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2009年 10月 25日

スモール・ハンドレッド

自動車革命 第2回
スモール・ハンドレッド 新たな挑戦者たち


久しぶりにテレビを真剣にみました。

今朝の朝日新聞でテレビ欄に紹介がありました。

けっこう過激な紹介です。

日本の自動車メーカーの役員はセレブ並に偉そうに視察してるけど
中国にどんどん出来てる電気自動車会社はあなどれないよ。
それにシリコンバレーでは自動車は家電化してる。
日本も技術力あるっていってるけどホント大丈夫?
鳩山さん秘策はないのか?

とかなり要約するとこういう感じ。
この番組紹介のおかげでかなり興味を持ちました。
でも鳩山さんがでてくるあたり他力本願でだめですね。

スモール・ハンドレッドとはなんなのか?
Small Hundreds

ビッグ・スリーに対する言葉だそうです。
ビッグスリーが崩壊しかかっているいま
電気自動車では小規模な新進企業がどんどんでてきています。

電気自動車は電池入れて車輪回すだけなので
ラジコンカーとさして変わらないわけです。
簡単なので参入障壁が低い。

なかにはウォーレン・バフェットが出資する企業まで登場。
BYD:バフェット出資で話題、電気自動車で世界に挑む

日本はそんな状況でも大企業が大資本で押さえにかかるし
何かと規制がうるさいので
なかなか新興企業は手を出せない。

そこ行くと中国は凄いです。
儲かるとなったら誰でもすぐ始めちゃう。
コネさえつくれば融資だってばんばんついちゃいます。

やっぱり経済成長の源は企業家精神ですね。
山東省にはちいさな電気自動車会社がたくさんあるんですって。
そこはさながら戦後日本の浜松でバイクメーカーがしのぎを削っていたときのようだと。

日本もそんな時代があったんです。
いまじゃ規制だとか前例だとか業界の常識だとか
コンプライアンスにリスクマネジメント...。
これじゃあ何にもはじめられません。
一億総官僚化社会。

ちょっとは中国の町工場を見習わなくてはなりません。
リスクを恐れず、前例にとらわれず、
少人数で夜中まで働いて技術を磨いて開発した電気自動車でEUの審査まで通っちゃう。
まるでプロジェクトXの世界です。

ある工場が試作車第一号をヨーロッパに出荷するところを映像が追います。

工場のお兄さんがその試作車を運転して船まで運ぼうとしたとき
ドカーン!
工場内でぶつけちゃいます。
フロントがぺちゃんこ。

まあこういうのはお愛想ですね。
これにめげずに作り直し。
なんとか納期に間に合い出荷。

こんな努力を日夜繰り返している新興企業がたくさんあるんです。

なんか明日からの仕事にエネルギーをもらいました。

チッチャイことは気にスンナ
それワカチコワカチコ!

以上
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by zhuangyuan | 2009-10-25 22:33 | 時事 | Comments(0)
2009年 10月 25日

科学者の夢

731―石井四郎と細菌戦部隊の闇を暴く (新潮文庫)

青木 冨貴子 / 新潮社



731。

読みたくないけどちょっと知りたい。
怖いもの見たさで読了。

七五三ではないですよ。

満洲にあったいわゆる細菌戦部隊、731部隊のことです。
正式には関東軍給水防疫部。

悪魔の飽食 新版―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫 も 3-11)

森村 誠一 / 角川グループパブリッシング



悪魔の飽食で一気に世に知られるようになりましたが
その後はウソだホントだといろいろ騒がれております。

なにしろ戦争に負けるとすぐにハルビン近くにあった研究所を燃やして破壊して
資料もほとんど焼いてしまい所員も全て撤退。
電撃的に撤退。ソ連攻め入った8/17にはもういなかったと。

そこにあったのは
ネズミ、リス、ウサギ、モルモットなど実験用生物が走り回り
病気の牛や山羊、羊が徘徊し
数百匹のサルもうろついていたとのこと。

おそろしや。

よって真実は誰にもわからない。
すべては隊長石井四郎の頭の中。


今回のこの本は
その隊長石井四郎が戦犯とならずにGHQから免責されたことを
新発見の自筆ノートをもとに暴きだしています。

東京裁判の正当性はともかくとして
「人道に対する罪」だとか「平和に対する罪」とかいうのであれば
彼をまっさきに戦犯にすべきでしょうが
結局政治なんてものはきれいごとでは済まずに裏には「高度な判断」が存在し
巨悪は生きぬくわけです。

細菌戦なんていうといまいちイメージがわきませんので
どうしてそうまでもしてGHQやらソ連やらが731部隊のデータを欲しがったのからわかりません。

アメリカだってソ連だって当時の大日本帝国より国力があったわけですし
原爆造れる金と技術があったら細菌兵器なんてわけないでしょ。
それがどうしてそんなに欲しがるの?
石井四郎ってそんなに天才なの?

この本読んでるとそうでもなさそう。
ほら吹きの政治屋でバイタリティはすごいけどそんな優秀な科学者のイメージはない。

とすればやっぱり
彼らが欲しかったデータはマルタの実験データしかないのではないでしょうか?

マルタつまり人体=生体の実験です。

実際にどれだけの規模で行われたかはわかりませんし
証言はされてますが証拠はどれだけあるかはわかりません。

でもこれがあったからこそ
石井のデータも重宝されたんでしょう。

米ソの大国も生体実験を大々的にやってデータ集めることはできなかったでしょうから。
本当の効果はやっぱり実際に使ってみなきゃわからない。

どんだけの病原菌でどれだけ効果があるか?
最小のコストで最大に効果を挙げるには?
制御するにはどうするか?

