中華 状元への道

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2006年 07月 03日

上海書城

帰国土曜日は午後の便だったので上海一の本屋「上海書城」までタクシーを飛ばして
行ってきました。

その日は学生さんたちが夏休みに入った初日だったため
入り口に人だかりができるほど混み合っていました。

買いたい本があったんです。

「温故 一九四二」(刘震云)

どこで紹介してあったか忘れましたが以前にメモしてありました。
日中戦争当時、飢餓に苦しむ住民を国民党が見捨てて日本軍が救ったことを書いた小説だそうです。
戦時中に日本軍のことは常にボロクソに言うのが現中国の常識ですがらどんな書きかたをしているのか大変興味があります。

でも馬鹿でかい本屋さんですからなかなか見つからない。
そこで店員に尋ねて検索してもらいました。
答えはあっさりしてました。
「没有」--ありません。

がっかりしながら本棚に戻ると同一作者の別の本が一冊ありました。
そばにないかな?と探しても見つかりません。

そこでその一冊を手にとって中を見てみると
なんとそれは短編集でその中のひとつがその「温故 一九四二」でした。
ラッキー!

ということで「一地鸡毛」という短編集を購入しました。

せっかくだから少し見てからと思ったのが運のつき
結局あと3冊買っちゃいました。

①中国传统文化经典文库 三十六计 陕西旅游出版社 10元 

孫子の兵法「三十六計」をひとつづつ解説した本。
毛沢東もこれで天下をとったのですから私も。
中国ではビジネスの世界でもいろんな計略が飛び出てきますから
まず敵を知り己を知り百戦して危うからずといきたいものです。

②唐诗精品99首 上海交通大学出版社 18元

ひとつでいいから漢詩を暗誦してみたい。
そして知ったかぶりしてみたい。という見果てぬ夢への第一歩。
99首もあれば十分でしょう。

裏表紙にこうあります。
本书清晰地展出唐代诗人博大浩瀚的思想内涵,
较完整地体现了唐诗的风貌和艺术风采

本書は唐代の詩人の豊かで広範囲な思想が内包するものをはっきりと展示し
唐詩の風貌と芸術的風采をより完全に表現します。


なんか読みたくなるでしょう。

③当年事 南方周末 解密档案 文化艺术出版社 28元

(あの年の出来事 南方週末 調書の謎を解く)

私の好きな週刊新聞「南方週末」の過去の記事を集めたもの。

毛沢東、江青、劉少奇、林彪、周恩来…。
今だから書ける事の真相。

面白そう!

でもこんなに買っちゃっていつ読めばいいのだろうか?
いつもの悪い癖。
読んでない本が積みあがってゆく。

以上
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by zhuangyuan | 2006-07-03 23:19 | 中国関連DVD、本 | Comments(4)
Commented by かめ at 2006-07-05 14:01 x
それは5月初めの「読売新聞」に紹介されていた中国人作家の所にあったものです。 弊ブログ(5月6日「日本軍の善行?」)でも触れていますが、作家の言葉として 「政治が歴史を利用するのは”今”の為、それよりも普通の人間の求めているものこそが平和的であり、普遍的なものであることを淡々と書いた」と記されていました。
ちなみに弊ブログには中国大使館関係者と思われる方から「たのもしい」二文字の励ましコメントを頂きました。
Commented by かめ at 2006-07-05 14:02 x
ちなみにワタクシメはその作品を読んでません。今度訪中の際に探してみます。
Commented by zhuangyuan at 2006-07-05 20:59
かめ様
本日かめ様ブログの記事読み返しましたが
以前読んでいましたがこの本のこととは気づきませんでした。
まだ読んでませんがこうした内容を淡々と書けるということは
ある程度言論の自由も出てきたんですかね。
それとも何か対日政治に変化があるのでしょうか?
Commented by かめ at 2006-07-06 00:25 x
作家が中国で常に「先進的」な思想を持っていた事からすれば、今後の中国の民主化という問題はペンから始まるのではないでしょうかね。 しかし10億総金儲け、国中総経理だらけ、では中々前には進まないかもしれません。しかし、ワタクシメとしては、その「温故 一九四二」がそういう影をもたず、作家自身の言葉として書かれていることを望みます。


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