中華 状元への道

zhuangyuan.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:食( 29 )


2016年 03月 20日

ねえ、あなた「ロースにする?ヒレにする?」

韓国ではトンカツが人気であるとは聞いていた。
でもここまでとはね。

数年前のことですが、グルメなお客さん御一行が来日した際のこと。
食事の好みを聞くと「日本食が食べたい、特にトンカツが、という話になりちょっと意外に思いました。
トンカツが和食の代表選手にはいるのか?その日のお客さんは大満足で帰ったのですが、それ以来、韓国のトンカツが気になっておりました。

先日も後輩が有名な牛カツ店に行ったときのことを思い出します。
いくら旨いとはいえ、3時間半並んだと聞きびっくりしたのですが、行列している人の大半は韓国人観光客だとのことでさらにぶったまげたのです。そんなに好きなのか、カツ?どうやら韓国では日本に行ったら必ず食べるものとして牛カツが挙げられてるとのこと。

でもってこのたび、韓国出張を機に、晴れてトンカツ定食を食べてみました。専門店でなく複合ビルの日本食店ですけど。

まずは名称。トンカツじゃない。トンカス。돈까스。でもメニュー上のなぜかロースカツのカツはカチュ(까츠)になってる。韓国語には日本語の「ツ」をあらわす文字がない。でもそもそもは日本語のカツだってカツレツからきていて、Cutletの「T」が「ツ」になっちゃってるんですから人のこといえません。このことだけでも食文化の伝播の経緯がわかります。
d0018375_20090515.jpg

でももって、「ス」か「チュ」か問題を一緒にいた韓国の方に聞いてみましたが、どちらが正しいというわけでなく混在してるんですって。ただ街のトンカツ店をながめてみるとトンカス店と称すものが多かったのでトンカスがメジャーなんでしょうね。

メニューの写真を見る限り、日本のものとさして変わらず違和感は感じませんでしたが、
運ばれてきたロースカチュ定食を見てビックリ。カツはともかく、付け合わせが想定を超えてる。日本だとキャベツに味噌汁、ついてて漬。これでおわりですよね。
韓国トンカス定食にはキムチはともかく、ほかにもいっぱいついてました。
d0018375_20090358.jpg
うどん⁉︎  
でかいです。

シチュー⁉︎ 
ちょびっとにしてはスプーンがでかい。

タクワンは日本をイメージしてる?
ナタデココの場所はここじゃないだろ。

でもこれらは定番だそうです。
で、なにこのご飯の少なさは?
そしてデカイフライドポテトが一つ。油たっぷりで重いです。
肝心のカツは薄め、油少なめでおいしいものでした。衣はサクサクの合格点。切り方はちょっと細すぎ。

文化体験としてはじゅうぶん面白いものでした。
食後に街を車で移動しましたがナムサンタワーの近くにはトンカス屋ばかりが並ぶストリートがありました。
日本にはないですよね、近くにトンカツ店が2軒あることって。こちらは2軒どころでなくトンカスだらけ。有名店の横に便乗出店したんでしょうね。

そしてなんとその通りは若者たちが集まるデートスポットだと言うのです。
デートでトンカツ。これがソウルっ子のトレンド。

ねえダーリン❤️
ロースにする?
それともヒレ?
うどんは大盛り?

こんな甘い言葉がかわされるのです。

でもねトンカツデートは色気がないね。
しかもトンカスだしな。

以上


[PR]

by zhuangyuan | 2016-03-20 20:48 | | Comments(0)
2016年 02月 14日

マレーの正月料理 魚生(Yusheng)食べて財宝ガッポガッポ

魚生(yusheng)って知ってる?
またの名を捞鱼生(laoyusheng)=生魚を混ぜるの意味

マレー半島のみに伝わる中国福建由来の正月料理。といっても旧正月ですが。春節のことね。

縁起物で年末年始にみんなで集まってワイワイ食べるんです。
出張が忘年会シーズンに重なり、わたしも初めて体験しました。

「今日はChinese New Year スペシャルメニューだよ」ってことで初めの一品がこれ。
d0018375_09161871.jpg

名前のごとく生魚が主役で赤、白、緑の野菜や薬味がわきを固める。

私が食べたのは生といってもスモークサーモン。
以前は白身の刺身が多かったそうですが、ピンクのほうが華やかだとか
刺身は衛生上問題ありとかでサーモンが主流のようです。

