中華 状元への道

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2006年 11月 01日

文化侵入

最新ニュースというわけではないのですが今年の9月から
中国のテレビの夕方5時から8時までのゴールデンタイムで外国アニメの放映が禁止されました。

外国といいましても人気があるのはほとんどが日本のアニメですから
事実上日本のアニメが禁止されたといえるでしょう。

なんでも外国文化の侵入を防ぐためだそうです。
中国动画,一场80年的梦(中国アニメ、80年の夢)によると
今、百度というサイトに貼ってある377の人気アニメのうち中国アニメはわずか5個で
アメリカが10個、その他は全部日本アニメだそうです。
べつに中国アニメが作られていないわけでなく93年以降300以上も作られているそうです。

そんな状況を憂い、国内アニメ産業保護育成もめざして禁止したそうです。
ここがわかっていないとこで競争を排除して保護したっていいものはできません。
切磋琢磨して磨かれて競争力をつけていくのです。

また文化侵入についてもこのネットの時代にゴールデンタイムのテレビ番組規制しても
意味がない。ネットでも見れるし、録画もできる。DVDだって安くかえるでしょ。
ほんとナンセンスな政策をとりますよね。

中国のアニメの絵がまずなんか違和感を感じます。
絵本のコーナーにいっても変な色使いの絵が多いように感じます。
とくに私が違和感を感じたのは北京オリンピックのマスコット。
d0018375_22422595.jpg

これもアニメの延長でしょう。

日本のアニメはほんと人気があるようで
日本語を勉強してる方でアニメが好きな人が多い。
以前中国に行ったときには飲み屋で昼間はアニメ学校に通っているという女性がいました。
「クレヨンしんちゃん」が一番好きだといってました。
クレヨンしんちゃんが日本のアニメの代表だと思われるとちょっと恥ずかしい。
せめてドラえもんとか、ちび丸子にしてほしかった。

といいつつも私はクレヨンしんちゃん結構好きです。
まえに子どもたちを映画に連れて行ったほどです。
下品だけど物語がちゃんとしてますよ。
でも保育園では見ちゃだめらしい。

ただ中国も昔からアニメがだめだったわけではなく
さっきの「中国动画,一场80年的梦」の記事を読むと以前は国際的な賞なども取って
レベルが高かったそうです。
手塚治虫も中国のアニメの巨匠に触発されてアトムを書いたそうです。
その万籁鸣さんの孫悟空はこんな感じ。
d0018375_22563791.jpg
よく見かけます。こちらは味があります。
ただこの巨匠も文革で迫害され10年棒に振ったとのこと。

実力はあるんですから競争で勝ち上がりましょう。

以上
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by zhuangyuan | 2006-11-01 22:58 | 時事 | Comments(3)
Commented by zhuangyuan at 2006-11-02 21:27
pandanokuniさま
コメントありがとうございます。中国のアニメ産業の規模はどの程度なのかよく知らないのですが、保護するほどの価値があるのかどうか?とも思うのです。そもそも保護してしまうとぬるま湯につかりますます衰退してしてしまうように思います。まあこうした例は日本にも多いですけど。
Commented by まど@上海(もう東京) at 2006-11-04 08:09 x
そもそも、このマスコットも日本のキャラクター物のパクリだろうなぁと、
うがった見方をしてしまいます。(パンダーZに似てるので)
その上、当初は英語でFriendliesとか書いてありましたが、友達が嘘をつく
という英語に取られかねないと慌ててFuwaに変えてみたり・・・
(現在はこうなってます→http://en.beijing2008.com/37/03/column211990337.shtml)
何を保護したいんだよ的。
ちなみに北京オリンピックのマスコットキーホルダー(のニセモノ)は上海で
5体1セット20元ぐらいで売られているそうです。
足元固めろ、と。
Commented by zhuangyuan at 2006-11-05 07:03
まど@上海(もう東京)さま
パンダーZというのは初めて知りました。確かに似てますね。いずれにしろ違和感ありです。北京五輪は無理してPOPなものを作るより、龍とか白虎なんかを伝統的スタイルでマスコットにしたほうが良かったと思います。でも皇帝統治を想起させるからだめなんでしょうか。


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