中華 状元への道

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カテゴリ:時事( 149 )


2011年 04月 26日

どこでもガイガー

今日、上海企業の日本支社にいきましたら
この地震の後、ガイガーカウンターを買ったとのこと。
上海に一台、東京に一台。

「それでわかったんですよ、東京は大丈夫だって。
放射線量は上海のほうが高いですよ。」

中国は放射線量が高いといいますが
なぜなんでしょう?

「中国では内装に大理石や花崗岩が使われるからです。」

そんなものから放射線がでるなんて知らなかった。
学生のころ大理を旅したことがありますがもしかして...。

お客さんは最近どこに行くのにもガイガータウンターをもっていっているとのこと。
飛行機上はやっぱり高かったと。

最近行ったなかではオーストラリアが一番レベルが高かったそうです。
なんでもオゾンホールが原因しているとか。

そういえば昔シドニーにいたころ晴れた日には紫外線予報をやってたな。
放射線も降ってるわけね。


「東京が危なくないってわかってるんですから
中国の皆さんにも教えてあげてくださいよ。」

「ぜんぜん信じてくれません。
当社が輸入しようとしている船も船長が拒否してきてくれません」

「西日本で揚げればいいんでは?」

「日本というだけでダメなんです。」

まさに風評被害。

もし船長が日本に行くことを断行したら船員は皆やめてしまうだろうと。
中国船員は給料がやすいので辞めても同じくらいの給料もらえるところはある。
恐怖の体験をするより先に逃げ出してしまうだろうと。


いろんな問題でています。

ところでなぜ新宿の放射線は高いんだろうか?

以上
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by zhuangyuan | 2011-04-26 22:41 | 時事 | Comments(2)
2011年 03月 20日

中国人特派員の見た震災時の日本人

このたびの大変な地震に関して政府はともかく民衆は立派に行動しているともっぱらの評判です。
中国のサイトに日本在住記者の記事がありました。
彼らはどんなとこがすごいと思ったのでしょうか。

相信日本 (日本を信じよう)

“日本制造”的民众 (日本製の民衆)なんて表現をつかって評価しています。

まず評価しているのは日本の建築。
日本勤務の中国人女性がおどろいています。
大きな揺れが二度あって二度外に避難して二度もどってきた。
日本人は建築品質への信頼が驚くほど強いと。

学校や幼稚園もとても堅牢にできていて
しかもまさかの時の避難場所まで決められていると。

四川の地震では学校がメチャメチャになったことを思い出します。

その彼女が少し前の事件を思い出して言います。

“少用了两根钢筋,被追究得特别严,伴侣还因为压力太大跳楼自杀。当时还觉得有点小题大做……”

「鉄筋を二本抜いただけで、徹底的に追究されて、心理的負担が大きくなりすぎた夫人が飛び降りた。
当時思ったけど、なんてちっちゃな事で大それたことを...」



中国だったら日本どころか鉄筋なしもあるかもね。


日本の高層ビルは揺れるけど倒れる心配をする人はほとんどいないでしょう。
ちなみに私は外にいたときに揺れましたので戸惑いました。
とりあえず比較的新しいビルの下に入りました。


停電になったあと帰宅の途につく人々も彼らを驚かせたようです。

“就像参加追悼会葬礼似的:缓慢,沉静,严肃。”

追悼会に参列しているようだった。ゆっくりと、静かに、厳粛に。


だれも車道にはみ出すことなく歩き続けたと。


翌週の計画停電にともなう電車の混乱にも冷静に対処する姿が驚きをあたえました。

人群排成了蜿蜒的长龙,全部靠左,右边留出通行空间,没人指引,没人监督。

人々は長蛇の列をなし、皆が左に寄り、右側を通行人のためにあけている。
誰が指導するわけでなく、誰も見張りがいないのに。


中国の駅は凄い。おしくらまんじゅう。

NHKの冷静な報道ぶりも評価されています。

NHK在国家重大危机时刻成为超越一切的公共平台,维系了国民的精神和秩序。

NHKは国家の重大危機においてすべてを超えた公共放送となり、国民の精神と秩序を保った。



そして最後に記者は言います。

也深深体会到这个国家的强大

この国家は強いと深く理解できた。


以上
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by zhuangyuan | 2011-03-20 14:51 | 時事 | Comments(0)
2011年 02月 27日

