2008年 11月 30日

中国政府はたのもしい!?

世界金融危機にあたって、中国政府がたのもしい。
輸出がだめだ!内需拡大だ! 4万億元投入するぞー!(4兆元=56兆円)

“出手要快,出拳要重,措施要准,工作要实”


スパンとやれ!
ドカンとやれ!
きっちりやれ!
しっかりやれ!

反対意見なんかウダウダいっていられない迫力があります。

どっかの政府とは大違い。
給付金がいくらだとか、所得制限だとか、地方政府丸投げだとか
補正予算がどうだとか、解散だとかなんだとか....。

こういう危機に際しては一党独裁のほうがスッキリしていてよい。

なにしろこの危機を乗り切らないと共産党政権が危ないんですから必死です。
なんだかんだいってもここ数年の中国の成長の原動力は輸出です。

GDPにしめる輸出依存度は40%弱。
それが世界金融危機で金がなくなっちゃって買ってもらえない。

お客がいなければ作ってもしょうがないので当然倒産。
上半期だけで6.7万件の倒産があったといいます。

倒産イコール失業者が増えます。

失業者が増えると共産党が危なくなるのです。
共産党は民を食べさせることができたので支持されてきました。
それが共産主義でも市場経済でもなんでもよい。

こんな記事を読みました。
对抗失业的战争(失業との戦い)

5年新增劳动力总供给将达到5000多万人,(中略) 但劳动力就业需求岗位只能新增4000万个,劳动力供求缺口在1000万个左右。


5年間で新規労働力が5000万人増えるが、
求人は4000万しかない。
よって労働力が1000万人余るのだ。


  相关数据显示,经济每增长一个百分点带动的就业增加量,已由“九五”时期的94万人,减少到“十五”时期的8 0万人,并呈持续下滑状态,2005年,经济每增长一个百分点带动的就业增加量只有63万人。即使按照“十五”时期的 GDP每增长一个百分点带动80万人就业来算,今年GDP的增长率应该不会超过10%,只能带动新增不到800万人的就业,显然离设定的1000万目标还有距离。

データによると第9次五カ年計画のころは、経済成長1%ポイントあたり、
雇用創出が95万人であったが、第10次の時期には80万人まで減った。
しかも2005年にはわずか63万人であった。

第10次のころの80万人という数字に照らしても、
今年のGDP成長率は10%に満たない可能性が大きいので
雇用創出は800万人に満たない。
これは1000万人という目標に及ばないのだ。


これは深刻。
あたらしく労働力なる人だけで1000万人!
都市部でいま失業届けを出しているひとは830万人いるとあります。

中国は10%以上成長しないとえらいことになってしまうのです。

だからなんでもやるのです。

国際関係なんか関係なし。ダンピングだって怖くない。
環境問題もわすれましょうって感じ。
経済発展もしくは経済維持が第一優先だと。

ということで輸出税は撤廃しちゃうし、輸出還付税は復活だし
なんでもござれ。

とはいっても内需だけでは難しいでしょう。
それに公共投資っていったってどっかからその金を稼がないといけません。

ただこの力の入れ様とリーダーシップはうらやましい。


以上
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by zhuangyuan | 2008-11-30 14:34 | 時事 | Comments(0)


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