中華 状元への道

zhuangyuan.exblog.jp
ブログトップ

<   2013年 01月 ( 3 )   > この月の画像一覧


2013年 01月 14日

サッカーで世界とつながる

昨日、サッカー四級審判員資格認定講習なるものを受講しました。
ざっと見たところ130人程度か?
皆さん気合が入っていて、大半がトレーニングウェアでの参加。

今の少年サッカーは資格がないと試合で審判ができないだけでなく
資格者がいないとチームが試合に参加できないらしいのです。

朝9時から夕方5時ごろまでの長丁場でしたが
講師の方がすばらしく、楽しくすごせました。

おしまいのほうで、あなたがサッカーに関わる最大の動機は何ですか?
という質問があり、何人か前に立ち短いスピーチ。

子どもに教えるため、大学での授業の一環、子どもの応援ママさんが高じて、などなど。

で私は?

小学校四年ではじめましたが最初は好きじゃなかった。
弱かったし。
中学校も走ってばかり。

野球のほうが盛んだったし、友達は皆野球だった。
でも父親がサッカーにしろという。
世界のスポーツだからと。

今考えるとほんとにサッカーでよかった。
サッカーってのは世界の共通語。
ボールがあればどこでもできちゃうし。

息子にもやっぱりサッカーやらせたかった。
世界と関わるときのために。


講習でも講師の方が世界サッカーの面白いネタをたくさん話してくれました。

サッカーのルールは国際評議会で決められる。
それはFIFAではない。
イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドのサッカー協会とFIFAで構成されてる。
さすがサッカーの母国イギリス。
これならロングシュートは二点とかにはなりそうにない。

独裁者のいる国のサッカー選手はつらい。なんて話も。
フセイン政権当時のイラク代表は負けると拷問が待っていたとか。
ちょっとwikiをのぞいてみると恐ろしいことがいっぱい書いてありました。

サダムの息子ウダイがスポーツ大臣だったときはひどかったと。
負けると軍事施設に連行し拷問。
拷問怖さにがんばっちゃう。
ドーハの悲劇もその結果だったとか。
逆らった監督はロケット弾ぶち込まれたなんて記述も。
ほんまかいな?

チャウシェスク時代のルーマニアも強かったって。
国軍と秘密警察のチームを支援して世界クラスにしたそうです。
彼らが愛したフットボール:ニコラエ・チャウシェスク

カメルーン代表には呪術師が帯同していたって。
サッカーと黒魔術

今では黒魔術は禁止されたというが
禁止されるってことは効果があるってこと?

そういや先日WBC山本浩二監督がお参り行ってたな。
あれは大丈夫?


日本サッカーもずい分と国際化しているのですが
最近の日本の課題は手を使ったファウルが多いことだといいます。
ホールディングなど。

講師が韓国遠征に行ったとき取られたファウルの60%がこれだったと。
日本ではこれに対して甘いため世界では課題になっていると。
そこで日本では今、手を使ったファウルを厳しくとるようにしているそうです。
オレも意識して吹いちゃおう。ピピッ!

審判といえば笛、ホイッスル。
講師は笛マニアだと自称され、いろんな笛を紹介してくれました。
なんと全部で200個持ってるそうです。
想像以上。

まずは大観衆のスタジアムで吹く笛。
やたらと音がでかい。耳をつんざいた。

イギリスの笛、カナダの笛、どこどこの笛、みんな音が違う。
隣り合わせのグランドでは異なる音色の笛を使うそうです。

イギリスの笛にはコルクの玉が入っていて
唾液でコルクが湿ると心地よい音が出ると。
日本の笛はプラスチック球なので乾いた音しか出ないんですって。

家に帰って自分の古いモルテンの笛を見てみた。

コルクが入ってた。

なんだか早く吹きたくなってきた。
キックオフ。


以上
[PR]

by zhuangyuan | 2013-01-14 21:15 | 生活 | Comments(0)
2013年 01月 06日

ミャンマー落武者伝説 

アヘン王国潜入記 (集英社文庫)

高野 秀行 / 集英社



前回の記事でミャンマーの奥地で明朝の末裔がアヘン作ってる?とさらりと触れました。
私がこの本で一番興味を持ったのはこのこと。

ミャンマーでは世界で唯一、中国人が少数民族として認定されているそうです。
華僑じゃないんです。少数民族です。

彼らはコーカン族(果敢族)と呼ばれ、明朝の末裔を名乗っている。
平家の落武者伝説のようでわくわくしてきます。

明が清に攻められた時に最後の皇帝永暦帝とともに流れ着いた。
果敢族:流落缅甸的明朝汉人遗民(コーカン族:ミャンマーに落ちた明朝漢族の末裔)

300年経った今でも南京出身といっているとか。
原来最早来果敢定居的那些跟随明永历帝南逃至此的兵将,因南明王朝原在南京定都,所以不管他们后来跑到哪里、祖籍何乡,几百年后统统对外说“祖上来自南京府”。

永暦帝が南に逃げたときについてきた果敢の兵や将軍は、南明王朝が南京に都があったので
どこに逃げようとも故郷はというと、数百年後でも対外的には先祖は南京府から来たというのだ。


平家っていうより南朝の天皇についていた兵士の末裔って感じかな?

