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2011年 10月 30日

古本まつりでゲットした。

今日は神保町の古本まつりに息子と行って来ました。

実は昨日も行ったのですが昨日は午前中に学童クラブの親子で遊ぼう会なる
ものに参加しており、古本祭りに行ったころには腰痛がひどくなりすぐに撤退しました。

今日は雨の予報であきらめていましたが朝は晴れており
小2の息子も行きたいと言い出しましたので出かけてまいりました。
休日にひとりで出かけるのは後ろめたいのでいい口実です。

息子は去年買った紙工作(ローマのコロッセオ)のシリーズが欲しかったのですが
いいものが見あたりませんでした。

去年も同じ反省をしたのですが息子を連れて行くと結局子どものペースになってしまい
気の向くままにゆっくり古本見物なんかはできませんで
すこし眺めているとすぐに服をひっぱられ、
「お腹すいたぁ!」とか「子供の本がいい!」などとはじまります。

で結局ゲットしたのは子供が欲しがった本だけ。
まあ私の好みも投影されてますけど。

モリナガ・ヨウの土木現場に行ってみた!

モリナガ ヨウ / アスペクト



働く車大全集

モリナガ ヨウ / アスペクト



絵がすごい。
大迫力。
大人のための絵本です。

息子は土木のほうを気に入って、写し紙で写すんだと張りきっています。
ただ漢字が多すぎだと不平をいっております。

地学―未知なる星テラ!― (科学キャラクター図鑑)

ダン・ギルピン / 玉川大学出版部


台風だとか洪水だとかのヒミツが。
最近この本のシリーズが気に入っています。


来年はこっそりひとりでゆっくりと。



以上
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by zhuangyuan | 2011-10-30 22:03 | 生活 | Comments(2)
2011年 10月 16日

鹿が増えすぎて

最近、台風被害で大きな土砂災害が相次いでいますが
この一因として鹿の異常繁殖があるといいます。

鹿が木を食い、朽ちさせ、地盤がゆるむ。
大雨、土砂崩れ。

今年の夏に知床に行きましたがそこでも鹿の繁殖が話題になっていました。
野生の鹿を見れるのは嬉しいのですが
ガイドさんの話を聞いていますと困りものだと。

まず木の皮を食う。
木が朽ちる。

草や木の実を食べる。
他の小動物の餌がなくなる。
小動物がいなくなる。

近年知床五湖付近では鹿の繁殖のかたわら40種類もの小動物が姿を消したと。
つまり餌を求めて鹿のいないところへいっちゃった。

ここで更に困るのは熊の餌もなくなちゃったこと。
熊は雑食です。
なんかサケを食べてるイメージがありますが
森ではドングリだとかキノコを食べてるそうです。

そんなものが少なくなって今年は都市へも餌を探しにでてきます。

食物連鎖ってのは一度崩れると修復がむずかしい。

そこで対策はというとオオカミを放そうかなんて冗談みたいな話もあるとか。

そもそも鹿が繁殖した遠因はオオカミが絶滅したこともあるそうです。

北海道のエゾオオカミが明治期に本土から開拓民が入ると激減し絶滅したといいます。
開拓民がエゾジカを取りまくり餌がへったのもありますが
森が切り開かれ町が出来て、移動が妨げられたことも大きいそうです。

森を駆け巡って餌を求めることができない。
また町で隔てられた森では小さいグループごとに分断され
グループ内での多様性が失われてゆき、疫病などが入ると免疫がない場合すぐに
グループごと死んでしまう。

アイヌだけが住んでいた時代はよかった。
人間の営みの生態系のバランスの中で摂理を理解しながら暮らしていた。

オオカミも神(カムイ)とあがめられていました。
クマもサケもふくろうも皆、神(カムイ)。
自然から与えられるものも、恐れも、人間が関与する節度をして
神の見えざる手にゆだねてる。

それを開拓民が踏みにじる。
このブログでも何度もご紹介した中国小説「狼图腾」の世界です。
モンゴルの草原でも同じことが起こりました。

神なるオオカミ・上

姜 戎 / 講談社



知床で読んだ小説でもアイヌと開拓民の軋轢を描いています。

静かな大地

池澤 夏樹 / 朝日新聞社



文明に惑わされた現代人はエゴのたかまりとなり
万物が営む生態系を破壊してしまう。
節度を知らない。



知床は世界自然遺産に登録されています。
ゆえに自然保護には厳しい規制があります。
生態系保存のために外来種をいれないし、自然物も持ち出せない。

小2の息子が抜け殻を拾おうとしましたが
それも禁じられました。

観光と保全のバランスが難しい。
生態系の保存を人間が恣意的に行うってのは
ちょっとおこがましいんじゃないのかな?

