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2011年 04月 27日

渋滞スパイラル ジャカルタ編

先週インドネシア、タイとまわってきました。

景気がよくてうらやましい。
縮んでいく日本にくらべて成長してゆくアジアの勢いを感じます。

ただ急速な発展ゆえの問題も。
渋滞がひどすぎる。
発展のスピードにインフラが追いついていない。
つまり車が売れても道がない。


特にジャカルタ。

着いたのは日曜の夕刻だったため30分で市内まで到着しましたが
ウィークデイですと二時間かかることもあるそうです。

ただここからが大変。
夕食場所へ行こうとするとどしゃ降り。

すぐに洪水のように水が道路にあふれる。
わずかな時間の雨ですぐこの状態。
大渋滞。

しばらくして動きだすと今度は渋滞がないのに停止。
車に水が入ってしまったようです。

毎日こんな調子だそうです。


翌日お客さんと会っているときオフィスの人数をききました。
25人だといいます。
商売の規模に比べて多いのでびっくりして
凄い繁盛してますねといっていみた。

「恥ずかしい話だがこれはわが国の非効率のせいなのだ」と

一つことをするためにプロセスが多く時間がかかるそうです。
政府に貿易の許可をとるにも
毎日毎日日参して役人の机から机へ書類をまわしてゆくんだそうです。
しかもその役所にいくにも渋滞でなかなかたどり着けない。
帰ってくるのももちろんその調子。

商売するには別の人が動くしかない。
人数がいるのです。

ちなみに通勤はどのくらいと尋ねると。

ななんと、片道3時間だそうです。

もっと中心に住みたくても高くて場所がない。

毎日。たった20キロを3時間。
なんたる非効率。


政府も対策はとってるようで
時間帯で相乗り規制をしてるそうです。

ラッシュ時は車一台につき3人乗っていないといけない。
破れば罰金。

これがなかなか不便だそうで
一人で乗ってて渋滞中にその時間になってしまったら
オフィスビルの駐車場なんかは入れてくれないそうです。

するとその時間は3人で営業に行かなきゃならない。
これも効率悪い話です。

またその時間になるとひとりドライバーは道端の人をひろうそうです。
のっけてあげるよ~って感じ。

そんなことしてしょっちゅう止まるわけですから益々渋滞。
困ったものです。


こんなことも聞きました。
港の積み出し能力も全然足りない。

船積み待ちのトラックが三日待つなんてこともざらだと。
するとどうする?

三日待ってたらその間そのトラックは使えないわけです。
そしてもう一台買うわけです。

こうして渋滞スパイラルが起きるのです。
渋滞すればするほど非効率になる。
すると人数と車を増やす。
もっともっと渋滞が増えることに。

でもこれが発展への道だし
その分いろんな需要が生まれてくるんです。

道も橋も港も。そしてまた車を買う。
日本もこんな成長をしてきたんでしょうね。


以上
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by zhuangyuan | 2011-04-27 22:05 | 時事 | Comments(6)
2011年 04月 26日

どこでもガイガー

今日、上海企業の日本支社にいきましたら
この地震の後、ガイガーカウンターを買ったとのこと。
上海に一台、東京に一台。

「それでわかったんですよ、東京は大丈夫だって。
放射線量は上海のほうが高いですよ。」

中国は放射線量が高いといいますが
なぜなんでしょう?

「中国では内装に大理石や花崗岩が使われるからです。」

そんなものから放射線がでるなんて知らなかった。
学生のころ大理を旅したことがありますがもしかして...。

お客さんは最近どこに行くのにもガイガータウンターをもっていっているとのこと。
飛行機上はやっぱり高かったと。

最近行ったなかではオーストラリアが一番レベルが高かったそうです。
なんでもオゾンホールが原因しているとか。

そういえば昔シドニーにいたころ晴れた日には紫外線予報をやってたな。
放射線も降ってるわけね。


「東京が危なくないってわかってるんですから
中国の皆さんにも教えてあげてくださいよ。」

「ぜんぜん信じてくれません。
当社が輸入しようとしている船も船長が拒否してきてくれません」

「西日本で揚げればいいんでは?」

「日本というだけでダメなんです。」

まさに風評被害。

もし船長が日本に行くことを断行したら船員は皆やめてしまうだろうと。
中国船員は給料がやすいので辞めても同じくらいの給料もらえるところはある。
恐怖の体験をするより先に逃げ出してしまうだろうと。


いろんな問題でています。

ところでなぜ新宿の放射線は高いんだろうか?

