抗忘年会で
中国通のお客さんが語った中国で一番インパクトのあった出来事。

90年代初頭に瀋陽で見た人身売買の光景。

5,6歳の子どもを数人、縄でくくって歩く男がいたそうな。
同行の現地スタッフに聞くと子どもたちを売っているとの答え。
農村から集めてきて売っている。

今でも農村では人売りがあるといいますが
白昼堂々、大都会の街中でそんなことがあるとは!
90年ってそんな昔じゃないですよね。

その頃の5歳っていったら今は二十歳過ぎてます。
立派な労働人口。

でもカウントにはいってないんでしょう。

以上
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by zhuangyuan | 2009-12-27 18:13 | 時事 | Comments(2)
2009年 12月 13日

人口の3割が中国人!?

昨日は中国語教室の忘年会。

火鍋を囲みつつ紹興酒。
36歳の福建人若社長が経営するこの店は大繁盛。
火鍋食べ放題で1680円!

社長いわく
「この川口は激戦区ですから
他の地域にある別の店舗より200円くらい安くしました。」

川口には中国人が多いとのことで
中国人は中華料理にきびしい。

日本人ならあまり文句を言わずにたべるけど
中国人は文句を言いまくるそうです。
でも安くてうまければみんなが集まってくるとのこと。

中国語の先生もなかなかの交渉人で
店を決める際に火鍋食べ放題セットに飲み放題をつけさせて3500円。

飯が安ければ飲み物で稼ぐのが常道なのに押し切ったそうです。
店を決める際に下見で訪問し日本人店長にネゴるも
店長では判断できないとのことで後日社長に相談するとのこと。

するとその晩社長じきじきに電話があり
見事交渉成立。

交換条件に後三回宴会の予約をいれてあげたそうです。
すごい!

ところでそこですごい情報をききました。
生徒(60歳くらい?)とひとりが言います。

「川口の人口の30%は中国人なんだよ!」

ええ~!!
マジ?
それは多すぎる。

先生も同意します。
「ありえますよ。隣の蕨市も団地全部が中国人のところもあるし
私設の中国人小学校もありますよ。」

生徒がさらにいいます。
「これは日経新聞に載ってから本当ですよ!」

でももって調べてみましたら
あたらずとも遠からず。
川口市ではなくその一部の芝園町がそういう状態になっているそうです。
wikiによる以下のとおり。

芝園町の総人口の 22.6 %は外国人であり,そのほとんどは,川口芝園団地 に居住する華人(中国人)である.


すごい。
これぞ新チャイナタウン。

池袋のベッドタウンとして浸透したのかな?
日本語もできるのかなあ?

以上
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by zhuangyuan | 2009-12-13 23:15 | 時事 | Comments(4)
2009年 11月 29日

中国のマイケル

マイケルついでに思い出したのですが
こちらはご存知ですか?

ずいぶん前にchinesepodで紹介されてました。

中国版マイケルです。

Beat It をパロってます。
被逼的(Bei bi de)。

Beat it!被逼的

ホントうまくて面白い。
ビートが利いてて切れがある。

昔あったアルヤンコピックよりぜんぜんいい。
Eat It

歌詞はこんな感じ。

我们本来都是一个个良民
从小就是天天向上好好学习
天生不是坏蛋
我们全部都是
被逼的!
被逼的!

俺らはみんないい子だった
ちっちゃなころから毎日勉強してた
生まれながらのワルじゃないんだ
俺らはみんな
追いつめられたんだ
追いつめられたんだ。



以上

P.S.

マイケルの本を読みました。
マイケル・ジャクソンが変えた世界
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by zhuangyuan | 2009-11-29 21:54 | 時事 | Comments(0)
2009年 10月 25日

スモール・ハンドレッド

自動車革命 第2回
スモール・ハンドレッド 新たな挑戦者たち


久しぶりにテレビを真剣にみました。

今朝の朝日新聞でテレビ欄に紹介がありました。

けっこう過激な紹介です。

日本の自動車メーカーの役員はセレブ並に偉そうに視察してるけど
中国にどんどん出来てる電気自動車会社はあなどれないよ。
それにシリコンバレーでは自動車は家電化してる。
日本も技術力あるっていってるけどホント大丈夫?
鳩山さん秘策はないのか?