アイヌのように人間も自然の一部として溶け込むってのが正解なのでしょう。

でもそれをするには人間は増えすぎたのでしょう。
鹿以上に。

以上
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by zhuangyuan | 2011-10-16 22:10 | 時事 | Comments(2)
2011年 10月 10日

わたしの知らない韓流世界

昨日は小5の娘の塾の組み分けテスト。

歴史の授業が始まったのだがさっぱり分からないとのこと
試験会場への道すがら地下鉄で付け焼刃の仕込み。

テキストをみると
縄文、弥生、飛鳥時代ときて、朝鮮半島の歴史にも触れています。

百済、高句麗、新羅。

驚いたことに振り仮名にこうありました。

ペクチェ,コグリョ,シルラ

よく見ると漢字の下にももうひとつ振り仮名があり
そこには、くだら、こうくり、しらぎ とあります。

いつから韓国語読みを教えるようになったのだろう。
韓流おそるべし。

そのうち朝鮮半島もチョソンバンドとか言い出しそう。
さすがに東海(ドンヘ)はないと思いますが。


試験が終わり、案の定、歴史はまったくだめだったとのことですが
お疲れさまの意味もこめて
かねてから連れて行って欲しいといわれていた新大久保に行きました。

今は新大久保が流行りのスポットなんだそうです。

東新宿から職安通りを大久保方面に歩き路地を右に曲がる。

あらびっくり、数ある韓国料理屋に行列ができています。
一番すいている店でプルコギ丼とビビンバの昼食を済ませ新大久保方面へ。

すごい、すごすぎる。
狭い路地に人がぎゅうぎゅう。
韓国料理屋に、化粧品屋、アイドルショップ、ハングルカフェ、イケメンがいそうなお店も...

人気便乗店もいっぱいで以前は普通の薬局だったところが美容パック屋になって
ついでにアイドルグッズ売ってたりします。

どこも大行列。女の子ばっかり。(わたしの言う女の子は同世代の40くらいも含みます。)
化粧のオバチャン軍団も負けじとワイワイガヤガヤ。

その様子は在りし日の竹下通りを思い出しました。
在りし日といっても最近の様子は知らないので、
わたしが言うのは80年代前半のあの頃の竹下通り。

どこも凄い人なのでただ道をすり抜けるだけ。
娘に「どこか目当ての場所があるのか?」と聞くと
即座に「韓流百貨店!」とのこたえ。

iPhoneを頼って、到着。
韓流グッズはなんでもそろうとあります。
ここは更に混雑。

「入るのやめようぜ」
「やだ!絶対入る!」

大混雑のなかを二階へ。

お目当てのKARAグッズ売り場へ

「KARAで誰が好きなんだ?」
「え! ハラちゃん!チョーかわいい!」

「ハラちゃん?カラにハラがいるのか?どの娘?」
女性でハラといえば、原坊しか思い浮かばない。
指をさされても、どれもいっしょに見えるから覚えられるか自信がない。

「これがスンヨン、これがニコル...
ニコルは家が焼肉屋さんで食いしん坊なんだよ。」
学校でどれだけKARAが話題にされてるか想像できます。

混んでる店内をとりあえず一周。

「あ!パパ見てえ!ブタウサギ!」
「はあ?!」
「イケメンですねに出てくるんだよ。可愛い~! 買ってえ!」

ブタ鼻のウサギ人形が大小いっぱいです。
来る人が同じく「ブタウワギ!」と喜んでいるので人気があるんでしょう。

で結局、ブタウサギをひとつ買って帰りました。

店には男女の韓流スターの写真が所狭しと並べられ
どこも人だかり、一番驚いたグッズは名札バッジ。
プラスチックにハングルでアイドルの名前が書いてあるだけ。
「マッチ」とか書いてあるだけ。そんなものでも商売になっちゃうのに驚き。
そういやあアイドルのライブではハングル書いたカラフルなウチワをファン達がふっていたな。
彼女たちはハングル読めんのかな?