以上
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by zhuangyuan | 2011-04-26 22:41 | 時事 | Comments(2)
2011年 04月 03日

日中マスコミ 酷さ比べ

中国のマスゴミ ジャーナリズムの挫折と目覚め (扶桑社新書)

福島 香織 / 扶桑社



元産経新聞中国駐在記者、福島香織女史。
高山正之氏をして、「彼女が記者でいる限り、産経新聞は健全だ」と言わしめた逸材。

やめちゃった産経新聞がどうなってるかはさておき
中国マスコミのあきれた現状を明らかにしてくれます。

中国において報道機関とは、あきまでも現状維持に寄与する形の宣伝が第一義の使命だといいます。

古くは文革時の
「公開の場での自己批判・つるし上げ」
「抵抗勢力排除」
「権力闘争」

共産党は笔杆子(ペン),枪杆子(銃)の二つで権力を奪取した歴史があり
マスコミによる宣伝工作は非常に重要な位置づけとされているとのこと。

まあでもこれに関してはそういうもんだと思ってみれば
それはそれで悪影響はすくないかも。

日本の大手マスコミは正義ぶって政権批判しつつも
裏でつながって大衆操作をしますからこっちのほうがややこしいかも。


最近の中国マスコミの傾向としては
けっして政府批判はしないものの権力者の腐敗を暴く人民本位の記事が増えているといいます。

ただしここは中国、これを利用し金儲けする記者があとをたたないと。

シンプルに言うと「たかり」です。

例えば炭鉱事故。
事故を起した事業主は事を大きくしたくない。

エネルギー不足の中国では大儲けできます。
安全無視して利益優先。
地方政府ともつるんでます。

そんな彼らの事故後の記者会見では、軽食や飲み物、お車代までついてくる。
どうか穏便にって。

そんなことが続くとエスカレートして自ら見返りを要求する記者もでてくる。
記事に書かれたくなかったら...

お車代に広告費なんでもありつまり口止め料です。
中国語で封口費というんですって。

甚だしきは
あまりにゆすりが酷すぎて、殺されちゃった記者もいるそうです。

ちょっとここで想像してみた。

日本の記者がこんなゆすり記者ばかりだったら?

原発事故で放射能がいっぱい漏れてたって
事業主に賄賂つかまされて報道しないなんてことも。

「もう一本足してくださいよ。プルトニウムのことは書きませんから。
ヨウ素だけにしときますよ。」なんて。


中国ってやっぱひどいなあ、なんて思ってたら、ふと気づいた。
日本も同じだと。

個人記者は善良だろうけど
大会社はみんなつるんでる。

組織としてグル。
政官財に報道も。
エスタブリッシュメントが強固に結びついてる。

今回の東電事故であきらかになりつつありますね。
3.11に東電会長はマスコミ大手トップと費用持ちで中国旅行してたらしいし。

そいうや官房機密費をマスコミに配ってたなんて話もあったなあ。

中国の封口費なんて可愛いものですね。
悪い奴が見えやすい。

もしかして福島香織さん中国のマスコミを批判するふりして
日本のマスコミを批判してるのかな?
指桑骂槐?



そんな中国、
今はtwitterもどきの「微博」がそんな現状を打破できるかと期待されているそうです。

善良な個人がメディアをもって既得権益に穴をあける。

とりあえず私も登録してみた。
「新浪微博 我的首页」

请关注一下。


以上
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by zhuangyuan | 2011-04-03 11:29 | 中国関連DVD、本 | Comments(0)