中国A、中国B

先日、ジャーナリスト富坂聰氏の「中国の現実」と題する講演を聴きました。

中国は経済絶好調ですが
格差はますます広がっているといいます。

リーマン後の世界危機を救うべく史上空前の4兆元公共投資を行った後
さらに助長されたと。

投資のほとんどが国営企業にまわった。
国営企業とその周辺はガッポガッポだが
民営企業は苦しんでいる。

国進民退。

王朝経済といっしょだといいます。
官僚をひとり出せば一族が潤う。

国営企業に群がる利益集団は濡れ手に粟状態。
いっぽう民間企業は労働者は塗炭の苦しみ。

まるで中国が二つ存在するようだと。
中国Aと中国B。

この実態を富坂氏の著書でみてみましょう。

中国の地下経済 (文春新書)

富坂 聰 / 文藝春秋



中国の官僚は表の給料はたいしたことはありませんが
裏の収入はすごい。

灰色収入という。

権限にむらがる人たちからの贈り物。
昇進や記念日、家族の誕生日、お祝いなどなど。

民間人からも地方官僚からも。

官僚のポジションごとにどのくらい灰色収入が見込めるかも
わかっており、それを地位の含金量というんですって。

そういえば中国語先生も言ってた。
中国は暮らしにくいと。
会社の上司にお金を払わなくてはいけないと。
上にひっぱってもらうためにはプレゼント攻勢が必要だと。

会社員すらこれですからましては官僚なんていわずもがな。

プレゼントだってもらいすぎたら価値がないとおもわれがち。
でもそうじゃない。
換金出来るんです。

回収煙酒なんてところがあって
日本のパチンコ交換所みたいに現金と換えてくれるそうです。

酒、タバコ、プリペイドカード...
何でも現金になる。

こんなおいしいことはない。
とするとみんな権限のある地位につきたがる。
ということで中国就職人気ナンバーワンは税務署ですって。
凄い権限ありますからね。

灰色収入全国に蔓延していてが統計に出てこない。
地下経済ならぬ第二経済といってもよいほどの大きな規模だとか。

中国は得体がしれない。

でもふと思った。
日本の官僚もそうかも。
ハイウェイカードなんか出回ったことあったな...。
公然でないとこが逆にきたない。


以上
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by zhuangyuan | 2011-02-27 22:14 | 時事 | Comments(0)
2011年 02月 19日

ソーシャルメディアの力 中国誘拐事件解決

PodcastでアメリカのNPR(National Public Radio)を聴いていますが
2/11付けのニュースは中国からの衝撃でした。

誘拐された子どもを中国版twitter(微博)で見つけ出したのです。
In China, Dad Uses Social Media To Find Missing Boy(中国発、父親がソーシャルメディアで行方不明の息子を探し出した)

三年前当時三歳だった息子を誘拐された父親はいろんな手をつくして探しますが
なかなか見つからない。そこでネットに目を付けた。

He blogged and he flooded weibo — the Chinese equivalent of Twitter — with his son's photo. Journalist Deng Fei from Phoenix Weekly, who has 100,000 followers on weibo, helped in his search.