サーブされるとみんなそろって立ち上がり長〜い箸で持って
かき混ぜるんです。高くかかげながら

ローヘイ、ローヘーイ

と掛け声あげながら、
ローヘイとは漢字で書くと捞起(まぜ始めよう)。普通語だとLaoqiと読みますが
この読みは広東語か、福建語か?

こんな感じで。


このマゼマゼもなかなか楽しいのですが
材料やら調味料のかけ方なんかに一つ一つ意味があって興味深いんです。
d0018375_09162743.jpg

私が外国人ということもあり
ウェイトレスさんがお作法ごとに普通語で説明してくれました。
めでたい成語のオンパレードで中文学習にはもってこい。

とはいいつつも全部聞き取れないし覚えきれないので帰って検索してみた。
日本語でも中国語でもなかなか見つけられない。

Wikipedia英語版の説明が一番充実してた。
ちょっと抜粋、編集、超訳します。

*まずテーブルに魚生を持ってくるときにいいます。

恭喜发财 万事如意 (Gong Xi Fa Cai) (Wan Shi Ru Yi)

いっぱいお金もうけて、すべてがうまくいきますように


*魚をサーブするときには

年年有余 (Nian Nian You Yu)

一年間ゆたかでありますように

『余」の字と魚生の「魚」が同じ音なんです。


*ライムを搾りながら

大吉大利 (Da Ji Da Li)

ラッキーで順調でありますように


*コショウをかけるのは

招财进宝 (Zhao Cai Jin Bao)

お宝きたれ!


*オイルをたらしまわす

一本万利 Yi Ben Wan Li

利益一万倍って感じかな?


*にんじん (红萝卜)

鸿运当头 (Hong Yun Dang Tou)

幸運がそこまで来てますよ!

これも鸿と紅が同じ音


*刻んだ大根の葉

青春常驻 (Qing Chun Chang Zhu)

永遠の若さ


*甘いソース

甜甜蜜蜜 (Tian Tian Mi Mi)

ラブ&スイートライフ


*最後にクリスピーをふりかける

满地黄金 (Man Di Huang Jin)

いたるところに黄金がいっぱい


どうです?

読んでるだけでも金持ちになれそうな気がしたでしょ。

私は今年、三回もこんな宴会に参加させてもらいましたので

今年はガッポガッポ間違いなし。


マレーシアやシンガポールビジネスマンというか金持ち商売人は毎夜毎夜こんな宴会を楽しみ

来る新年の繁栄を願っているんです。


シンガポールの若いオーナー社長は去年の正月にこの魚生Youshengパーティーに21回も参加したんだそうです。どうりでお金持ちなわけです。


以上







[PR]

by zhuangyuan | 2016-02-14 10:43 | | Comments(0)
2015年 12月 27日

給料がエビ!?

ベトナム出張を前にアメリカ人弁護士と会食する機会があった。彼はよくベトナムに行くそうで仕事の苦労話を聞かせてくれた。
d0018375_21110182.jpg
彼がベトナムで担当しているのはエビの不当廉売について。もう10年以上やってるらしい。米国は外国が不当な安値でアメリカ輸出を行い、国内産業に損害を与えたと認定するとアンチダンピング税をかける。不当廉売だってこと。

ベトナムは世界有数のエビ輸出国であり、アメリカは輸入大国であった。そしてアメリカの国内業者が輸出国を訴えた。

そもそも不当な安値だってことの定義はというと。まず生産コストより高く売ってるか?そして国内に売るよりアメリカ向けのほうが高く売っているか?さらには政府から不公正な援助をもらっていないか?もちろんこれはアメリカにとって不公正であるかということ。アメリカは自由貿易を掲げておいて不利な取引があるとすぐ保護貿易にはしります。

