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中華 状元への道

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2008年 07月 13日

裏日本

面白い地図をもらいました。
裏日本_d0018375_21314977.jpg


北陸電力のPR冊子の表紙です。

北陸というといつも裏日本などといわれ地味な存在です。

でもこうして逆さにしてみると何だか日本の中心に見えてきます。

でもいつから裏になっちゃったんでしょうか?

裏にしても表にしても誰かが外から見てるから裏と表があるんであって
そのものには原因はないはず。

表の先に見えるのは太平洋、その先はアメリカ。
アメリカに対しては間違いなく表です。

でもそのアメリカからはFAR EASTなんて呼ばれて
裏から見られてる。地球を一周してさらにその向こうの極東。
なんか悲しい。

極東ってことは西から見てますから
裏日本が表ってことですよね?

それに最近は中国の発展が著しいので
世界の中心が交代し中国中心の世界になれば
晴れて本当の表日本になれそうです。

とすれば以前は中国中心の世界が確かに存在したわけで
そういう意味では当時は表だったんでしょう。

でも時代をさかのぼっても
歴史上幕府が開かれたのは太平洋側ばかり。

これは中国大陸から攻めて来にくいところを選んだのでしょうか?

幕府はともかく江戸時代は北陸はかなり栄えていたようで
新潟なんかは人口が一番多かったですって。明治もそうです。

なにしろ米どころですから養える。

でもその人口も働く場所がないですから
百姓の長男以外はみんな江戸なんかに来て商人になったんですって。

新潟出身のある社長さんがおっしゃるには
東京で〇〇屋ってつく職業はほとんど新潟出身者が始めたとのこと。
八百屋、風呂屋、床屋...。

この地図見ると改めて大陸との近さを感じます。
この地理的条件を旨く利用すれば本当に中心になれるかも。「裏日本」が日本の「表」玄関になる?


以上

by zhuangyuan | 2008-07-13 21:50 | 文化、歴史


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