2005年 05月 28日

チャイナリスク

ここの数年日本経済は中国の経済発展に支えられてきたと思いますが
中国は一党支配の国なので市場経済とは言いながらよく市場に逆らう政策を出してきて市場を戸惑わせます。

いまも国内の過熱経済を抑えるための引き締め政策を連発しています。
こういう局面になると市況商品である素材などの価格は急落します。

急落しますと中国はまだ契約概念が未熟なので契約が契約でなく、買い手はお金を払ってくれません。

たとえばブラジルから巨大な船で鋼材を運んで中国のお客に販売するとします。
仮に一隻3万トンだとすれば$600/トンだと20億円くらい。航海中に市況が暴落するとキャンセルされます。ただキャンセルされても船は向かっていますからどうしようもありません。20億がプカプカ浮いているのです。ただそのまま中国に行くと誰もお金をはらってくれない可能性があります。そんな鋼材が日本にダンピングされるなんてこともあります。

そこで日本で働く中国のかたに聞いてみました。
お宅は被害にあってませんか?
常在河边站,哪能不湿鞋

訳:川辺に常に立っているんだから、靴がぬれないわけはない。危険を承知で商売している以上、被害にあうこともある。

こう言うと損しててもクールですね。

ただどんな困難にぶつかってもも必ず解決策は見つかります。
车到山前必有路

越えられないとかもと思って近づいた山でもそこには必ず道が通っている。


P.S.
このことわざは語言大学の先生が教えてくれました。
曰く、
昔、トヨタがはじめて中国に輸出したときにCMでこのことわざをもじって
キャッチフレーズをつくったそうです。
车到山前必有路、有路必有丰田车

ぶつかった山は必ず道があり、道にはトヨタ車がかならずある。

いまトヨタは中国で出遅れていますがこのフレーズはみんな覚えているとのこと。

以上
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by zhuangyuan | 2005-05-28 22:21 | 時事 | Comments(0)


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