とかなり要約するとこういう感じ。
この番組紹介のおかげでかなり興味を持ちました。
でも鳩山さんがでてくるあたり他力本願でだめですね。

スモール・ハンドレッドとはなんなのか?
Small Hundreds

ビッグ・スリーに対する言葉だそうです。
ビッグスリーが崩壊しかかっているいま
電気自動車では小規模な新進企業がどんどんでてきています。

電気自動車は電池入れて車輪回すだけなので
ラジコンカーとさして変わらないわけです。
簡単なので参入障壁が低い。

なかにはウォーレン・バフェットが出資する企業まで登場。
BYD:バフェット出資で話題、電気自動車で世界に挑む

日本はそんな状況でも大企業が大資本で押さえにかかるし
何かと規制がうるさいので
なかなか新興企業は手を出せない。

そこ行くと中国は凄いです。
儲かるとなったら誰でもすぐ始めちゃう。
コネさえつくれば融資だってばんばんついちゃいます。

やっぱり経済成長の源は企業家精神ですね。
山東省にはちいさな電気自動車会社がたくさんあるんですって。
そこはさながら戦後日本の浜松でバイクメーカーがしのぎを削っていたときのようだと。

日本もそんな時代があったんです。
いまじゃ規制だとか前例だとか業界の常識だとか
コンプライアンスにリスクマネジメント...。
これじゃあ何にもはじめられません。
一億総官僚化社会。

ちょっとは中国の町工場を見習わなくてはなりません。
リスクを恐れず、前例にとらわれず、
少人数で夜中まで働いて技術を磨いて開発した電気自動車でEUの審査まで通っちゃう。
まるでプロジェクトXの世界です。

ある工場が試作車第一号をヨーロッパに出荷するところを映像が追います。

工場のお兄さんがその試作車を運転して船まで運ぼうとしたとき
ドカーン!
工場内でぶつけちゃいます。
フロントがぺちゃんこ。

まあこういうのはお愛想ですね。
これにめげずに作り直し。
なんとか納期に間に合い出荷。

こんな努力を日夜繰り返している新興企業がたくさんあるんです。

なんか明日からの仕事にエネルギーをもらいました。

チッチャイことは気にスンナ
それワカチコワカチコ!

以上
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by zhuangyuan | 2009-10-25 22:33 | 時事 | Comments(0)
2009年 10月 10日

中国人の商魂

先日ヨーロッパのトレーダーのお偉いさんと食事しました。

話題の中心はいつも中国。
中国経済は前半とばしすぎて実体経済より投機分野にカネがまわり
バブってしまい、最近は金融引き締め気味です。

それにつられて鉄鋼市場も大暴落してしまい
そのまま国慶節の大型連休入り。

休み明けはどうなることやら。
というのがみんなの関心ごとです。

中国の商売人はみんなしてスペキュレーターですから
儲かるとおもったらすぐに資金をぶち込みます。
銀行だってコネさえあればどんどん貸してくれますから。
もし損したら逃げちゃえばいいし。

そんなお国柄では
鉄も非鉄も相場が乱高下します。

食事のときに彼が教えてくれました。

最近の非鉄金属相場に大きな影響を与えているのが
養豚業者なんですって。

豚を飼うのをやめて豚舎にニッケルを積み上げている業者がいるそうです。
China’s Pig Farmers Amass Copper, Nickel(中国の養豚業者が銅やニッケルを積み上げている。)
鉄もいいときは八百屋やら教師やら部外者がどんどん参入してきましたが
ニッケルなんてなじみのない非鉄金属まで手をだしますか。

ニッケルは相場が乱高下しますからプロでも大損します。
そんなものを素人が簡単にやるところが楽観的で面白い。

こんな連中がどんどん買って価格をつり上げる。
するとなんだか本当に需要があるように感じてくる。
そしてまた価格があがる。
中国はでかいのでみんな幻想を抱いてしまう。
こんなに需要があるはずない。
でも中国ならありえるかも。
なんて。

The metals holdings by pig-farmer investors and other private speculators give “the impression that there is strong demand in China,”

養豚投資家やその他の個人投機屋たちの行為が
中国には大きな需要があるという印象を与えている。


ではなんでそんな養豚業者が高価な非鉄金属を積み上げるほどの金を用意できるのか?

