中華 状元への道

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2014年 08月 30日

ソフトイスラムはいい感じ

インスタンブール アタチュルク空港から市内へはタクシー。


「⚪︎⚪︎ホテルは知ってます?」
「OK」

乗り込むとジローラモに似たデカイ兄ちゃんは笑顔で言います。
日焼けした肌に白いシャツ。胸にボタンは開けてます。

「$#%^* ホテル?」

のっけからトルコ語。

Can you speak English?と聞くと

No English! と、きっぱり。

どうやらホテルの詳細を見せろと言っています。

英語の案内を見て諦め、ホテルに電話してくれと、スマートフォンを差し出します。

わたしがプッシュし彼が電話に出てホテルの場所を聞く。

OK。

「シガレット?」と赤のマルボロを差し出す。
「ノー」
「吸えよ兄ちゃん」と言った感じでもう一回。
「サンキュー。灰皿は?」
「ないよ。外に捨てな。」
身振り手振りで。
「ホントに捨てていいの?」
「ノーマル」

後で聞くと、トルコは公共の場では禁煙だといいます。
もちろんタクシーも。
見つかったら罰金だって。

でもイスラムで酒が少ないので
代わりにタバコ人口が多いとか。
街でイスラムのカッコした女性が座りタバコしてるなんて
ソフトイスラムっぽくて良い。

人口の95%以上がムスリムといいますが
かなりライトに見える。
別の機会にカッコいいムスリムお兄ちゃんに聞いてみた。

モスク行ってる?
めったに行かない。

お酒飲む?
飲むよ?

ラマダンの時は?
少なめにね。

断食するの?
ラマダンは1ヶ月だから長すぎ。断食デーを決めてやるよ。

こんな感じがいいよね。
現世も楽しまないと。


タクシーの中のカタコト会話は続きます。

「コリア?」
「ノー、ジャパン」
「グー!」

最近海外でこの会話が多い。
それだけ韓国人ビジネスマンが進出してるってこと。
ジャパンはグーなんだけど、最近元気ないよね。
頑張んないといけません。

市場で客引き兄ちゃんからはチノ?って聞かれることが多い。
昔は「社長さん?」とか声かけたんじゃないの?



ホテルに近づくとジローラモはまた聞いてきます。
何ていうホテルだっけ?
なんだよ覚えてねえのかよ。

そして何度か止まり、道行く人に尋ねます。
「⚪︎⚪︎ホテルってどこ?」

やっとたどり着きました。

適当なあんちゃんだけど、笑顔は最高。
運転はうまい。
ぶっ飛ばしてホテルまで届けてくれました。

最後は握手でお別れ。

Google翻訳アプリで今度はトルコ語会話してみようかな。

以上
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by Zhuangyuan | 2014-08-30 12:40 | 文化、歴史 | Comments(0)
2014年 08月 28日

文化を訳すのって難しい

イスタンブールへ向かう飛行機で隣り合わせになったのはアメリカの青年でした。

Can you speak English?
Yes, I can.

彼はバーレーンでコーストガードに勤務してるとのこと。
wikiによると南部の25%は米軍基地だという。

バーレーンはイスラムですがお酒は許されており、週末になるとサウジあたりから金持ちが酒目当てに来るそうです。

「オレはイスラム嫌いだよ。あいつら荒っぽいしね。いつも威張ってる。俺のHONDAは買ったその日にぶつけられて、逃げられた。イスラム教もやだよ。あいつら俺の生活も強制する。ラマダンの時は、外で昼間食べられないし、短パン、半袖もダメなんだ。」