新大久保ちょっと異空間に紛れ込んだ感がありました。
韓国語をスタートしたはいいが韓流好きでないとおみそであるような感覚。

なんか山の手線に乗ったらほっとしました。

帰りの電車で娘が言いました。

「ママも最近、韓流ドラマ見てるよ。」

「ぶっ ブルータスお前もか?」

以上
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by zhuangyuan | 2011-10-10 18:03 | 韓国 | Comments(8)
2011年 10月 02日

韓国と朝鮮 その呼び名

朝鮮語のすすめ 日本語からの視点 (講談社現代新書 614)

渡辺 吉鎔 / 講談社



先日、こちらの本を読みましたが購入する時にちょっと違和感がありました。
それは朝鮮語という言葉。
なんかすごく古臭いイメージがありました。
言葉が重い。政治色も。

この本のまえがきにも説明がありました。

韓国育ちなのに
「なぜ韓国語といわないのかと聞かれるかもしれない。」

「現在(1981年当時)日本の大学に設置されている朝鮮半島の言葉の講座は
1,2の例外を除くと朝鮮語と言う名称を用いており....
それに従わせてもらっただけで他意はない。」


「他意はない」というところを見るといろいろいちゃもんをつけてくる人が沢山いたんでしょう。

日本語と韓国語 (文春新書)

大野 敏明 / 文藝春秋


こちらの本にはこんな例もありました。
NHKが語学講座を始める際に「韓国語講座」か「朝鮮語講座」かもめスタートが二年遅れたそうです。
で結果「ハングル講座」という名称になったと。

そのせいでハングルという文字だけをあらわす単語が言葉全体をあらすかのように
誤解される原因になってますね。
ハングルと言う言葉も私は漢字語かと誤解しており
韓国語(ハングンマル)から来ているとおもってました。
正しくは「大いなる文字」という固有語だといいます。

じゃあそもそも「韓国」「朝鮮」ってのはどんな違いとそれぞれのこだわりがあのか?

この本に歴史の流れが載ってます。
簡単に言っちゃうとこんな感じ。

まずは今の大韓民国、これは大韓帝国が共和国として復活したもの。

大韓帝国ってのは皇帝をいだいているのですが
それまでの李氏朝鮮ってのは中国冊封国。国王しかいない。
中国皇帝に朝貢してる。

その中国(清)が日本に負けちゃった。
そこでいきなり帝国になっちゃった。

つまり朝貢国の朝鮮から脱皮すべく韓がでてきて大韓帝国。
独立国です。

でもこれが長くつづかない。
日韓併合。

日韓併合直後に勅令がだされて韓国から朝鮮にまた変わる。

韓国統監府は朝鮮総督府へかわるなど韓の文字が抹殺されたといいます。
つまり帝国じゃないんだよってこと。

こうして戦後の分断を迎える。

南には大韓民国。
北には朝鮮民主主義人民共和国。

北朝鮮は李氏朝鮮の復活。
大韓帝国時代はなかったことになってるそうです。

金日成が植民地からの独立を勝ち取る。
北にいわせりゃ南は相変わらずの米国植民地状態ってわけ。

そういやあ何かっていうと中国いってる将軍さまも
実は歴史を踏襲して朝貢国気分がぬけてないのかも。

それぞれにいろんな理屈がなりたつわけですが
今の日本でのイメージは韓流ブームと北朝鮮拉致問題で
ずいぶん差がついちゃったようですがどちらにせよ色が濃すぎる。

NHKがハングルってのをひらめいたのはかなりのヒットですね。
政治っぽさが抜けててよい。

ところで将来いっしょになったらどんな国名使うんでしょうね。
高麗民国なんていいかもね。
KOREAの語源でもあるんだし。


以上
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by zhuangyuan | 2011-10-02 18:37 | 言葉 | Comments(2)