この疑問を彼にぶつけてみました。

「Mr.状元、それは豚インフルエンザですよ。」

「???」

豚インフルエンザが流行ったとき
養豚業者は政府の指示で買っている豚を大量に処分しなければならなかった。
あるいは全ての豚を。
そして政府はその補償にと交付金を出した。

その金で新しい豚を買わずに
ニッケルを買ったのです。

中国の商売人、恐るべし。

以上
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by zhuangyuan | 2009-10-10 21:56 | 時事 | Comments(2)
2009年 09月 30日

中華圏の巨星 クレヨンしんちゃん

クレヨンしんちゃんの作者臼井儀人氏がなくなってしまいました。
のりピーに続き中華圏での巨星堕つといった感があります。

私がクレヨンしんちゃんに興味をもったのは
中国からの逆輸入といえるでしょう。

クレヨンしんちゃんなんかむしろキライでしたし
ガキんちょがしんちゃんの声真似するのかんか聞いてると
けつを蹴りたくなったくらいです。

中国に出張が増えた頃
しんちゃんが中国でも大人気だと知りました。

外国語大学で日本語を学ぶ学生に
日本語を始めた理由をたずねると
日本のアニメが好きだからといいます。

どのアニメ?

「クレヨンしんちゃん」

仰天しました。
クレヨンしんちゃん見て言語をはじめるなんて!

日本で私が習った中国留学生にも
クレヨンしんちゃん大好きがけっこういました。

そうしてなんだか気になる存在になりました。
で映画なんかを見てみますとこれがけっこう面白い。
アホなことばかりいってるわけでない。
なにか真実をついている気がいたします。
「クレヨンしんちゃん 」で反革命?

なんで面白いかわからないけど惹かれるのです。
中国のサイトに解説がありました。

“《蜡笔小新》是一部成年人的童话,小新则是三四十岁压力沉重的成年男子的缩影,在童言无忌中,表达出的是社会百态和人世辛酸,却也做尽了成年人想做却不能做的事,因为他只有五岁,所以一切都可以得到原谅和包容”

「クレヨンしんちゃん」は大人の童話である。
しんちゃんはストレスの多い3-40代の男性を投影している。
子どもが無邪気に社会の光景や人の世の辛酸を口に出し、
大人たちが思ってもできないことを成し遂げる。
それでもまだ5歳であるから
すべて許されて受け入れられるのです。


そうだったのか。
人間社会のしがらみに絡めとられて
本音がどこにあるかさえ見失いがちな
わたしたちにはタブーなしのしんちゃんが輝いてみえていたわけですね。

現代社会って辛いですね。

でもしんちゃんって世界中で受け入れられているわけですから
世界の大人も大変ってことですね。
世界の『クレヨンしんちゃん』


以上
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by zhuangyuan | 2009-09-30 21:49 | 時事 | Comments(2)
2009年 09月 19日

活き抜く

またDVDを観てしまった。

「活着」

活きる 特別版 [DVD]

ハピネット・ピクチャーズ



近所のTSUTAYAが100円キャンペーンをやっており
子どもにポケモンを借りたついでにこれも。

あっという間に一週間がたち
観ずに返すのももったいないので子どものお絵かき教室の合間に鑑賞。

以前中国語教室の先生が言っておりました。
中国の現代史を知りたい人にオススメの映画が二つあると。

「霸王别姬」(さらば わが愛)
「活着」(活きる)

前者にはいたく感動いたしましたので
こちらもいつかはと考えていました。

私は歴史ドラマが好きです。

人間は大きな歴史のうねりに逆らえない。
翻弄されながらもなんとかかんとか生きつづける。

ただ現代中国の場合、このうねりが凄すぎる。
時代ごとに大きな津波がやってきてそれまでの価値観を一掃してしまう。

国共内戦
解放
大躍進
文革

昨日までの勝ち組が一気に叩きのめされる。
誰が決めてるわけでもないのに
ある日突然権力者が悪者にされて引き摺り下ろされる。

市井の人々は大勢に逆らわずに身を任せざるをえず
受動的でありながら能動的であることを演じ
いつのまにかその冷酷な体制変革運動に加担してゆく。

主人公の福貴は勝ち組でも負け組でもない。
どちらかといえば負けかな。
でもそれが生き残れた理由。

現代中国では勝ち組であるほど危険。
時代の変わり目に権力構造が変わり
善悪の基準が変わる。
そして消される。

福貴は負けながら生き延びる。
そして日々を一歩一歩進むなかで小さな幸福をかみしめて活きる。

激動のなかにあってこそ
日々の喜びがあるのでしょう。

いまの日本、変化がなさすぎる。
緩慢に死してゆくような。

普通にすれば生きられる。
だから何か変化を自分で起こさないとつまらない。

活きることに全力で立ち向かってゆく時代のほうが幸せかもしれません。

以上
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by zhuangyuan | 2009-09-19 17:51 | 中国関連DVD、本 | Comments(3)