中華 状元への道

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2007年 09月 22日

華僑はつらいよ

先日中国から日本企業のお客さんがきました。
その会社を通じて中国企業グループの在インドネシア工場と取引がありますが
そのインドネシアの担当者が融通が利かなくて困っているとのこと。

「今度状元さん一緒にインドネシア訪問してください。
彼は華僑ですから中国語もしゃべれますよ。」

その担当者の名前はインドネシア人っぽい名前だったので
地元の人かと思っていたのでびっくりしました。

インドネシア華僑は現地経済を牛耳っていますが現地人優遇のプリブミ政策のもと排斥対象となり、
中国語はなるべくしゃべらず、名前も変えている人がほとんどだそうです。

インドネシア華僑が人口比率3%でありながら現地経済のほとんどをコントロールしています。
3%って簡単にいいますが650万人です。すごい。
そこで、たまに現地人の不満が爆発し、暴動なんかに発展します。
98年アジア危機の最中にも
華僑に対する暴動
がありました。その時は多くの華僑が海外に逃げ出しました。この記事よると3万人が
逃げたとの事。

前に北京で中国語学習していたときにもクラスにインドネシア華僑の娘がいました。
彼女は少し前まで福建省の大学で勉強していたそうですが
今はネシアに戻っているそうです。
何故福建にいたかというと暴動から逃れて皆でもともとの先祖の出身地福建に
帰ったそうです。その時その大学の周りには一緒に逃げてきた人たちが
3000人いたそうです。3000人とはすごい数です。

でも近頃は治安も安定したのでまたネシアに戻りつつあるそうです。

この話を来社した方に話すと
「インドネシアの華僑バッシングは何度もありますよ。
60年代の暴動のときは30万人虐殺されてますからね。」

「30万人? すごい数字ですね。
でもそこまでやられて国外に逃げて、なんでまたネシアに戻るんですかね?
別に中国に居ついたっていいじゃないですか。」

「この件は一回、ネシアの華僑に聞いたことがありますよ。
ネシアはちょろいそうです。ホントぼろ儲けできるって。のんびりしてますから。」

南の国はフルーツがたわわになっていて食に困らない。
ですから世界を見渡しても北のほうから来たほうが圧倒的に強い。
ハングリーですから。

だから3%の人口で経済を握れるんですって。
プリブミ政策なんのその、現地人優遇だったら現地人を表にたてて
裏でガッポガッポ。大統領の資金源だって皆華僑系政商です。
でも命の危険を顧みず金金ってのも…。

確かにネシアは腐敗が多いと聞きます。
シンガポールは華僑の国ですが彼らはネシアとも取引が多いとのこと。

インドネシアとの商売が多いお客さんに聞きました。
「関税高いのに売れるんですか?」

「そんなもん払うわけないだろ。
船に荷物1000トン載っけても、書類は100トンで通関するんだよ。
みんなポンヨウラ!朋友了!」
袖の下払えば皆お友達だそうです。

以上
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by zhuangyuan | 2007-09-22 17:50 | 文化、歴史 | Comments(0)


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