中華 状元への道

zhuangyuan.exblog.jp
ブログトップ
2008年 10月 24日

若い力が未来を創る 日本と中国

10/20の朝日新聞opinion欄に関満博さんのインタビュー記事が載っていました。
関さんは中国の製造業現場を二千社実地調査してきたといいます。

そんな彼がショッキングなことを言います。

「社長が40歳以上の中国企業とはつきあうな 」

国有企業が民営化されたものは
インサイダー体質の塊でまともな企業とはいえないからだとか。

その点、海外留学経験のある若い社長は信頼できるそうです。

たしかに旧国有企業はつきあっていてもトラブルが起こると
誰が責任者かわからない状態に陥り、いっこうに解決しないという経験があります。

また民営企業のおっちゃん社長も40-50代の転職起業組も
なんかギラギラしてえばってるだけのイメージ。

オレが一番偉いんだ。
こんなに儲かってるぞー!
とかいって
問題がおこるとすぐ逃げる。

製品も品質をちょろまかしたりしても全然平気。
逆にそうしない奴が馬鹿だっていう勢い。

いま話題のメラミン入り乳製品だってそんなかんじです。
コスト安くインチキできれば品質がおちたって関係ない。
オレは飲まないしって感覚。

こういうのを中国語で小聪明(xiǎocōngmíng)というと中国語教室の先生が教えてくれました。

小ざかしいっていう意味です。

要は自分のインチキ行為を賢い方法だとおもって自信をもってるそうです。

おかしなことにこうしたインチキ行為をしている社長さんは
この行為を全然かくそうとしない。
堂々とやっている。
どうだ賢いだろ!って感じ。

乳製品を水で薄めたって、メラミンいれれば ばれないんだぞー!
てな調子で問題もおきたんでしょう。

まあ最近は日本もひとのこといえませんが
すくなくとも罪悪感はあるので隠します。
どっちがいいともいえませんが。

おっちゃんたちはこんなふうですが
若い力は違うんだというのが関さんの言いたいところです。

たしかに数年前に出会った若社長は腰も低いし
熱心でマジメ。そして仕事が大好き。

若い力が中国を押し上げる。
だから中国はまだまだいけるぞとのこと。

そもそも中国は文革のころ学生だった人はろくな教育をうけられなかったので
若手に活躍の機会が多いのです。
これはホントうらやましいし、こういう社会は活力がでます。

日本が戦後、大量の重要人物がパージによって追放され
若手が登用され、高度成長をなしとげたのと似ているような気がします。

中国は若手活躍の機会があるのです。

ニートが社会問題の日本とえらい違いです。

ウェブは資本主義を超える 「池田信夫ブログ」集成
先日読んだ本にこうありました。
不況期に、日本企業が中高年の既得権益を温存して
新卒を抑制したり、派遣社員に切り替えたりした結果、
高給を取って社内失業している正社員と、不安定な雇用しかない若者の
「二重構造」を生まれたのである。P89


という私もすでに38歳。
中国の若手には負けられません。

以上
[PR]

by zhuangyuan | 2008-10-24 21:31 | 時事 | Comments(0)


<< いつまでたっても孫は孫      グリーンスパンが語る中国の宿命 >>