生体実験って科学者の永遠の夢なんでしょうね。
「人類発展のための礎にするために」なんて自分で理由つけて。

これをやった人のデータがあったら
それが戦犯であろうとなんだろうと欲しくて欲しくてたまらない。

科学者でなくとも
生粋の軍人であるマッカーサーも未来の兵器である細菌兵器の魅力にとりつかれていたと。

「ルーテナント・ジェネラル・イシイはどこか?」

これがマッカーサーが厚木に降り立って初めて発した言葉であるとのこと。

以上
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by zhuangyuan | 2009-10-25 10:43 | 中国関連DVD、本 | Comments(0)
2009年 10月 18日

腰酸背痛

腰が痛い。

先日は腰が痛くて中国語教室をドタキャンしてしまいました。
腰酸背痛というそうです。
まさにそんな感じ。

原因はいまいちはっきりしませんが
おそらくシルバーウィークに旅行先で熱を出した娘を20分間おぶって歩いたこと。

先週ピークを迎え接骨院でマッサージを受けるも
翌日はもみ返しでさらに悪化したので整形外科にいきました。

前にヒザを見てもらったのと同じ若い女医さん。
ヒザの時は70歳のヒザと言われずいぶんショックをうけました。

今回も淡々といわれました。
「首と腰の椎間板が圧迫されてますね。
直らないですから進展しないよううまくつきあっていきましょ。」

でもって昨日は息子の保育園の運動会。

いつもは積極的に親子協議に参加してますが
今回はちょっと遠慮したかった。
特に綱引きは。

春には娘の小学校の運動会の綱引きで張り切りすぎて腰痛になりました。

今回は腰痛もちで参加。
でも結局でてしまいました。
「男が出ないと白組が負けるからパパがでてよ。」

妻からは「本気でやらなきゃいいでしょ」といわれて参加。

でも出たからにはついつい大人げなく
本気になってしまうのが綱引きです。

ちなみに中国語では拔河(bahe)というそうです。
これは知らなかった。

なんで縄でなく河を引くというのか?
为什么叫“拔河”不叫“拔绳子”?

昔戦争のときに水軍が負けた軍隊の舟を引いてくる道具があり
それを引くことから競技がはじまったとか。

閑話休題。

とういうわけで綱引きに参加して
本気を出して
見事白組の二連勝。

そして案の定腰痛が悪化したのでした。

しかしながら
パピィが身を削って奮闘したにもかかわらず
子どもチームの綱引きは白組が二連敗して
総合結果は紅組の勝ち。

「なんで子どもチームは負けたんだよ!
頑張れよ!」
と夜のお風呂でききました。

「だって紅チームは6歳が二人いるんだもん。」

息子は5歳。

以上
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by zhuangyuan | 2009-10-18 22:32 | 生活 | Comments(4)
2009年 10月 10日

中国人の商魂

先日ヨーロッパのトレーダーのお偉いさんと食事しました。

話題の中心はいつも中国。
中国経済は前半とばしすぎて実体経済より投機分野にカネがまわり
バブってしまい、最近は金融引き締め気味です。

それにつられて鉄鋼市場も大暴落してしまい
そのまま国慶節の大型連休入り。

休み明けはどうなることやら。
というのがみんなの関心ごとです。

中国の商売人はみんなしてスペキュレーターですから
儲かるとおもったらすぐに資金をぶち込みます。
銀行だってコネさえあればどんどん貸してくれますから。
もし損したら逃げちゃえばいいし。

そんなお国柄では
鉄も非鉄も相場が乱高下します。

食事のときに彼が教えてくれました。

最近の非鉄金属相場に大きな影響を与えているのが
養豚業者なんですって。

豚を飼うのをやめて豚舎にニッケルを積み上げている業者がいるそうです。
China’s Pig Farmers Amass Copper, Nickel(中国の養豚業者が銅やニッケルを積み上げている。)
鉄もいいときは八百屋やら教師やら部外者がどんどん参入してきましたが
ニッケルなんてなじみのない非鉄金属まで手をだしますか。

ニッケルは相場が乱高下しますからプロでも大損します。
そんなものを素人が簡単にやるところが楽観的で面白い。

こんな連中がどんどん買って価格をつり上げる。
するとなんだか本当に需要があるように感じてくる。
そしてまた価格があがる。
中国はでかいのでみんな幻想を抱いてしまう。
こんなに需要があるはずない。
でも中国ならありえるかも。
なんて。

The metals holdings by pig-farmer investors and other private speculators give “the impression that there is strong demand in China,”

養豚投資家やその他の個人投機屋たちの行為が
中国には大きな需要があるという印象を与えている。


ではなんでそんな養豚業者が高価な非鉄金属を積み上げるほどの金を用意できるのか?

この疑問を彼にぶつけてみました。

「Mr.状元、それは豚インフルエンザですよ。」

「???」

豚インフルエンザが流行ったとき
養豚業者は政府の指示で買っている豚を大量に処分しなければならなかった。
あるいは全ての豚を。
そして政府はその補償にと交付金を出した。

その金で新しい豚を買わずに
ニッケルを買ったのです。

中国の商売人、恐るべし。

以上
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by zhuangyuan | 2009-10-10 21:56 | 時事 | Comments(2)