「だいたいエビの養殖のコストをどうやって分析するの?」弁護士に聞いてみた。

「これが難しいんだよね。だってね初めの頃なんて給料をエビで払ってたからね」

これはびっくり。
養殖場のおばちゃん達の家では毎日エビご飯だな。

国内向けとコストを比べるっていったって同じもの売ってるとは限らないので、コストも細かく分析しなけりゃならないって。

例えば、売るときは殻をむくコスト。足だけとるコスト、尻尾までとるコストなんて風にコストを確定してくんですって。

見渡す限りのだだっ広い養殖場で水揚げされたエビを無数のおばちゃん達がさばいてく。
そんな細かいコスト計算なんてしてないとおもいますけどね。弁護士としては形式をしっかりつくらないと裁判でたたかえない。

ちなみに一番よい品質のエビは日本向けだといいます。とにかく形や大きさそろってなければいけない。傷がついてもガクンと値段が落ちるって。不揃いキュウリみたいな扱いになっちゃうんでしょうね。日本むけだと。味は変わらないのにね。

「そもそもの疑問はアメリカでエビ養殖してる人なんてそんなたくさんいるの?」

「いい質問だ。国内業者もベトナム人なんだよ。」

ベトナム戦争当時、南ベトナムからたくさんアメリカに渡った。戦争が終わっても共産政権から逃げるひとがアメリカに定住した。そしてエビの漁をやったり、養殖したりと生計をたてていった。

そのベトナム移民が本国の輸出を訴えたというのだから歴史の皮肉はおもしろい。
夢の国で豊かにくらすはずが輸入で生活が脅かされちゃう。
でもね本国だって経済成長したいですから。

以上




[PR]

by zhuangyuan | 2015-12-27 21:19 | | Comments(0)
2015年 04月 05日

宗教いろいろ ハラルに断食、狐はコンコン

ハラルフードって知ってます?

簡単に言うとイスラムフード。
要は豚肉とお酒はダメ。

厳格に言うと家畜の捌き方だとか使用する油だとかイスラムの教えに則ったルールがいろいろあるようです。

「世界屠畜紀行」(内澤旬子)にはこんなことも。
「家畜を絶命させる時、祈りを唱えて、4本足をメッカに向けて固定して、頸動脈を切る」

先週はマレーシアの政府機関の方と一緒でした。
事前に食事はハラルにせよと要望がありました。

以前ムスリムの方への食事で失敗したことあります。
バングラデシュのお客をしゃぶしゃぶに連れてったらお通しにミニ豚カツが出てきました。
アブダビのお客さんにポテトサラダ食べさせたら見えないくらいのハムが入ってて怒られました。

今は円安もあり外国人観光客は過去最高に達してますし
先のオリンピックに向けてハラル対応レストランは増えています。

東京には選択肢がたくさん。
マレーシア料理、インド料理、和食も最近はハラル認証がでてきました。

不安だったのは工場での食事と宿泊先での食事。

工場ランチはお弁当。
仕出し弁当でハラルにしてくれと頼みましたら以外にも難なくOK。

意外と旨い。
おそらくマレーシアやインドネシアからの研修生なんかが工場地帯にも来るので用意してるんでしょうか?

夜の1日目は和食。
海鮮系。
出汁もお酒や豚は無しにしてほしいと頼むと対応可能とのこと。
みりんもダメだよね。

2日目は創業70年の焼き鳥屋。
問い合わせるとタレにお酒が入ってますと。
「じゃあ塩にしてよ。」
塩もお酒の入ったタレに漬けてから焼きます。
ハラルって難しいね。

