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2009年 07月 26日

「ほめる」効用

中国語教室にいきますと一つニュースが。

生徒の一人が最近結婚したといいます。
御年50歳。
天命を知っている御年です。

私は彼が独身であるということすら知りませんでした。

新婚生活を円滑にすすめる秘訣について語ってくれました。

毎日,我爱你 とささやく。

奥様は日本人なので中国語はわかりませんから
日本語で言っているわけです。

私は日本語には「愛してる」なんて言葉はないんじゃないの?
と疑問をはさんだところ、
確かに照れくさいので中国語の方がいいかもと。

もうひとつは
とにかく毎日ほめる。

しかも具体的にほめる。
「きれいだね」だけじゃだめだそうで
どこがきれいだと言わなきゃいけないと。

先生は女性ですが
これを実践しているそうで
旦那さんを常にほめまくっているそうです。

ほめれば相手も喜ぶし
自分も気持ちがいいと。
拍马屁(おべっか)でもかまわないと。

こんな言葉を教えてくれました。

予人玫瑰,手留余香


バラの花を渡すと、手元にも香りが残る

いい言葉です。

この言葉先日読んだ論語の本にも載ってました。

論語力

于 丹 / 講談社



私は原著で読みました。友人にいただいたのです。
「于丹《论语》心得」中華書局
CCTVの番組を本にしたものだそうです。

ここでは「ほめる」ことでなく「与える」ことに重きを置いています。

给予比获取更能使我们心中充满幸福感。
与えることは得ることより、幸せに思える。
勝間さんのいうGiveの5乗ですね。

でも新婚の彼は言います。
ほめているけど自分はぜんぜんほめられないと。

先生は答えて曰く
「そんなことは気にしてはいけない。
これは投資なんです。
10年後にきっと返って来ます。
株なんかよりずっと確かです。」

ふと私自身を振り返る。
これはまずい。

私はほめるのは大の苦手。
照れくさくてできない。
結婚11年経ってしまいました。
うー恐ろしい。

私の弟は心理学者ですが
徹底的にほめまくります。

ちょっと行き過ぎだとも思えるのですが
母いわく「それでもやっぱりうれしい」と

最近のいろんなビジネス書ですとか心理の本ですとかと読んでますと
ほめることの効用があふれるほどに書いてあります。
でもなかなかできない。

会社でも部下に言われました。

状元さんは厳しすぎますよ。
マネージャーなんだからチームを鼓舞するように盛り立てないと
今の若い人には通じませんよ。

息子は父の日に私の似顔絵を書きました。
保育園のノートには先生との会話がありました。
「何でパパの目が怖くなっているの?」
「だっていつも怒っているんだもん。」

これにはヘコミました。

やさしくするほうが楽ですが
人間はやっぱり緊張感のあるなかで育ってゆくと思うので時代に合わないと
おもいつつもなかなか変われません。

拍马屁だと割り切ってちょっとトライしてみようかな。

以上
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by zhuangyuan | 2009-07-26 09:11 | 言葉 | Comments(9)
2009年 07月 20日

ネジが一本足りない

最近、ネジが一本足りないような気がする。
私の頭のネジです。

土曜日は娘の小学校の夏祭りでした。
ゲームや肝試しに太鼓と盛りだくさん。
最後は花火でしめです。

花火までちょっと間があったので一人で散歩にでかけました。
花火に戻るはずが予定が早く進行したらしく、あたりはケムケムでもう終わっていました。

すると息子がぐずっており
自転車で先に帰ることに。

あれ?
鍵がない。
ポケットに入れたはずがどこにもない。

自転車につけっぱなしかな?
と確かめに行ったがやっぱりなし。

妻のもとに戻り、
自転車のカギをなくしたことを告げる。

「なんかさっきカギの落し物があるって放送があったけど。」

それに違いない。
でもカギっていっても超ちっちゃいものでキーホルダもつけてないから
落としてても見つかりそうにないと
不安げにたずねてゆく。

だが既に本部は撤収済み。
誰もいない。

とりあえず校舎に入り
後片付けをする父兄にどんどん聞いてみる。

ありましたー!