彼はブログに息子の写真をアップし、中国版twitter微博に写真を流し続けた。
それを10万人のフォロワーを持つ鳳凰週刊のジャーナリスト邓飞が手伝った。


三年後に見つかるなんて奇跡に近い。
子どもの顔が非常に特徴的だったのがよかったとか。

ただ子どもの三年は長い。
自分の本当の名前は覚えておらず
誘拐した男の息子として育てられていたと。
男は既になくなっていた。

この誘拐事件、誘拐されるところまで映像が残っているのです。
犯人がどうどうと子供を抱きかかえて走り去る映像。
周りは無関心。

そこまでいくと胡散臭いですが見てみましょう。
誘拐のその時から見つかる時までの動画がありました。


视频:儿子被拐 彭高峰寻子3年终有果
(視聴:息子誘拐 彭高峰息子を探して3年の末のにやっと)

twitterにいたるまで様々な活動をしてたんですね。

この活動をサポートしてた邓飞さんが誘拐を語った記事もありました。
这次微博寻童,我们赢了(行方不明児探し、Twitterで勝った)

誘拐後の2008年から捜索活動をはじめ、それが影響して公安も動いた。

2009年には一斉捜査に出た。
2009年4月,公安部宣布启动第五次打拐专项行动,投入更大力量来打击儿童拐卖,后来延至2010年。行动以来,全国破获拐卖妇女案件6574起,拐卖儿童案件4595起,打掉2757个犯罪团伙,.....

2009年4月、公安部が第五次打倒誘拐行動を宣言し、更なる人員で誘拐犯、人身売買犯を追い2010年まで続けた。それいらい婦女誘拐売買事件6574件、児童誘拐売買事件4595件、犯罪組織2757グループを壊滅....


公安もすごいがこの犯罪件数尋常じゃない。
交通安全週間のスピード違反じゃないですよ。
誘拐と人身売買。

おそろしすぎる。

こうした色んな活動があった末に
最後にソーシャルメディアが解決の最後の糸口を開いたのです。

今回の事件でさらに関心が高まり、ネットの力による解決事件が増えるでしょう。


欧米メディアにとってみたら中国でソーシャルネットの力が再認識されて
さらに強まるこの件は、中東北アフリカの政権打倒のこのタイミングで
ぜひ報道しておきたい絶好のネタになりました。


以上
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by zhuangyuan | 2011-02-19 18:02 | 時事 | Comments(0)
2011年 02月 05日

蟻族と鼠族と黒灯

先日、元東大学長、小宮山宏氏の講演を聞きました。

今、日本が内需不足に苦しんでいるのは人工物が飽和しているからだといいます。

車でも家でも家電でもある程度行き渡ると飽和して
その時期を過ぎると買い替え需要しかなくなる。

車でいうと二人に一台持ったら飽和。
アメリカもイギリスも日本もみんな同じだと。

家でいうと世帯数で終わり
日本だったら5000世帯だから5,000戸で飽和。
後は買い替えということは
家の耐久年数が50年だとすれば5000戸÷50年=100。
つまり一年で100戸しか売れない。

そこで企業は飽和してない新興国へ市場を求めてゆくわけです。
小宮山先生の話はここから課題先進国としての明るい未来を描いてくれるのですが
私はそんな話を聴きながら、飽和国家日本とはちがい
元気すぎて問題の中国でのマンション投機の話を思い出しました。

中国は飽和に至っていないばかりか
先高を狙った投機マネーが不動産市場に流れ込んでいるので
市場が高騰して止まりません。
政府が何度も規制しようと政策を出しますが勢いは止まらない。

先週、中国語教室で雑誌記事を紹介してもらいました。
网上流行“晒黑灯”(ネットで流行、『真っ暗』を暴きだせ)

見出しを見るだけではなんこっちゃ?って感じですよね。

空室のマンションを見つけて
明かりのつかない夜のマンション写真を公開することが流行っているそうです。

つまり投機用に買って誰も住んでいないマンションを見つけ出し
そんなマンションを開発する不動産会社を非難しようってこと。

中国の不動産バブルは住むためのものではない。
買ったらすぐ転売。建ってもいないうちからどんどん転売。
そもそも住む気なんかないんですから。
でもってどんどん高騰して庶民はまったく手がとどかない。

“中国到底有多少套房子卖了没人住?”
中国ではいったいどれだけのマンションが売れても誰も住まないでいるのか?