いつも海上でテロリストを見張り、イランなんかのボートと追っかけこっこしてるらしいので、好きになれないよね。

「日本はいいね。礼儀正しいし。女の子もかわいいよ。美人の確率はアメリカより高いんじゃないの? こないだのあの子は部屋に連れってくれたしね。」
草の根国際交流。

日本での休暇は楽しんだ様子。

日本では不思議なことがいくつかあったようで質問してきます。

「バーで仲良くなった友達に、自分が払おうとすると皆んな断るんだよ。これって日本じゃ普通なの?なんで?」

「それは遠慮してるんですよ。」

と言おうとしたら
英語が思いつかない。
というか、
ないよねこういう表現。

苦し紛れにこう説明しました。

「あなたに払わせると、あなたに悪いと思うし、申し訳ない気分になる。
これは日本人の間でも同じ。まず初めは断るんです。でも2回3回言うとOKになるよ。」

難しいよね、日本の風習。

そういえば、昼飯奢るって表現も変だよね。
英語に直訳したらわけわからないだろうな。

「アメリカのバーだと席にあるベルを鳴らすには店の客全員にご馳走するよって合図なんだよ。」
太っ腹システム。


「あとさあ、ナイトクラブに入ろうとすると、どこでもメンバーズオンリーって断られるんだよね。そんなに会員制って多いの?」

「店に英語しゃべれる人がいないから断ってるだけだと思うよ。」
「やっぱりそうか!」

フレンドリーのようで、あと一歩踏み込めない不思議の国、ニッポン。
以上
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by zhuangyuan | 2014-08-28 11:13 | 言葉 | Comments(0)
2014年 08月 17日

アルバニア独裁者が予見した中国の今

国会図書館でアルバニア検索してみたら、こんなの出ました。
「アルバニアが見た中国の野望」佐藤優 中央公論 2010年7月号

佐藤優はさすが変人。1986年にロンドンでロシア語研修してる時にエンベル・ホッジャの回想録買ったとあります。エンベル・ホッジャはアルバニアの当時の独裁者です。マニアック。

アルバニアは鎖国してたんですが流石は独裁者、国際情勢への洞察力は深く鋭い。

エンベル・ホッジャはスターリン主義一筋で、修正主義フルシチョフも米国に日和った毛沢東も許さないのです。

1978年に既に今日の中国を見抜いてる。

毛沢東思想は、マルクス主義でなく帝国主義の系譜だ。
世界資本主義と反動の所産である人種主義的な世界観を根底としている。

その人種とは肌の色ではなく、
「大支配人種」と「被差別と平民からなる人種」
そして支配人種は存続されなければならない。

中国が帝国主義になるためには
資本主義基盤を整備し、経済を強化するとともに
核戦力を充実させることが鍵だといいます。

そのためには
アメリカとも組みますよって。
だって一番強いやつだから。

まさに今の中国を言い当ててる。
ソ連とも中国とも、どっぷり組んで、見極めて、日和るやつとはすっぱり離れる気骨の独裁者ならではの見立てだったわけです。

アルバニアは歴史的にビザンチン帝国だとかオスマントルコ、ソ連だとか世界の巨大帝国に振り回されてきましたので
帝国主義の発芽はすぐわかっちゃうんでしょう。

当時アメリカはここまでの中国の野望を見通せなかったんでしょうね。
鄧小平は宣言した上で成し遂げたのですが、ホッジャは裏まで分かってた。

で、その未来を予見した独裁者を擁したアルバニア自体がその後どうなったかは
月末行って見てきます。

以上








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by zhuangyuan | 2014-08-17 11:22 | 文化、歴史 | Comments(0)
2014年 08月 09日

オランウータンをこっそりペットにする奴ら

先日、ボルネオ旅行に行きました。
目的の一つがオランウータンを観ること。

サンダカンに到着して、まず立ち寄ったのがセピロク・オラウータン・リハビリテーションセンター。
群れや親とはぐれてしまったオランウータンをリハビリし、森に返して上げるための施設です。
オランウータンは絶滅危惧種ですので少しでも個体を守らなくてはいけません。

プランテーションによる森林伐採で住むところを失い個体数が激減しています。
オランウータンは森を動きまわり、餌をとり、他の群れと交配し子孫を増やしてきました。
それが伐採によって分断され孤立し数を減らしてきました。

でも親とはぐれちゃうってのはどういう状況なんでしょうか?

