中華 状元への道

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2008年 04月 13日

現代に生きる論語 

現代人の論語
呉 智英 / 文藝春秋

この偏屈おじさんの本を久しぶりに読みました。
随分前に買いましたがずっと積読でした。

昨日孔子とドラッカー―ハートフル・マネジメント
一条 真也 / / 三五館
という変わった名前の本を読みまして読んでみたくなりました。

ここで得た雑学を一つ。

英語で儒教をConfucianismといいます。
この言葉は北京滞在中にアメリカ人が使っていたので知っていました。
その語源を知りすっきりしました。

Confuciousとは孔夫子=kongfuziの音訳だそうです。
mandarin=満大人=mandaren以来の発見です。

それはともかく論語ってのは格好いい。
一度知ったかぶって使ってみたいものです。
そのためにもちゃんと意味を捉えておきたいです。

爲政以徳、譬如北辰居其所、而衆星共之、
政を為すに徳を以てせば、譬えば北辰の其の所に居て、衆星の之に共うがごとし。

道之以政、齊之以刑、民免而無恥
之を道くに政を以てし、之を斉うるに刑を以てすれば、民免れて恥ずること無し。


つまり徳をもって政治をせよ、刑をもってすれば、民は免れる方法ばかり考える。

これを読んで先日読んだ
ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する
スティーヴン・レヴィット / / 東洋経済新報社
の一つのエピソードを思い出しました。

ある保育園で子どものお迎え時間に遅刻する親が増えていた。
それを解決すべく経済学者が呼ばれアドバイスした。

そして罰金制度を開始した。
結果は?
遅刻する親がさらに増えちゃった。

つまり道徳的インセンティブが経済的インセンティブに置き換えられたために起こったとのこと。

つまり徳をもってなすべきところを刑をもってなしちゃった結果です。
経済学者でなくて論語に頼ればよかった。

以上
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by zhuangyuan | 2008-04-13 23:23 | 中国関連DVD、本 | Comments(2)
Commented by ケイチー at 2008-04-14 09:16 x
罰金制度で遅刻の親が増えたというのは。

罰金さえ払えばいいわ、ということでしょうか?

で、結局、遅刻親の解消はできたのでしょうか?
Commented by zhuangyuan at 2008-04-14 20:22
ケイチーさま
そのとおりです。話の筋としては経済学では解決できないということだけでした。


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