で最後に出した結論は?
「まぁいっか。」

みんなで美味しく頂きました。
これが日本のサラリーマンが愛するジャパニーズ サテだと。

でもってホテルに帰ると新たな問題が。

もう一人のお客さんはシンガポールから見えてましたが
翌日の食事は食べないと言い出します。

何か気に障ることでもあったかな?
と思いきや、
「明日は断食の日だから」と言います。

彼は敬虔なカソリックです。

その日はGood Fridayだと。

キリストが十字架に架けられた日だそうです。
カソリック教徒はその日に断食する。

なんで処刑された日がグッドなんだろうか?
God's Fridayから来たみたい。
まあイースターで復活するんですからまあいいかな。

まあともかく断食。水だけオッケー。
でハラル弁当はキャンセル。

「状元さん、カソリックチャーチこの辺にある?お祈り行きたいな。」

その日の早朝散歩していると近くに立派な教会がありました。
d0018375_12211555.jpg
おお、偶然見つけたにしては上出来だ。
でも説明を読んでみると残念ながら東方正教会(オーソドックス)のものでした。
大正2年に建てられたと。

カソリック教会もググってみると見つかりましたが時間がとれず、
結局行くことはありませんでした。

時間があった時のために近所のオススメ観光地をフロントで聞きました。

豊川稲荷。
d0018375_12272133.jpg
宗教対決を挑むわけにはいきませんのでやめにしました。

難しいねえグローバル化。

以上








[PR]

by zhuangyuan | 2015-04-05 12:30 | | Comments(2)
2010年 09月 16日

やっと出会えた幻のスイーツ

先日、お客さんと会食があり、場所をメールで確認しますと
HPがいま風ではなく、
それがゆえに味にうるさい職人風おやじのいそうな感じをかもししだしていました。
龍水楼
ちなみにイラストにある龍の爪は謙虚に三本でした。
龍の爪は何本?


完全予約制で二部屋しかない。

まさに思ったとおりの親父さんが料理をサーブしつつ
講釈を聞かせてくれます。

まるで講談師のよう。

メインは涮羊肉。

ラムのしゃぶしゃぶですね。


特徴はといいますと北京の老舗、東来順と同じだという薬味10種類。

大蒜、青葱、白葱、豆板醤、ごま油、豆腐よう、しょうが、香菜、ゴマたれ、老酒

これにお酢と醤油


すごいでしょ?


これを全部いれちゃって

高級ラムをしゃぶしゃぶ。

ぽちゃっ

とろり

旨いねえ。

ところで日本のしゃぶしゃぶってのは東来順のパクリで
戦争中の日本兵が日本に持ち帰ったんですって。



さらにびっくりしたのがデザートです。

西太后も大好きだったとう幻のデザート「三不粘」(sanbuzhan)が登場!

といっても知ってるひとは少ないでしょう。

わたしが偶然しってました。昔このブログにも書いてたんです。
究極のデザート

記事にしたはいいものの味わうことはできませんでした。

それもそのはず親父さんいわく
中国でも一箇所でしか食べれない。
作れるのは中国でたった二人しかいないとのこと。

日本で何人かは知りませんがたぶん一人なんでしょう。

こんなお客さんもこられたそうです。
子どものころに中国で食べた三不粘が一生忘れられずに探し回ったがみつからない。
やっと見つけてここにきて大満足でかえっていったとのこと。

ところでどうして三不粘というのでしょうか?
見た目は黄色いスライムみたいでベトベトしてそう。

でも

スプーンにつかない
皿につかない
歯につかない

この三つにつかないから三不粘

この黄色いスライムを食べてみるとあらびっくり

超うまいのです。

確かにくっつかない。

感動してしまいました。

みなさま一度お試しあれ。

予約がとれるかはしりませんけどね。

以上
[PR]

by zhuangyuan | 2010-09-16 22:32 | | Comments(4)
2009年 04月 05日

果物の王さま パパイヤ

「ねえパピィー、 パパイヤってなんでパパイヤってゆうの?」

「知らない。保育園の調理の先生に聞いてごらん」

「うわーだっせぇ、パピィー、いっつも勉強してるくせに、しらないのかよ。」

カチン!
よしわかった調べてやる!