電力網会社が電力メーターをチェックしたところ
6540万室が6ヶ月連続で電力使用なしだったそうです。

なんと二億人が住めるスペースが空いたまま。
投機用でほおっておかれているのです。


でもそんなものを写真撮ってネットにアップしたってなんの意味があるかなと思い
中国語の先生に尋ねてみました。

「そんなもの投資した強欲な金持ちがいずれ暴落して損するだけなんですから
ほっておけばいいじゃないですか?」

「そうじゃないんです。住むところがなくて困っている大勢の人がいるのに
投機用住宅がたくさん空室のままになっているのが問題なんです。」

日本でも話題になった蟻族。
大都市郊外に学卒で職のない集団生活者。
アパートの一室に集団で住んでいます。

それに続いて出てきたのは鼠族。
地下に住んでいるのです。

首都北京不断上涨的房租迫使越来越多的人像张和坤一样——像老鼠一样生活在居民楼地下防空洞改造的狭小得像盒子一样的房间里。中国媒体称他们为“鼠族”。

首都北京では家賃が高騰し益々多くの人が张和坤のように鼠のように生活している。
団地の地下防空壕を改造した狭隘な箱のような部屋に住んでいるのです。
中国メディアは彼らを鼠族と呼んでいます。


そんな人たちは北京で100万人、郊外も合わせると450万人いると載ってます。

中国大城市高房租催生“鼠族”


中国の数字は何でもでかすぎて実感がわかない。
でもあの国土や13億の人口ってのが頭にあるとなんかありそうに思えてくる。

白髪三千丈の世界かな。

投機をしてる金持ちたちも空き家がいくらあったって13億って数字があると
いつか売れるでしょっておもっちゃうんだろな。

金持ちはとんでもなく金持ち
でもそのすぐ周りには貧者がうごめく。

こんな状況を杜甫が詠んでると。

朱门酒肉臭,路有冻死骨


【解释】:富贵人家酒肉多得吃不完而腐臭,穷人门却在街头因冻饿而死。形容贫富悬殊的社会现象。

(金持ちの家では食べきれないほどの酒や肉が腐臭を放っているが
貧乏人は路上で食べ物がなく凍死している。貧富の格差を表現している。)

中国語の世界は深い。
こんな言葉をすぐ思いつくようになりたいものです。

以上
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by zhuangyuan | 2011-02-05 18:05 | 時事 | Comments(0)
2010年 12月 18日

日本の水源を狙う中国投資家

先日中国からお客さんがあり経済動向について教えてもらいました。

開発投資は相変わらず多く、鉄鋼需要はまだまだ旺盛だとのこと。

ただ彼が懸念していたのは来年から始まる第12次五カ年計画で
国家が進める大プロジェクトはあらかた終了してしまうこと。
すると現在の消費量に合わせた鉄鋼供給能力が大幅に余ってしまうといいます。

「そうはいっても中国は大きいですから発展余地のある地域は多いですよね?
西部開発なんかも残ってますよね?」

と尋ねてみました。

「西部は開発余地がありますが問題が多いです。」

おしえてくれたのは次の問題。

まず水がないと。
水が絶対的に不足している。

もうひとつは環境問題。
乱開発で汚染がひどい。
大河の上流地域で水質汚濁などの問題が起こると
下流域の大都市まで影響をあたえてしまうと。

そして資源もない。
現在ですら経済発展を国内資源だけでまかなえないゆえ
海外から資源を輸入している。
その資源は沿岸大都市で吸収されている。
それを内陸まで運ぶコストが問題となるとのこと。
そもそも運ぶだけの資源が調達できるのか?