お恥ずかしい。

とこれだけならいいのですが
実は私、先月末に旅行に行った際にもっと大事なものをなくしたのです。

結婚指輪です。

夜にホテルで娘が指輪をつけて遊んでいるのを注意したのが最後で
その後の記憶はありません。

なくしたことに気づいたのは
翌々日に会社に行く前です。

前日にしてたのかも記憶にないのです。

私が結婚指輪をなくしたのはこれで二度目。
今度は出てこないかも。

一度目は奇跡的に出てきたのです。
その話はまた今度。

以上
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by zhuangyuan | 2009-07-20 21:29 | 生活 | Comments(0)
2009年 07月 11日

今中国で北海道が人気

先日北京でドイツ料理を食しながら歓談していますと
彼は昨年日本に旅行に行ったといいます。

大阪、京都、東京をめぐるツアーだったそうです。

今度は北海道に行ってみたいといいます。
冬に旅行したいと思っていたんだけど
今は秋に行こうとおもってるんだと。

今年のお正月映画で秋の北海道でロケをしたものがあって
最高によかったといいます。

その映画にちなんだロケ地をめぐるツアーが企画されているそうです。

同じ地方をまわり
同じ旅館にとまり
同じ居酒屋で飯を食う。

劇中での名前は違うものを使っているそうですが
実際にロケをしたところとまったく同じものを回るそうです。

私は北海道で生まれましたがわずか生後一年で出てしまいました。
いまも実は仕事で北海道地区を担当しているのですが
ほとんど日帰りで過密スケジュールで観光する余裕はまったくなし。
一度ゆっくり出生の地をまわってみたいと思っています。

その映画がどうしても見たくなりました。
「非诚勿扰」冯小刚監督作品 

それがなんと
帰りの飛行機のなかで見ることができました!

冯小刚作品はお正月映画の定番で私もこれまでもいくつもDVDみてますが
こちらも世間の価値観を皮肉った彼特有の世界。喜劇であり悲劇。

成功した独身の発明家がネットで見合い相手を探すお話。
題名の「非诚勿扰」とは「冷やかしお断り」って意味です。

ネットで知り合った美人フライトアテンダントと北海道に行きます。

彼女にとって北海道は忘れられない不倫相手とはじめて旅行した場所。
楽しい旅行の底流に悲しい思い出が流れている。

そんな二人を北海道の大自然が包み込む。
荘厳な風景。
人間なんてちいさいちいさい。

映画とともに旅をしようなんてページがりました。

随《非诚勿扰》去旅游

美丽、旷野、自然的北海道本身,就是一个十分理想的适合于演绎抒情浪漫、刻骨铭心爱情的地方,以至于当很多人看完电影走出影院的时候,或多或少想到的竟然都是——真想什么时候去一趟北海道……

美しく、広がる大自然の北海道そのものが
ロマンを語り、愛を刻み込むのに理想的である。

人々は映画を見終わると多かれ少なかれ思い当たるのだった。
いつか北海道に行きたいと...。

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以上
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by zhuangyuan | 2009-07-11 18:01 | 時事 | Comments(0)
2009年 07月 09日

複雑なウイグル問題

ウイグルが大変なことになっています。

私の通う中国語教室では
夏休み企画でウイグル旅行が予定されていましたが中止したそうです。
まあ今は行けないないですよね。

この問題は新聞見るだけでも大変な事件ですが
裏にはまだまだありそうです。
今日ラジオをpodcastでききましたらびっくりしました。
新疆ウイグル自治区とは中国側からの見方
ニュースの見方 水曜は「青山繁晴」 07/08放送分

まず聞いてみてください。

ひとつのデマから広東でのウイグル人リンチにつながり
それがウイグルでのデモにつながる。
自然と人が集まり大きくなってゆく。
それを待ち構えていた武警登場。
ダダダダっと。

世界金融危機
失業問題
テロとの戦い
民族問題
宗教問題
戸籍問題
強制移住
資源問題

こんなものが複雑に絡み合っています。

今は世界は中国経済しか頼れない。
世界は中国を非難できない。
独立弾圧は今がチャンスなの?
テロ危機が存在するうちに行動しないといけません。
イスラムですし。

経済不況での失業問題への不満を民族対立で目をそらすとか?
全国の失業した不満分子が暴動おこなさないようにパリッとしたとこ見せたいとか?

