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2008年 09月 15日

悪魔を食ってしまえ! 文革の悲劇

最近読書にはまっていまして
いろんな人の読書法なんぞをよく読みます。

知の巨人、立花隆のこの本も読んでみた。
ぼくはこんな本を読んできた―立花式読書論、読書術、書斎論 (文春文庫)

この方の読書量は半端なく、あらゆるジャンルを読破しています。
私の読書日記の章には以外にも中国に関する本もいっぱいでてました。

その中で衝撃を受けた文章がありました。
あまりにグロテスクでおそろしくなります。

×月×日
「食人宴席」
p324

文化大革命のとき、反革命文子糾弾集会ではたくさん死者がでた。
そこまではいいとして、広西で起きたのは大虐殺事件。
死者が出れば、かならず食われるという惨劇がくりひろげられた。


この後その様子がつらつら述べられますが
これを書くのは憚られます。

でもチラリズムということで
その原文である「红色纪念碑」というのをあたってみましょう。
原書は翻訳版の三倍あるとのこと。

原書は見当たりませんが説明する文書はありました。
《红色纪念碑》广西大规模屠杀与吃人调查


読んでると吐き気がしますのでちょっとだけ。
动不动拖出一排人“批斗”,每斗必吃,每死必吃。
人一倒下,不管是否断气,人们蜂拥而上,掣出事先准备好的菜刀匕首,
拽住哪块肉便割哪块肉。
……至此,一般群众都卷入了吃人狂潮。
那残存的一点罪恶感与人性已被“阶级斗争的十二级台风”刮得一干二净。

糾弾大会が行われるたびに、毎回喰らう、死人が出るたび喰らう。
人が倒れると息があるかどうかに関わらず
人々は蜂のように群がり、前もって用意した包丁で
引きちぎった肉という肉は切り取った。
....ここに至ると
一般群衆も狂気の食人渦に巻き込まれる。
わずかに残る罪悪感や人間性は、「階級闘争という巨大台風」に
きれいさっぱり剥ぎ取られてしまった。


革命ってのは恐ろしい
ありっこない絶対正義を信じ込み
その正義を認めないものを悪魔とみなす。
相手は悪魔なんだからどれをど残忍なことをしたってかまわない。

こうした悲劇が歴史で繰り返されてきたと岸田秀さんの本でもいってました。

あちらの国では今でもいろんなことが起きてそうです。
北京オリンピック2008 その33


ああおそろしい。
ちゃらんぽらんな国の気楽な時代に生まれてよかった。


以上
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by zhuangyuan | 2008-09-15 20:39 | 文化、歴史 | Comments(0)


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