その中でも最も問題なのは水でしょう。

水は昔から足りなかった。
発展したらさらに足りない。

水がなければ人は住めませんし。
農業もできないし工業もできない。
工業にも大量の水が必要です。

水をめぐる話にこんな映画を思い出しました。
「古井戸(老井/OLD WELL)」映画はこちら主演、张艺谋。

井戸が枯れても土地に執着し
新しい井戸を探しにゆく男のストイックな物語。
中国の枯れた大地の圧倒的なスケールに人間の無力さを感じます。
でも強いのです人間は。

映像のインパクトは凄い。
水枯渇の話が出るとすぐ映画のシーンが蘇る。
果てしない赤い大地。
水は出ない。



そんな水不足の中国これからどうなる?

投資家たちが動き始めているそうです。

今日、報道特集でやってました。
日本の土地を次々に・・・中国人買収の狙いは?

最近中国投資家が日本の土地を買っているといいますが
都市部やリゾートだけでなく森林なんかも買ってるそうです。

ある北京のオバチャンは投資目的で温泉の出る別荘地を買い付けた。
他の投資家は森林をおさえた。

それは水資源を狙ってのことなんですって。
将来の水資源戦争に備えて水源を押さえる。

水不足に対応するためというか
水不足になる将来まで寝かせておいて
土地の価値があがったら高値で転売してやろうって感じです。

なんかそれが中国からっていうと
13億という想像しがたい人口を背景とした需要がイメージされるので
それ知れぬ恐ろしさを感じてしまいます。

北海道は来年森林買収規制に乗り出すそうです。

ところで肝心の日本は水が豊かなのでしょうか?
感覚的にいうと海に囲まれて、森林も多く、雨も多いので豊かかなと思います。

でもそうでもないみたい。
グローバルウォータ・ジャパン 吉村和就氏(前編)日本は水で滅びる!手遅れになる前にできることは?

降水量は世界平均の二倍だが、一人当たりの降水量となると世界平均の三分の一しかないんですって。

そんなところに魔の手が伸びる。
ああおそろしい。

以上
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by zhuangyuan | 2010-12-18 22:32 | 時事 | Comments(0)
2010年 11月 03日

中国雑誌が石原慎太郎直撃!

先日podcastで中国問題を聞いていましたら
葉千栄氏がでてました。

中国メディアはけっこう自由に発言できるという例として
広東省の雑誌を取り上げていました。

なんとこの時期に石原慎太郎のインタビュー記事を載せたというのです。

さっそくネットで探して読んでみました。

你不知道的"反华先锋"石原慎太郎:喜爱中国文化【南方人物周刊】

のっけからダイレクトにいきます。
你一直被相当多的人看作反华人士,甚至有中国媒体称你是“头号反华分子”,是这样吗?

あならは多くの人から反中だとみられています。
中国メディアのなかには「反中分子の筆頭」だというところもありますが本当ですか?


答えていわく

「僕は中国文化は好きだけど、共産主義が好きじゃない。
中国も成熟してくれば共産主義に対していろんな見方が出てくると思うよ。」と

こんな発言を載せちゃってもいいわけですね。

石原さんは現代中国の変化にも言及しています。
日本のテレビで中国現代アートを展示する798芸術村についての番組を見てこういっています。

这些艺术家也是对这个社会有自己的看法,这就让我想起了年轻的时候,
也是对传统的道德等等很有逆反的心理,对社会也是批判的姿态,
所以年轻人总是进步性的力量,可以带动社会和文化前进,我对此很感兴趣。

芸術家たちはこの社会に対して自分の意見を持っている。
彼らを見てると自分の若いころを思い出す。
若者は伝統のある道徳などに逆らいたくなり、社会に対しても批判的姿勢とる。
だからいつも進歩的な力をもち、社会や文化を前進させるのだ。
私はこうしたことに非常に興味を持っている。


現代アートっていったら反体制ってのが相場ですが
彼らをあおっちゃう発言を載せる。
石原さんの口を通じて訴えてるんでしょう。

石原さんに突っ込むことも忘れてません。

你曾自称为存在主义者,反对共产主义对个人人性的扼杀,但同时你又撰写电影剧本,称颂为国牺牲的“神风精神”,这难道不矛盾吗?