ちょっとしたきっかけと
扇動でまたたくまに広がりを見せる。

これまでの張り詰めた関係一気にはじける。

とにかく中国の方はウイグル人を嫌うひとが多い。

私が北京に3ヶ月いたときも
ウイグル人を悪くゆう人が多かった。
インテリでもそうです。
「あいつらは凶暴で盗みばっかりだ」と

そんな緊張がどっとはじけたんでしょう。

もちろんそうでない人もいますけど。
当時の先生のひとりは
ウイグル自治区出身の漢族でした。
文革のころおじいさまがそこに逃れたそうです。

彼は私と同じ年ですがウイグル大好き。
彼といっしょにウイグル料理を食べにいったこともあります。

特にイリは砂漠のオアシスで自然に恵まれた最高にいいところだそうです。


この問題は今始まったことでなく
何千年も繰り返されてる問題です。

ウイグルってのは昔の突厥だそうです。

東トルキスタンってのは東突厥だとか。

以上
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by zhuangyuan | 2009-07-09 22:35 | 時事 | Comments(2)
2009年 07月 05日

中国版タモリ

一年半ぶりに中国出張にいってきました。

北京がきれいでびっくりしました。
空も抜けるように青かった。
やればできるんですね。

昼夜昼夜とお客さんと食事。中華中華中華。
常に膨満感にさなまれて
お客さんと食事している最中もいつもトイレを気にしてる感じでした。

よせばいいのに朝食もビュッフェスタイルでしっかりとってしまう。
よっていまもちょっと腹下し気味。

北京でお客さんとドイツの樽ビールを飲みながら食事をしていますと
彼は日本語を勉強したことがあるといいます。

外語大学を出た彼は専攻が英語で第二外国語が日本語だったそうです。

「コンニチワ
オゲンキデスカ?
オカゲサマデゲンキデス。」

「太棒了! すごいですねえ!」

「トドナリチワ
トドジャオチチワ
イワイマデ?
イワイマデ」


「????」

まったく意味がわからない。
せっかく日本語を一生懸命話してくれているのにわからないのは申し訳ないので
もう一度いってもらう。

「トドナリチワ
トドジャオチチワ
イワイマデ?
イワイマデ」

やっぱり無理。

中国語で意味を教えてくださいと頼みますと
意味はないと言います。

でも日本語に聞こえるでしょ?って。

これは中国語なのですが日本語に聞こえるというお話なのだそうです。

「ト」 とか 「ワ」 とか 「デ」 とか日本語に特徴的な音が出てきます。

中国語の原文はこうです。

土豆 儿 哪里 去 挖 ?
tǔdòu ér nǎli qù wā ?

土豆 儿 郊区 去 挖
tǔdòu ér jiāoqū qù wā

一 挖 一 麻袋 ?
yī wā yī mádài ?

一 挖 一 麻袋
yī wā yī mádài ?
 

一応日本語訳を記します。意味はないですけど。

ジャガイモはどこで掘ったらいいの?
郊外で掘ったらいいよ
一回掘ったら一袋くらい取れる?
取れるよ


ちょっと変だけど日本語に聞こえないことはない。

私の受けはいまいちでしたが
その場にいた中国人は大爆笑!

別のとこでも披露したらこれも大爆笑!
日本語ってこんな風に聞こえてるんですね。

といっても
ここでこれを読んだだけでは
いまいちぴんとこないでしょうから
ネットで動画を探してみました。

こちらをどうぞ
10分すぎたあたりからご覧ください。

吉祥送给您

いかがでしたか?
中国のタモリは?

以上
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by zhuangyuan | 2009-07-05 08:58 | 言葉 | Comments(0)