2008年 12月 14日

改革開放30年 最大の危機

今年は中国改革開放30周年。

対外開放のモデル地域である珠江デルタ地区は今、最大の危機を迎えています。

その現状を伝える興味深い記事がありました。

东莞阵痛:难过的“世界工厂”  東莞の陣痛 苦難の世界工場

何が起きているのか?

原材料涨30%、工人薪资涨40%、订单缩减30%……

原材料が30%上がって、人件費は40%上がって、注文は30%減った...


やっていけるわけがない。

それに環をかけて今度は金融危機。

贷款难收,到处求爹喊奶,像孙子一样收款

お金がなかなか借りられない。じいちゃん や ばあちゃんに頼み込む孫みたいにして借りてくる。


でももって倒産するわけです。

我是一个癌症病人,为三四百人的生存操心实在太苦太累,如今金融风暴之际,生意特别难做,整天面对众多供应商追偿,原材料供应又不及时,生产时断时续,我只能选择放弃。

私は癌を患っています。
300-400人の従業員の生活のために苦労を重ねてきましたが
金融危機にあたって、商売は最悪です。
一日中債権者に追いかけられて、
原材料も必要なときに入れてもらえないので
生産は止まったり動いたりです。
もうあきらめるしかなかった。


社長さんは悲痛の叫びをあげます。

ところが債権者は従業員はこんな社長を信じていない。
,他们认为这不过是一场借金融风暴之名行“金蝉脱壳”之实的走佬计划。

社長は金融危機に乗じて姿をくらまそうとしているだけだと思っているのです。


ものすごい相互不信が渦巻いています。

でもそんなこといったってつぶれるものはつぶれるし
逃げる社長はのこりの金もって逃げちゃいます。

そんなのが相次ぎ出稼ぎ労働者は故郷に帰っていきます。
帰郷する人があまりに多いので
電車の運賃が跳ね上がっているそうです。

这里除了宿舍就是工厂,连家都没有,这是个问题。
ここには宿舎と工場しかない。
一般住宅すらないのです。
これが問題なのです。



そして街ははゴーストタウンに。


この中国の躍進を支えた輸出が大きな打撃を受けた今
内需拡大で復活できるのでしょうか?

アメリカなきあと世界を救えるのは中国経済ぐらいですから
目が離せません。

以上
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by zhuangyuan | 2008-12-14 22:17 | 時事 | Comments(2)
Commented by rororo at 2008-12-16 17:29 x
大変な時代になりましたねえ。
いつかこんなことが起こるだろうとは思っていたけれど
あれよれよの真っ逆さまで驚くばかりです。
うちの地元(自動車工場あり)では駅前で労組加盟を呼びかける
情宣活動が行われており、いつの時代の光景かと目を疑います。
来年の中国、ほんとにどうなるでしょう・・・?
Commented by zhuangyuan at 2008-12-17 06:29
rororoさま
日本も大変なことになっていますね。中国hまだ帰る故郷があるからいいかもしれません。お金を使わない農民生活もまだできるし。日本は総都市化と液状化でもどるところがない。深刻です。


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