それが今でも存在感を持っているのが凄い。

近代に入ってからはゴールデントライアングルのアヘンを押さえていた。
なんでそこにアヘンがあったの?
それはアヘン戦争後のイギリスが絡んでるって。

1852年,英殖民者侵占缅甸,中国开始失去对这片土地的控制权。英国人发现这里的土壤气候适合罂粟生长,派人传授种植技术,并指定东印度公司垄断收购。

1852年にイギリスの植民者がミャンマーに侵入し、中国はこの土地の支配権を失い、
イギリス人はこの土地の土壌や気候がケシの生長に適していることがわかり
栽培技術を伝授した。そして東インド会社が独占購買した。

悪いやつらです。巨悪。

イギリス支配後、第二次大戦後には日本が絡んでくるのです。
因为对缅甸抗日保土有功,1947年在缅甸立国的“班弄”会议,土司杨文炳作为“果敢族”的代表参加了民族加盟缅甸联邦政府的签字仪式,缅政府总算正式承认300年来不被接纳的果敢族为其境内合法少数民族。

ミャンマーでの抗日に貢献したために、1947年ミャンマー立国時の班弄会議において
土司である杨文炳がコーカン族代表として民族加盟ミャンマー連邦政府設立儀式に参加し
ミャンマー政府より300年来承認されなかったコーカン族が合法的少数民族と認められた。


そして今なお、存在感を示し、ミャンマー政府と戦闘したりしているようです。
果敢战争

ここには中国政府も絡んでるのかな?

国際政治バランスの変化で米国と接近しているミャンマー。
簡単には読み解けそうにありません。

以上
[PR]

by zhuangyuan | 2013-01-06 18:07 | 文化、歴史 | Comments(3)
2013年 01月 03日

2012年ブック ベスト10

あけましておめでとうございます。

このブログもすっかり更新が滞ってしまい
開設以来初めて一ヶ月ゼロ記事にしてしまい、とうとう広告がトップにでるようになってしまいました。

2012年のことは昨年やっとかなくてはなりませんが
なんだがばたばたしており、掃除なんかも今年に入っても引き続きやっています。

本の整理はなんとか12/31に終えました。

49冊をブックオフに持っていき、
29冊は処分に。

古い本や書き込みした本は処分。
ブックオフは思い切って新しい本も持っていったおかけで
49冊中48冊に値段がつき、過去最高額4570円也。
最近は一冊5円なんて値もあるんですね。

ちなみに年末まで買取特別週間で900円分の割引券もらっちゃいました。
400円分はすぐに使っちゃいましたけど。整理にならない。

では2012年読んだ本からベスト10を選びます。
順番は読んだ順。

ちなみに読んだ本は90冊。冊数が激減しました。
なんか頭がいつもいっぱいで余裕のない一年だったような。

舟を編む

三浦 しをん / 光文社


こちらの記事参照
辞書を作るって?

ドキュメント東京電力―福島原発誕生の内幕 (文春文庫)

田原 総一朗 / 文藝春秋



田原総一朗おそるべし。
1980年に書いたものの復刊。
国家と政治の中で、東電の巨大さを改めて感じます。
福島は歴史の必然か?

アヘン王国潜入記 (集英社文庫)

高野 秀行 / 集英社



今をときめくミャンマーに、
誰もが入れないときに潜入しアヘン栽培までやってしまったお話。
ミャンマーの奥地で明朝の末裔がアヘン作ってる?

原発危機と「東大話法」―傍観者の論理・欺瞞の言語―

安冨 歩 / 明石書店


題名がうまい。広告で見て即買い。
恐ろしいほどの事務能力と邪悪な心を持つ東大学者たち?

一週間

井上 ひさし / 新潮社


こちらを参照。
まじめなことをゆかいに シベリヤ抑留

中国化する日本 日中「文明の衝突」一千年史

與那覇 潤 / 文藝春秋



中国化とはグローバル化。
漢字は世界最古にして最強のモジュール製品だって。

サクリファイス (新潮文庫)

近藤 史恵 / 新潮社


自転車レース小説。
青春、愛憎、嫉妬、サスペンス。
でも爽やか。
自転車を知らなくてもレースの醍醐味を堪能できる。

敗北を抱きしめて〈上〉―第二次大戦後の日本人

ジョン ダワー / 岩波書店


こちらを参照。
1950s 混沌と芸術

気になる部分 (白水uブックス)

岸本 佐知子 / 白水社



翻訳家の柴田元幸氏が面白い人だと著者を紹介していた。
さらに白水uブックスのエッセイが面白いと本で読んだ。
期待通りにチョー面白かった。
翻訳家の文章はわかりやすくて奥が深い。
岸本さんの翻訳も読まなくては。

ブラジル宣言 (ラテンアメリカ・シリーズ―コレクション・ブラジル)

港 千尋 / 弘文堂



骨太ブラジルガイドの翻訳。
管啓次郎氏訳。
先日「翻訳という怪物」という鼎談を聞きに行き、その中で紹介していました。

子どものころブラジルが一番行って見たい国だった。
アマゾンの探検に行きたかった。
ペレの国だし。

曽祖父はヨーロッパ視察の帰り、船を間違えたといつわり
貨物船でブラジルにわたった。
そんな逸話も憧れを強くした。

でも遠すぎて現実感がなく、いつの間にか忘れてた。
一番近づいたのはグアテマラまで行った時でした。

ブラジルの混沌雑多パワーがあふれ出してくるような文章でした。
行きたい。行きたい。

頻繁に出てくるポルトガル語も魅力的。
ひどい歴史と差別を表す言葉が邪悪なオーラを出している。

ところで国旗に書いてある文字の意味知ってます?
ORDEM E PROGRESSO  「秩序と進歩」
d0018375_21552539.png

ジョークでしょ?

ブラジルってのは触れて感じないとわからないんだろうな。

そういや次のワールドカップは...。

以上
[PR]

by zhuangyuan | 2013-01-03 21:46 | 中国関連DVD、本 | Comments(2)