あなたは実存主義者だと自称していますが
共産主義が個性を殺すことに反対するいっぴうで
映画の脚本で、国の犠牲になる神風精神を賞賛してますが
矛盾してませんか?


なるほどね。いいつっこみ。

自己犠牲は男の美徳だと答えています。
実存主義は個人主義ではないとも。

你在日本一直是以改革者的形象出现的。难怪有人从学术上分析说,很多改革者都推崇强力,带着点法西斯色彩。

あなたは日本で改革者のシンボルであり続けました。
多くの改革者は力を信じ、ファシストの色彩を帯びると学者は分析しています。


学者はいつも間違いばかりだとした上で
改革は強力でなければならず、さらに合理的な効率を目指す必要があると応じます。
例として彼が尊敬するという鄧小平を挙げます。
鄧小平は効率を追求し、肝心な時に決断を下したと。


決断ってもしかして天安門?

石原慎太郎は中国共産党が大嫌いといいつつも
どこかでうらやましく思ってるんじゃないかな?

ホントは強権的ににやりたいけどやれないこのジレンマ。

石原慎太郎は若いときから過激なこと言って世に出ました。
中国だったらここまで早くにつぶされてビックになれなかったかも。

对自民党失望后,我就出来了。不过像我这样的政客,在中国大概就被肃清了吧。(笑)

自民党に失望してから、すぐに出てきたわけだけど
僕みたいな政客は中国だったら多分すぎに粛清されてるね。(笑)



だから自由な意見を尊ぶわけですけど
権力握った今は...。

なかなか意味深なインタビューで楽しめました。


以上
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by zhuangyuan | 2010-11-03 18:32 | 時事 | Comments(0)
2010年 09月 12日

キョーレツ~! 中国電力カット

先週、中国鉄鋼業界にはビッグニュースがありました。

河北省の製鉄会社に対して政府が突然電力供給をストップしたのです。

それも一社じゃないんです。
40社以上。
それも長いところは一ヶ月電力止められちゃうんです。

今年は中国第十一次五ヵ年計画の最終年。
GDP単位に対してのエネルギー使用を五年間で20%削減するという目標があります。

これまでの4年間での削減は14.8%。
つまり今年は5.2%削減が必要です。

それが今年上半期は増えちゃった。
ということは下半期に一気に達成しなければということで
突然の電力カット。

電力止めちゃえばエネルギー消費もできませんから。

鉄鋼業界はエネルギー消費の劣等生とされています。
限电潮汹涌 五大行业谁能获利
特に河北省は効率の悪いメーカーが集まっています。

でもだからっていきなり電力カットは凄すぎる。

なんでまたそんなに急に強硬策をとったんでしょうか?

中国歴30年の大先輩に聞いてみました。

「そりゃ簡単ですよ。
五ヵ年計画の目標達成できなかったら出世に響きますからね。
役人たちは必死です。
なんでもやりますよ。」

なるほどね。

この問題を中国語教室の先生にも話してみました。

先生はまったく驚かず、

「中国ではよくこういうことありますよ。」

とさらり。


こういうのは一気に強硬策をとらなきゃだめです。
ゆっくりやったら皆すぐ逃れる対策とってしまいますから。

上有政策,下有对策


こういう抜本的な解決策をとることをなんというかしってますか?と先生。

釜底抽薪

釜の下から薪をぬく

そりゃ火は消えますよね。

省エネ生産ができないなら生産を止めてしまえ。

言いえて妙ですね。

じゃあ経済成長はどうなっちゃうのかな?

以上
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by zhuangyuan | 2010-09-12 18:32 | 時事 | Comments(2)
2010年 06月 19日

中国自動車産業は 利益矛盾体?

