中華 状元への道

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2009年 01月 11日

中国人大移動

今朝MXテレビという東京ローカル放送局で面白い番組を見ました。
西部邁ゼミナール ~戦後タブーをけっとばせ~
ゲストは中国スペシャリスト宮崎正弘氏。
「行き倒れる巨象・中国!大国の光と影」と題して放映されました。

あまりに面白かったので備忘録として書いておきます。
さすが中国取材歴100回以上というだけあって含蓄がある。

世界経済危機のあおりを受けて中国はどうなるのか?

去年のGDP成長11.8%から今年は4.5%に落ちるんだとか。
1%成長率が低くなるごとに500万人失業者がでるつまり7%減なら3500万人。
すごい。

そんなに出たら暴徒と化して日本に移民が押し寄せて来るのではとホストが聞くと
ほんとうに日本に来たい人がいるんだたったら来て貰ったらいいんです。

日本の若者よりずっとたくましいしやる気もある
若者を鍛えるためにもそのほうがいいと。

でもその前に軍隊が押さえにいくからそこまでいかないでしょうと。
どうやって抑えるかというと
太平天国のときみたいにやるといいます。
そのとき独立王国を樹立した太平天国を西大后はどうつぶしたか?
曽国藩に何をしてもいいからつぶして来いと命令し、
勝ったらあそこは全部お前にやるといったそうです。

それはそれはモチベーションの高い軍隊で何でもやりたい放題で
ついには滅亡させたそうです。そして5000万人の犠牲者がでたとか。
スケールがちがいますね。

歴史をみるとこんな人口の大移動なんてしょっちゅうあったといいます。

華僑を見てみなさいと世界中にちらばっている。
その華僑も大きく三つに分けられるそうです。

①南宋の末期に元との戦いに敗れた住民たち。
街を逃げ出し山のなかに独立地帯をつくった。
日本でいうところの平家の落ち武者部落みたいなものだと。
その時、海外に逃げたの多くいたそうです。

つまり客家です。

②アヘン戦争のあとにアメリカに苦力として連れて行かれた人々。
つまり奴隷みたいなものですね。

よってアメリカには広東系華僑が多いそうです。

この人たちがたくましくて経済的に成功していくわけです。
私も中米グアテマラにチャイナタウンがあってびっくりしました。

西部氏いわく

アメリカはこの中国苦力に相当ひどい扱いをしたと。
働くだけ働かせてお金払いたくなかったのでいっぱいまとめて爆破したなんてこともあったそうです。
こんな発言は視聴率のめっちゃひくいローカル放送だから許されるのでしょう。

南京事件を描いたアイリス・チャンはアメリカの中国苦力についても本を書いたそうです。
こちらはレイプオブ南京で絶賛されたのとは反対で酷評されて
鬱になって自殺したんだと宮崎氏。

③最後の一つはただお金を求めて世界中に向かってゆく華僑。
今はアフリカなんかにもいっぱいいます。

いまの中国の状況を歴史をふまえてダイナミックに解説してくれました。
あっというまの30分。

もっと歴史をしりたくなりました。
まずは客家と華僑かな。

以上
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by zhuangyuan | 2009-01-11 20:06 | 時事 | Comments(0)


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