2009年 04月 11日

いろんな牛を表す言葉

私は北海道で生まれ
福島の牧場で育ちました。

周囲には同世代の子どもはひとりだけ。
その子と兄弟といっしょにいつも牛たちの周りを走り回ってました。

もう20年前の話です。

父が獣医師で牧場の研究員だったのですが
そんな父が書いた本を読んでみました。

ふたたび 酪農 自然のリズムと科学に生きる

これまでも数冊書いていますが
専門書ですので一度も読んだことがありませんでした。

今回はちょっとわけがあり読んでみました。
日垣隆氏のセミナーに参加するのですが
日垣さんのお子さんが確か酪農の学校に通われていたはずなので
進呈しようかなと考えています。

573ページもある専門書なのですが
酪農の歴史や各国事情、BSE関連なんかは専門外の私にも興味をそそられました。

ここは一応語学ブログなので語学に関する部分をご紹介します。

日本はもともと稲作を中心とする農耕民族ですが
畜産、酪農に関する限り、科学的にアプローチするのはずいぶん遅れたそうです。

そんなことを表す良い例が「牛」を表す語彙量にでてくるとのこと。

日本語では「牛」は「牛」」しかないのだが
英語ではこんなにもバラエティが豊富なんですって。

cattle  牛の総称
bull    種牛
cow   母牛
heifer  育成牛でお産のしたことのない牛
calf    子牛
steer  去勢牛

この区別が他の家畜にもあるそうです。

例えば馬なら

horse  馬の総称
stallion 種馬
mare  母馬
filly    お産のしたことのない馬
foal    子馬
gelding 去勢馬


イタリアの種馬ロッキー・バルボアは Italian Stallion
Italian horseじゃ迫力でないんでしょうね。
あの猛々しいイメージがでない。

日本人だと家畜みて雄と雌なんてあまり気にしませんよね。
乳牛ってメスなんだよな、当たり前だけど。
それに乳を出させるようにするためにはbullが必要なんだろか。
あんまり深く考えたことがありませんでした。

言葉をみると歴史がわかる。
いかに家畜と深く関わってきたのかがよくわかりますね。

以上
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by zhuangyuan | 2009-04-11 10:00 | 文化、歴史 | Comments(0)


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