今朝の朝日にハッとする記事がありました。

見出しにこうあります。

スト工場は利益「矛盾体」

簡単にいうと
自動車メーカーは自分の利益ばかり考えて
下請けをいじめ
さらには下請けが労働者をいじめてるってこと。

最近中国では自動車部品工場などでストが相次いでいますが
その核心をずばりついています。

週刊アジアというページに載っていますが
日本の新聞は自動車会社にいっぱい広告出してもらってますから
あんまりストレートに書けません。
だから他国の人にいってもらって伝聞記事みたいに紹介してるんです。

発言してるのは自動車研究技術センターの主任さん。
中国語の原文はこちらです。
本田零部件工厂罢工事件提醒中国汽车产业转型

ホンダ部品工場のスト事件で中国自動車産業は変わらなきゃ!


抜粋します。
广东这起罢工事件影响了一些厂家的正常生产,
这是汽车企业的价值传递或者说它的利益分配不均衡造成的。

今回の広東スト事件は工場の正常生産に影響をきたしたが
これは自動車会社の価値または利益の分配が不均衡であることが引き起こした。

现在整车厂一降价,先压供应商,然后一没有钱,先压供应商。

自動車メーカーは値下げすると、まず部品供給メーカーを圧迫する。
お金がなくなるとまたすぐ圧迫する。

这样实际供应商跟整车厂就不是利益共同体,就成矛盾体。

このように部品メーカーと自動車メーカーは利益共同体ではないのだ。
利益が相反しているのだ。

供应商再压谁?就压工人。

部品供給メーカーが誰から絞るって?
労働者しかないでしょ。


こんな状況を脱するには労働集約的企業形態から転換しないといけないと続きます。

でもこれって堂々巡りですよね。

正に日本でその「利益矛盾体」状況がにっちもさっちもいかなくなって
日本ではリストラリストラで労働者をカットして
海外に進出していったわけですから。

その矛盾体のツケがまわるのが日本の工人から
中国の工人にかわっただけ。

まだ雇用があるからいいのかも。

いずれにせよ
永遠のコスト削減競争は未来の展望が描けない。

今年はもうかった。
じゃあ来年はさらにコストカットお願いしますね。
なんて。

以上
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by zhuangyuan | 2010-06-19 18:02 | 時事 | Comments(0)
2010年 03月 15日

盗盤事情

今日は中国のお客さんが突然見えて食事にいきました。

もう引退なさっている大先輩でありますが
長年中国公司の日本社長をなさっていた方です。

年末にゴルフコンペでホールインワンをしてJALのチケットを贈られたそうで
遊びにこられたとのこと。

元国営企業幹部の彼は年金で過ごされているのですが
日常生活ではほとんどお金がかからないのでいい暮らしをしているとのこと。

一番の出費はゴルフ。
週二回楽しんでいると。

彼は日本での経験を生かして
日本経済の歴史について中国で出版をしています。

その本は友人たちに評判がよいのですが
なかなか書店で手に入らないそうです。

そこで再版をしてみようと出版社にかけあったそうです。
初版は4000部刷ってすぐに売れたそうです。

ところが出版社いわく
まだ在庫が1500部あるから再版の必要がないとのこと。

なんかおかしい。
初版はすぐに売れたはず。

そこで調べてみると
なんと出版社が表向きは4000部といいながら
実は15000部刷っており、大部分は闇市場に流していたというのです。

こういう品物が盗盤として二束三文で市場で売られているのです。

正確にいうなら盗盤ではないですね。
正規品の横流し。

こういうのを立派な出版社がやってしまうのが中国らしい。
でも「日本の経済をどう見る」なんて
お硬い本が
盗盤として需要があるってのも面白い。


外国経済に興味がある人は本物買ってよ。
書籍くらいは。

以上
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by zhuangyuan | 2010-03-15 21:22 | 時事 | Comments(4)