現地にいらした動物博士に聞いていみました。

「密猟ですね。」
「密猟っておっしゃいますが密猟してどうするんですか?動物園に売るんですか?」
「動物園には売れません。絶滅危惧種ですから厳しく管理されています。個人がペットとして買うんです。
台湾なんかが多いんですよ。お金持ちには色んな趣味の人がいます。」
「???!!」
ペットとして飼われているのは見つけ出して、助け出し
セピロクで野生に返すこともあるといいます。

まさかペットとは!
オランウータン飼うってすごいな。
まあよく考えたらマイケル・ジャクソンもチンパンジー飼ってたな。

Performing orangutans have always been extremely popular in South East Asia, and the similarities between infant orangutans and human babies have always made them popular household pets. In the 1980’s and 1990’s, the illegal trade was focused mainly in the affluent country of Taiwan, where demand for orangutan pets was high, and to where an estimated 1,000 orangutans were illegally imported between 1985 and 1990 (WWF)
The Illegal Trade in Orangutans
東南アジアではパフォーマンスするオランウータンがメチャ人気があります。
オランウータンと人間の赤ちゃんがそっくりなので家でペットとして飼われます。
80年代、90年代にはリッチな国、台湾での違法取引が注目されました。台湾ではオランウータンの需要が多く
1985−1990までで1000匹が違法に輸入されました。

台湾の金持ちの間ではオランウータンがステータスシンボルだそうです。

台湾的宠物市场约计走私进口了近千只的红毛猩猩婴儿。不过,因为在自然状况下,新生的红毛猩猩会随时紧紧地抱在母亲胸前,(中略)就必须先除去它的母亲和另外2到3只共同活动的成年或半成年的红毛猩猩。另外,因为这是犯法的走私行为,这些动物往往都被成堆地塞在很小的盒子中,在长时间缺食、缺水和四肢缺乏伸展空间的情形下,3/4左右的个体在运送途中就因为饥饿、脱水或相互攻击、撕咬而死亡,真正到达台湾宠物爱好者手中的个体可能还不到200只。
宰杀保育类野生动物
台湾ペット市場で千匹近くのオランウータンの赤ちゃんを密輸した。しかし、自然の中ではオランウータンの新生児は母親の胸に抱かれれています。(中略)よって母親や一緒の群れの2,3匹の大人を取り除く。密輸は違法あので動物たちは小さな箱に閉じ込められ、長い間食事も水もなく、手足をのばす空間もなく、輸送途中で3/4が飢餓や脱水、お互いお争いで死亡する、実際台湾のペット愛好家に届くのは200匹にも満たない。
とんでもねえ話です。

さらにいろいろ見てみると更にとんでもないことがたくさん。
密猟者は殺した母親の頭蓋骨を土産物屋で売るそうです。
いまだに食用でオランウータンをハンティングケースもあるそうです。

ただでさえプランテーションで彼らの生活を破壊しちゃってるんだからやめようぜこういうの。

以上




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by zhuangyuan | 2014-08-09 22:13 | 時事 | Comments(0)
2014年 08月 05日

さよならアンジー また会う日まで

昨日8/4、アンジェラ・アキのライブに行って来ました。
武道館に聴衆1万四千人が集結。

実をいいますと私、これが最後のコンサートであることを知らずに行きました。
妻に誘われ、娘と義母も一緒に。

予習もあまりせずに、「手紙 拝啓 十五の君へ」を聴きにって感じ。
NHK合唱コンクール番組は最高でしたね。

この大観衆の中で最後だと知らずに行ってるのは俺だけ?
自分にとって最初が最後ってのは場違いかな?

なんて心配は全然無用、
始まるとあっという間に惹きこまれ、グイグイ魅入ってしまいました。
こんなにトークがすごいとは!
芸人顔負け。チャーミング。
ピアノから飛び出す後ろ姿がかっこいい。

私彼女の武道館エピソードが大好きです。アンジェラ・アキを変えた一言
デビュー間もない頃に武道館ライブで椎名林檎のライブに感動し、
家に帰って3年後に自分が武道館ライブを敢行すると書き出した。
そして3年後にそれを実現しちゃったていうもの。

彼女は唄う。
Keep on dreaming all the life!
Keep on dreaming.

