中華 状元への道

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2009年 04月 25日

あんな奴は食べてしまえ

中国を旅行した方は油条ってのを見たことや食べたことがあると思います。
朝食にお粥なんかに浸してたべるあれです。
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普通は「油条」と呼びますが「油炸桧」とも呼ぶそうです。

この「桧」とはなにかといいますと
あの中国人なら誰でも大嫌いな売国奴、秦桧のことだそうです。

私、下の名前を「岳(がく)」というがゆえに
中国の愛国の英雄、岳飛が非常に気になる存在です。

この愛国者を騙して殺しちゃったのが秦桧。
末代まで嫌われているのです。
このことは以前にも書いたことがあります。
英雄と漢奸

最近通いだした新しい中国語教室の先生が私の岳飛の話を聞いて
油炸桧の逸話をおしえてくれました。

岳飛が殺された宋の時代に
国中のみんなが秦桧を恨んだわけですが
ある店の親父さんがみんなの恨みつらみをすかっと解消するいいことを思いついたといいます。

从盆中抓起一块面团,捏成一男一女两个小人,并将它们背靠背粘在一起,丢进油锅,口里还连连喊道:“吃油炸秦桧啦!”

お盆のなかから小麦粉をつかみ、男と女を一体づつ練り上げて、それらを背中合わせに一緒にして
油の鍋に投げ込んで大声で言います。「秦桧揚げをたべちゃおうぜ!」


奥さんもかなり嫌われてたらしく、いっしょにあげられちゃいました。

なんともグロテスクですが
大人気になって全国にひろまっていったとのこと。

以上
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by zhuangyuan | 2009-04-25 21:08 | 文化、歴史 | Comments(4)
Commented by chinafish at 2009-05-02 07:01 x
今朝のニュースでローラ・チャンが池袋で油条を食べてました。中国と変わらない味だそうです。
Commented by zhuangyuan at 2009-05-02 08:57
chinafishさま ニュースにローラ・チャンが出るんですか。池袋西口はチャイナタウンと化しています。他の中華街のように伝統中国が押し出されているわけでなく、自然発生的に今の中国パワーが地元を圧倒した感があります。
Commented by ケイチー at 2009-05-07 02:01 x
TV中国語会話の先生のエッセイで。
ふるさとの北京に帰ると、必ず屋台の油条と、熱々の豆乳を食べると。
その描写が旨そうで、憧れたものです。

でも一方、知り合いの中国人の女性の話。
「北京の油条には、洗剤を使って作る人がいて、取締りがあったんですよ。今は、屋台でも少ないです。」
洗剤の成分が、油条をふっくらさせるとか何とかだそうで。

数年前の話なので、今は状況が違うかもしれませんね。

油条、自分でも作ってみたのですが、うまくいきませんでした。
やはり大きな中華鍋のたっぷり油で作らないと、ダメみたいです。
Commented by zhuangyuan at 2009-05-07 21:52
ケイチーさま
豆乳にひたして食べると絶妙の味ですよね。洗剤まぜてふっくらしてもまずかったら売れなそうですが一発勝負で売り出す単純なワルもいるかもしれませんね。


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