中華 状元への道

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2007年 05月 28日

饅頭と三国志

先日南蛮という記事へ「馒头(mantou)は南蛮(nanman)の头=頭のことだ」というショッキングな
コメントを頂きました。
後日詳しく聞いてみるとその由来には三国志の諸葛亮まで登場するらしいのです。

そこでちょっとネットで調べて見ますとこれは面白い三国志のスターがいっぱいでてきました。

まず蜀の諸葛亮は南の野蛮人を制圧しようと軍を出すのですが
そこで登場するのは「泣いて馬謖を斬る」で有名な馬謖。
南蛮を攻めるにあたっての心得を諸葛亮に説きます。
“攻心为上,攻城为下”

城を攻めずして心を攻めよ。つまり征服後長く平和をつづけたいなら心を征服せよ。

それで心を征服されちゃったのが孟获。
七擒七纵という成語にもなってしまったのですが
南蛮軍の長として戦った孟获は諸葛亮に7回捕らえられて7回放してもらいます。
そこでとうとう服従することになります。

でここからが饅頭の話诸葛亮与馒头

孟获を服従させ南蛮地域を制圧し国に帰ろうとする諸葛亮軍は
荒れ狂う川に足止めされます。
なんでもこの川が暴れているのは異郷の地で戦った兵士たちの魂が原因なのだそうです。

どうしてもその川を渡りたい諸葛亮はこの地に詳しい孟获に解決方法を尋ねます。
答えて曰く
“要用七七四十九颗人头祭供才会平安无事,而且来年肯定丰收。”
49人の頭を祭祀用に供えれば平安無事になりますし、来年はきっと豊作になります。

つまり南蛮人を捕らえて首をはねて供えろと。

ただここは文明人の諸葛亮そこでさらに49人戦死したら
荒れ狂う魂がさらに増えるだけではないかと思い当たった。

そこで考え出したのが饅頭。
饅頭を南蛮人の頭の代わりにお供えしたそうです。
めでたしめでたし。

他命令士兵杀牛宰羊,将牛羊肉斩成肉酱,拌成肉馅,在外面包上面粉,并做成人头模样,入笼屉蒸熟。这种祭品被称作“馒首”。
彼は兵士に明示牛や羊を屠殺し、肉味噌のように切り刻み、肉餡を捏ね
外側を小麦粉で包み、人の頭のように仕上げ、かごに入れて蒸す。
このような供え物を馒首と呼んだ。


これが転じて饅頭になったと。
なんか作り上げる工程が妙にリアルで気持ちわるいです。

人の頭だと思ってたら肉まんも食べれませんね。
このままでは落語の「饅頭怖い」とは違って本当に怖くなっちゃいます。

以上
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by zhuangyuan | 2007-05-28 22:23 | 文化、歴史 | Comments(2)
Commented by じょめいめい at 2007-05-28 23:12 x
よかった、私の記憶は間違いなかった、今度状元様に何かを教える時必ず確認しなければならないかなあ、間違ったら恥ずかしい!您还真不好糊弄!
Commented by zhuangyuan at 2007-05-30 21:11
じょめいめい様
面白い話をお聞かせいただきありがとうございます。今後も気軽に教えてください。


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