実現した彼女の言葉は重みが違う。
今アンジーは新たな夢に向かってる。
初めてなのにアンジーなんてよんでごめんなさい。
だって皆が呼んでたから。アンジーサイコーって。

新しい夢。
アメリカに渡り音楽大学で学ぶ。米国留学する本当のワケ
そしてグラミー賞を取る。
アンジェラ・アキのこれまでとこれから
多分何処かに書いてあるんだろうな目標の日付が。

最後の歌を唄い終えて手を振って舞台袖に去ってゆく。
「夢の終わり、愛の始まり」のリズムにのっておどけて身体をくねらせる。
かわいい。

最初に行ったライブが最後になっちゃう。
なんだこの喪失感は。

また会えるでしょ、ビッグになってからね。
一番あたらしいファンになりました。
今日はライブの後でダウンロードしたTapestryをずっと聞いてました。

あっそうだここは中国語ブログでした。
中国でカバーされた「手紙 拝啓 十五の君へ」をアップします。



以上

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by zhuangyuan | 2014-08-05 23:55 | 生活 | Comments(0)
2014年 08月 03日

マレーシアで何語でしゃべる?

マレーシア人の小説家Tash Awさんは英語で小説を書いています。
なぜ英語で書くのか?
マレー語で書くと政治性を帯びてしまうと。

シンポジウムで聞いたこの言葉の意味がいまいち飲み込めませんでした。
マレーシアに行ってみてやっとこの意味がわかったような気がします。

クアラルンプールでは様々な人種が行きかい、様々な言葉が話されてます。
英語、各種中国語も多く話され、インド系も多いのですが公用語はバハサマレーシアのみ。
国民統合の術としてマレー語があります。マレーシアの言語政策
マレーシアから独立したシンガポールがマレー語、華語=普通語、英語、タミル語をともに公用語としているのと対照的です。

クアラルンプールを案内していただいたご夫婦は華人系。
2人の会話を聴いていると中国語に英語が混じってる。マレー語は一切なし。
家庭では何語で?と尋ねてみた。

旦那さんの母語は福建語、奥さんは客家語。
それじゃお互い通じないので主に広東語を使ってるといいます。
二人とも学校はイングリッシュスクールを出たとのことで英語も良く使うと。
マレーシアはいまでも英連邦に属しており英国の影響はつよいです。
もちろんマレー語も学校の授業では使うわけで喋れるのですが
習った言葉って感じで母語という感覚はないのでしょう。

なんでマンダリンじゃなくて広東語なの?と聞くとさらに興味深いお話。
クアラルンプールでは広東語を話す華人人口が多いからだそうです。でもマレーシア全土で広東語というわけではないと。ジョホールバルではマンダリン、ペナンでは福建語がメジャーだと。ジョホールバルはシンガポールの影響で北京語が多く、ペナンは福建華僑が多いといいます。

今回の旅は家族で行きましたが、息子はガイドブックに載っているマレー語を使いたがります。
テレマカシ(ありがとう)、スラマットパギ(おはよう)なんて。

華人のご夫婦にも「テレマカシ」とお礼を言い、お二人も「サマサマ」(どういたしまして)と返してくれるのですが、それは母語としてではない言葉としてなんでしょう。

マレーシアへ行くまでのイメージは経済発展は遂げたものの個性のないのっぺりした国家というもの。
イスラムでまとまり、マレー人優遇で、法律も厳しいと。

でもわずか数日いただけでイメージ一新。
人種のごった煮で活力が溢れてる。
マレー人、華人、インド人に加え、インドネシアやバングラデシュからも出稼ぎが集まり、
観光では中国、韓国人がわんさか。

それに加え中東のアラブ人も沢山訪れるそうです。
目当ては観光と買い物。
同じイスラムとしてハラルフードが食べられる安心感。
お祈り場所だってありますよ。

もちろん日本人だってたくさん。
定年後の第二の人生をマレーシアでなんてお方もかなりいると。
案内してくれたご夫婦のお友達も二人コンドミニアム買って暮らしてると。
英語もほぼどこでも使えるから安心です。
まだまだいけるねマレーシア。

ちなみにマレーシア航空の機内エンターテイメントは国際色ゆたか。
選べる言語はこんなにも
マレー語。英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、アラブ語、ヒンディー語、タミル語、マンダリン、広東語、タガログ語、日本語、韓国語

圧巻です。


以上




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by zhuangyuan | 2014-08-03 13:28 | 言葉 | Comments(4)