2008年 06月 21日

中国GDPはウソ?

先日ある経営コンサルタントのセミナーテープを頂きました。

その中で彼は言います。

中国のGDP成長率はウソだと思うと。

これだけでは多くの人が疑っていることですから新鮮味がありません。
でも彼の見方がシンプルで斬新でした。

どうしてウソだと思うのか?
数字にブレがないから。

今年3月までの中国4半期GDPの伸び率は下記。

07年7-9月    11.5%
07年10-12月  11.2%
08年1-3月    10.6%

それに比べてアメリカは
07年7-9月    4.9%
07年10-12月  0.6%
08年1-3月    0.9%

日本は実質で0.9%、2.9%、4.0%

統計の整った先進国ですらこのブレ。

しかも中国はインフレ率がすごい。08年3月で8.3%の上昇率。
物価をコントロールすることに四苦八苦していても制御不可能なのに
なんで実質成長率だけはこんなに安定しているのか?

統計が整っている整っていないは別として
普通はこんなにきれいにならない。
マクロの数字はミクロの積み上げなんですから。

自分の会社の数字すらこんなに安定しません。
ましてや国家なんて。
それも13億人国家の。

現代中国風刺詩事情―戯れ謡で読むほんとうの中国
邱 奎福 / / 小学館

この本にある言葉で理解できます。


  省里是预计数
  市里是估计数
  局里是大概数
  落实到企业是未知数

省では予想で数える
市では推計で数える
局ではだいたいで数える
ですから企業なんてのは未知数です。

日本語訳は状元訳。
日本語訳が気に入らなかったので変えました。

でそのベースとなる個々の企業の実態はというと

  烟筒不冒烟
  工人不上班
  产品未出库
  产值也翻番

煙突に煙はないし
工員は来てないし
製品は出荷してない
だけども生産高は倍増よ


私これから世界経済のもうひとつの震源地ドバイに行ってきます。
統計が真実かどうかを確かめに。

こちらは07年GDP成長率推定17%
でも人口120万程度ですから統計統計も取りやすいでしょう。

以上
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by zhuangyuan | 2008-06-21 08:37 | 時事 | Comments(0)


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