最近5歳の息子はパパイヤという語感が気に入ってしまい、
パパ、イヤー!と何度も繰り返しています。

うるさいよ!って感じです。
d0018375_21265648.jpg

でももってパパイヤは何でパパイヤなのかというと
元は中南米あたりの原住民の言葉でそれが変化してpapayaという英語になったとか。
ブラジルでは今もpawpawと呼ぶらしい。

ちょっとおもしろいのはスペイン語。
ママオ と呼ぶそうです。
パパとママのコインシデンス。

さらに日本名はというと
チチウリというと。

今度はパパとチチの出会いです。

でもこのチチは「父」でなく「乳」のほうだと。
形も乳っぽいし、果汁がミルクのように白いんだそうです。

最後に中国語はというと木瓜(mugua)
参考:Dole Japan Ltd

ついでに中国語サイトを覗いてみるとパパイヤの効用が載ってます。
百益果王:木瓜

いいことづくめでびっくりします。
何しろ、百の効用、果物の王様なんて呼ばれています。

木瓜中维生素C的含量之高竟是苹果的48倍!常餐木瓜具有平肝和胃,舒筋活洛,软化血管,抗菌消炎,抗衰养颜,抗癌防癌,增强体质之保健功效;木瓜是一种营养丰富、有百益而无一害的果之珍品。

パパイヤには、なんとリンゴの48倍ものビタミンCが含まれてる!
パパイヤを常用すれば肝臓や胃が調和され、筋肉をほぐし、血管をやわらかくし、
抗菌消炎作用があり、アンチエイジングによく、がんの予防、体力増強に効果がある。
パパイヤは栄養豊富で、百の効果があって、いっさい害がない、世にも稀な果物なのです。



さあ皆さん美容と健康のためパパイヤをたべましょう。
中国語サイトだけでは満足しないかたにはこちら。
papayalovers
パパイヤの種は胡椒の代わりになりますよ、なんて豆知識もありました。

以上
[PR]

by zhuangyuan | 2009-04-05 21:24 | | Comments(2)
2009年 03月 14日

いっぱい食べちゃだめなんです。

今日は朝から膨満感にさいなまれております。
というのも昨日大学の友人たちとの飲みすぎ食いすぎが尾を引いています。

中華屋で夜7時から夜中の1時まで食いっぱなし。
揚州干丝がめっちゃうまくて何皿も頼んでしまいました。
12時過ぎてデザートがわりに麻婆豆腐。

食事のお供は女儿红。
カンカンにしたものをガンガン飲んで、あいだにちょっぴり茅台酒。

酒は百薬の長といいますが
中国のお酒は体にいいと信じていっぱい飲みました。
頭はすっきりしています。

実はおとといもお客さんと中華に行ってしまいまして
こちらのほうは金曜に中華屋を予約していることをすっかり忘れ
会社の近くの店に行ってしまいました。

こちらはなんと食べ放題、飲み放題、時間無制限。4200円。
そんなにいっぱい食べたいわけではありませんでしたが
費用のことを考えるのがいやだったんで選びました。

結構いけてます。
この不景気に満席。

ということで腹が張っているのですが
実はこれは健康に非常に悪い。

現代人の病気のほとんどは栄養の取りすぎによって起こるんだそうで
カロリーをコントロールしなければいけません。

こんな本を読みました。

長寿遺伝子を鍛える―カロリーリストリクションのすすめ

坪田 一男 / 新潮社



カロリーを抑えると長生きするというアンチエイジングの本です。
ラジオのゲストで著者が出演しているの聞き、衝撃を受けました。
老化は遺伝子できまる。
それを鍛えれば健康で長生きできる。
著者の目標は120歳までゴキゲンに生きる!

