2007年 10月 10日

林彪 復活

抗日戦闘勝利記念式典に林彪の銅像 再評価か

先日ネットでちらっとこのニュースが眼に入りました。
おっ と思いちょっと気になったのですがなんかすぐ忘れてしまいました。

で先週台湾に出張に行っていたのですが
ホテルの部屋にいくつか雑誌がありましてそのうちの一つが亜州週刊というものでした。
表紙はダライラマでした。

さすが台湾、大陸の嫌がるのを載せるなあと思いつつ見出しをみてみると
「林彪重登十大元帥英雄榜」(林彪が十大元帥に再登場)とショッキングなものが眼に入りました。
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私いい表情をしている林彪をはじめて見ました。

最近文革の本を読んだり、テレビを見たり、毛沢東暗殺なんていう林彪が陰謀を描いた小説
なんかを読んだりして、いかに林彪が悪者扱いされているかを見て
改めて中国社会の恐ろしさを再認識してたところでした。

毛沢東の後継者として指名された人が
クーデター未遂起こして飛行機で逃げて墜落なんて想像を超えてます。

全部がホントかは確かめようがありませんが
はっきりしてるのは林彪さまご一行が権力から追放させられて
歴史からも貢献部分が抹殺され、悪の権化のごとき扱いを受けていること。

それが突然復活です。
纪念平型关大捷七十周年 主帅林彪铜像揭幕
平型関大勝利70周年 主師林彪銅像除幕


林彪の娘さんも招かれたそうですが
いまごろ名誉回復といわれてもどうしていいかわかりません。

なにが背景なんでしょうか?
記事にはこうあります。
中国政府对林彪在抗日战争和国共内战中的贡献给予肯定,
北京军事博物馆今年7月举行的建军展览,三十年来首现林彪的相片,
官方表示这是“实事求是”尊重历史。

中国政府は林彪の対日戦争と国共内戦に置ける貢献を肯定的に評価し
北京軍事博物館で7月に行われた建軍展覧会で、30年ぶりに林彪の写真を出し
これは事実の追求、歴史の尊重であると表明した。


そんなことは前からわかってたことで
問題なのは
この30年と今の何が変わったのか?

こうした変化があるのは政府内権力闘争の地図が変わったからに違いない。
ホテルにあった雑誌には
以前も林彪を平反(名誉回復)させる動きはあったそうです。
胡耀邦が提出したが鄧小平が却下したそうです。

鄧小平は林彪のライバルで毛沢東後継を争っていましたから。
林彪の追い落としも周恩来が画策したとの話もありますし。
鄧小平はその流れですから。

ということは鄧小平の指名した胡锦涛の政権にこんなことがおきるなら
彼の力の低下なんでしょうか?

もうすぐ人事も変わりますし。
闘争社会、あなおそろしや。

以上
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by zhuangyuan | 2007-10-10 22:53 | 時事 | Comments(0)


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