沖縄というと長寿日本一というイメージがありますが
最近はそうでもないらしく
男性の平均寿命は2000年の調査で4位から26位に暴落したそうです。

その理由は食生活。
かつて質素な食事を取っていたのが
アメリカ文化の影響でハンバーガーにアイスクリームとカロリー急上昇。
それで寿命が短くなったとか。

なんともおそろしい話です。

このカロリー制限自体はよく言われることで真新しいことはないのですが
それに遺伝子が関係しているといわれると俄然興味がわいてきます。

カロリーを抑えて
サーチュインと呼ばれる遺伝子のスイッチをオンにすればよい。
これを医学的に、そして人類の歴史までさかのぼって説明してくれます。

先日ひざを痛めて以来
老化がこわくなってまいりましたので
健康が気になっております。

なんていいながらいっぱい食べちゃっている今日この頃。

これからも実家に北京から弟が帰ってきており
昼食に呼ばれております。

また長寿遺伝子をいためつけてしまいそうです。

以上
[PR]

by zhuangyuan | 2009-03-14 11:13 | | Comments(2)
2009年 01月 30日

蒙古タンメン

昨日中国語教室の前に少し時間がありましたので
中本の蒙古タンメンを食べました。
d0018375_2120132.jpg

実は昼から決めてました。
でも池袋に中本があるのを知ったのはその日だったのです。

お客さんに向かう道すがらpodcastでラジオを聴いていましたら
未知のものを発見したという話題をしており
その中で蒙古タンメンがでてきました。

癖になって通ってるというひともいれば
あんなのが旨いとは舌が麻痺しているなんて意見もありました。
そんなのきいてましたらなんかどうしても食べたくなってきてしまいました。

私は以前板橋の本店で食べたことがあります。
夏の昼のことでした。
いつも行列ができていますが
その日は昼前ということであまり並んでいませんでした。
実は店の中に順番待ちがたくさんいたのですが
あまり待つこともなく食べられました。

その時は辛さと暑さにやられちゃって味わっている場合ではなかった。
なんかずっと汗をかいていたような気がします。
見た目もジャンクぽかったイメージが。
ラーメンにマーボかけた感じ。

今回はそれ以来のことです。
今度は冬。
けっこういけるかも。

正直言って旨かった。

辛さに旨みがあるといううたい文句どおり
いい味がしみだしてました。

濃厚なスープが麺と白菜にからみついている。
豆腐もいいねえ。

行列できるわけがわかった気がします。

少したつと汗が吹きだしてきた。

目の前にしっかり用意されている。ハコティッシュから
何枚も取り出し。汗を拭きます。

顔だけでなくあたま中の毛根からも汗がにじみでてきます。

うおーすごい。

いやーうまかった。

そんな状態で店をあとにして中国語教室の狭い個人用レッスンブースに入っていきました。

するとそこには初めて見る若い女性の先生が。

寒空から入ってきた初めて見る男が汗を噴出している。

奇妙でびびちゃったんじゃないでしょうか?

こっちもきれいな女性のまえでなんか汗をかいている自分が
恥ずかしくなり二重に汗がでてきてしまいました。
相当にんにくも効いてたし。

以上
[PR]

by zhuangyuan | 2009-01-30 21:41 | | Comments(0)
2008年 09月 13日

新橋闇市で台湾料理

「状元くん、ビーフン東って台湾料理屋知ってる?」

「いやはじめて聞きました。」

「じゃあ今度行こうよ。池波正太郎も通ってたんだよ。」

なんて会話を私の父と同じくらいの歳のお客さんと交わしたのが
一ヶ月くらい前のことです。

それ以来、ずっと気になっていまして
今週念願かなって行ってまいりました。

場所は新橋駅前ビル一号館二階。

私の会社は新橋から近いので新橋あたりは良く飲みますが
新橋駅前ビルの店ははじめてでした。


ディープな街新橋にあっても一際異彩を放つビル。
中のお店は馴染みしか受け付けないような雰囲気の小さな屋台風な店ばかり
しかもどこもめちゃくちゃ古そう。
香港の雑踏のイメージにtかいかも。
ちょっとふらっと一人でなんか入れません。

二階は整然としてました。
古いオフィスビルの雰囲気。

店でお客さんが待っていました。

「ここは旨いよ~!
オレなんかねえ、状元くんに話してから5回は来てるね。
戦後復興の時代からずっと続いてるんだから大したもんだよ。」

「それにしても怪しい雰囲気のビルですねえ。」

「そりゃそうだよ。
戦後闇市の時代に新橋駅前にいっぱいあった屋台を
再開発でビルに押し込めただけなんだから。
基本的にはそんときのまんまなんだから。」

どうりで。
是非新橋に行かれる機会があるかたは探検してみてください。

食事はホントおいしかった。
予約をするとコース料理になるそうですが
どの一品もしっかり味付けしてあって
どれも台湾風味でいい感じ。
店の一番人気はチマキ(バーツアン)なんですがこれがまた絶品。
お店の紹介はこちらをどうぞビーフン東(新橋) 五目ビーフン&バーツアン

ところでビーフンって闽南话なんですって。
普通語だと米粉mifenですからね。

ちなみにチマキは肉粽(rouzon)
これが闽南话だとバーツアンになるらしい。


以上
[PR]

by zhuangyuan | 2008-09-13 14:06 | | Comments(4)
2008年 08月 23日

サソリを喰らふ

新宿にある中国通の有名店上海小吃で食事をしました。

前からずっと行きたかったのですが機会がありませんで
今回やっと実現したのです。

新宿三丁目を出るとどしゃ降りの雨。
小さな折り畳み傘をさして店に向かいます。

新宿区役所をとおりすぎると更に雨が強くなります。
スーツの裾はびしょびしょ。

風俗店うずまくあたりで
もう近くにいるはずですが
見当たらない。

ふと暗い路地をみると
「上海小吃→」という看板を見つけました。

おう!この路地を入るのはなかなか勇気がいる。
でも入るしかない。

ごちゃごちゃ。
ガラスの引き戸の前をとおると
店のお姉さんが窓を開けてくれました。

中にはお客は見えない。
でも奥の部屋に通されるとお客さんが待ってました。
ちょっとホッとしました。

それだけ妖しい店雰囲気を漂わせています。
どんな感じか興味があるかたはこちらをどうぞ。
お店のプロモ

さて早速食事ですが
実は私、前日夜に泡盛をロックでガンガンいっており二日酔いが抜けていませんでした。

「状元さん、以毒攻毒でいきましょう!さそり食べましょう!」

「え!まじっすか?食べられるんですか?」

「漢方としても有名で体にいいんですよ。」

ということで勇気をもってトライ
d0018375_12405942.jpg


食べる様子はこんなふう。
私のつたない文章よりもこちらをどうぞ蝎子的药用价值

酒席之上,当一盘炸蝎子端上来,顿时气氛热烈,一个个呈浅黄色而透着褐黑色蝎子,它们张着钳螯、翘着尾钩、栩栩如生,似欲拼搏的姿态,出现在你的眼前时,不禁令人凛然产生怵惕之感。正当你犹豫之际,而它散发出的香味,却透鼻开窍,阵阵袭来,不由得勾起你馋涎欲滴的食欲,这食欲又不断诱发你产生跃跃举箸欲试之感

(超訳)
お酒の席にサソリが運ばれてくると
気分は盛り上がっちゃいます。

ひとつひとつが浅黄色で透けるような褐色のサソリは
ハサミをひろげて、尾をつり上げ、まるで生きているようで、今にも飛び掛ってきそうです。

目の前に出てくると恐怖感が湧き上がります。

そんなふうに躊躇していると
サソリの香味がすうっと鼻を通ってやってきます。

すると食欲がわいてきて唾液が口の中にじわっとひろがり
そこでやっと箸を動かす気になってくるのです。


てな感じ。

その他の料理も知りたい方はこちら新宿・上海小吃

サソリのおかげか翌日はすっきりと出勤することができました。

こちらもどうぞ。

中華 ゲテモノ食い



以上
[PR]

by zhuangyuan | 2008-08-23 12:40 | | Comments(8)