中華 状元への道

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2006年 06月 04日

マオチューシ (毛主席)

昨日は子供たちの遠足に行ってまいりました。
集合場所までは車で向かったのですが
車に乗るなり六歳の娘と二歳の息子が叫びました。

「マオチューシ!!」

中国語に縁のない方はまったく意味がわからないと思いますが
マオチューシとは毛主席(Maozhuxi)のことです。つまり毛沢東。

なぜ「マオチューシ」などと叫ぶかというと
「マオチューシのCDをかけてくれ」という意味なのです。

私の車の中にあるCDは子供の歌か中国の歌がほとんどです。
私は子供の歌が聞きたくありませんから
なるべく中国のCDをかけ、子供たちに中国の歌に慣れさせようと
英才教育?をほどこして参りました。

その結果、洗脳の甲斐あり、子供たちの好きな歌ランキングに
マオチューシの歌が入ったのです。

マオチューシの歌とは
私が北京で中国語のお勉強をしたときに買って来た
「2002年的第一場雪」(刀郎)のなかの一曲「萨拉姆毛主席」(Salamu Maozhuxi 親愛なる毛主席)
興味のあるかたはダウンロードして聴いてみて下さい。
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新疆ウイグル自治区から青年が北京まで毛沢東に会いにやってくる歌です。
会うといってもおそらくは国慶節かなにかで天安門で手を振る毛沢東を拝む程度でしょうけど。
昔はやった歌のリメイクだそうですが
新疆っぽい雰囲気で軽快なリズムのつい歌い出しちゃう歌です。


毛主席呀毛主席耶                 毛主席、毛主席
日夜都在想念你                  日夜あなたを想ってます
我要勤生产多卖力                 私は勤勉に生産に励み努力を惜しみまず
把那盘缠来攒起耶                 旅費を貯めてますよ
有一天我去看你我就说毛主席耶来来来    いつかあなたに会いに行きます、毛主席 来来来 (ここうまく訳せません。誰かお願いします。)
普天下的人民都爱你耶               天下の人民はみんなあなたを愛してます
萨拉姆毛主席毛主席呀毛主席耶         親愛なる毛主席 毛主席 毛主席


ってこんな感じです。
ロック調の乗りのなかにも政治性がたっぷりです。
新疆ウイグルまでれっきとした中国ですよ。
新疆の人民も毛主席を愛してます。
こういった歌がリメイクされ流行するのもウイグル独立運動と関係があるのかな。

まあそれはともかく子供たちは意味もわからず
CDにあわせて歌ってます。

「普天下的人民都爱你耶  
萨拉姆毛主席♪」

「プテンシャディ レンミン ドウアイニ~♪
サーラーム マオチューシ~ ♪♪」

こんな感じです。

最近は二歳の息子もうまく歌います。
この間なんか昼寝の前に眠りに落ちる前にうわごとのように歌っていました。
「アア~♪ サーラーム マオチューシ♪」

二人とも意味はまったくわかってませんが
マオチューシが中国で一番偉い人だと知っています。

去年のある祝日に娘に聞きました。
「今日は何の日か知ってる?」

「天皇さまの誕生日!」

「おおすごい!ところで天皇さまって誰?」

「愛子さまのおじいちゃんでしょ!」

「まあそういう言い方もあるけど、日本で一番偉い人だよ。」

「じゃあ日本のマオチューシだ!」

「.......」 なんと言ったらいいのやら。

以上
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by zhuangyuan | 2006-06-04 20:51 | 生活 | Comments(15)
Commented by サチ at 2006-06-05 09:31 x
初めまして。
私もこのアルバムの中でこの曲が一番リズミカルで好きです。
でも内容を考えると結構凄いですよね。
留学中に四川出身の友達と大声で歌ったのを思い出しました。
彼は心から主席を愛してます。
逆に延安出身の子の方が日本人に遠慮してかあからさまには愛しているとは言ってきませんでしたが・・・
Commented by azu-sh at 2006-06-05 12:00
ははは…お子さんたちのコメントがいいですねー。愛子さまのおじいちゃんが日本のマオチューシとは…。マオチューシは王さまの代名詞なんですね、きっと。大人が言ったら笑えないかもしれないけど…ナイスです。
Commented by zhuangyuan at 2006-06-05 21:33
サチさま
四川の仲間とうたったなんて賑やかで楽しそうですね。
実は私も毛主席を愛してます。とまでは行きませんが歴史に残る大人物だと畏敬の念を持っております。
Commented by zhuangyuan at 2006-06-05 21:34
azu-shさま
今度は子供たちに「マオチューシ ワンスイ ワンワンスイ」と覚えさせようかと密かに考えています。
Commented by tianshu at 2006-06-08 22:20
zhuangyuanさん:
   今、うちの娘は中国語の童謡をすこしそのまま覚えてしまって、一応発音ただしく唱っていますが、意味はまったく分かってないようです。

  「親愛なる毛主席」のメロディはけっこう面白そうです、子供たちには人気かもしれません。
  zhuangyuan さんは、偉い父親ですよ!
  
  
Commented by zhuangyuan at 2006-06-09 21:56
tianshuさま
子供の脳の吸収力がすごいですね。意味はわからずともどんどん吸い込まれていき、意味もわからず使います。保育園で水イボが流行ったとき皮膚科に行きました。その時、娘は言いました。「ハッピーセット嫌だ!」なんのことやらさっぱりわからりませんでしたが翌週わかりました。「ピンセット」のことでした。治療で使ってとても痛かったようです。
Commented by tubomim at 2006-06-09 23:22
「じゃあ日本のマオチューシだ!」笑いました、 お子様は状元より状元ですよ!車の中の楽しい様子が見えたようです。
私もこのCDを持っていますよ。
Commented by zhuangyuan at 2006-06-10 08:07
tubomimさま
じゃあ今から子供たちを状元にさせるべく、四書五経を覚えさせようかな。
ところでこのCDもだいぶ古いのですが、誰か最近のおすすめ歌手はいませんか?
Commented by tubomim at 2006-06-20 07:16
zhuangyuanさん:おはようございます。この日本のマオチューシの話を皆さんに話したら大笑いしましたよ。小象の「父への手紙」を投稿したので、T/Bさせていただきよろしくお願いいたします。」
Commented by tubomim at 2006-06-27 00:40
状元:我最近在听「两只蝴蝶」,「狼爱上羊」好听也好唱。可以试试。
Commented by zhuangyuan at 2006-06-27 06:34
tubomim様
「两只蝴蝶」はいい歌ですね、「狼爱上羊」は知りませんので探してみます。
歌詞が気になりますね。
Commented by tubomim at 2006-06-28 00:03
我把我最近喜欢听的中国歌曲链接在今天的投稿最下边了,可以在博客上听。
「狼爱上羊」も見つけました。
Commented by dashi at 2006-06-28 00:58 x
みんな無邪気だなあ、とちょっとびっくりしました。若いんですね。
文革を経験した世代の人の前では、歌わない方がいいですよ。
私は最初に「延辺人民熱愛毛主席」という歌を習い、今でも覚えてますが、一度中国人の客人の前で口ずさんだら、相手は顔をこわばらせて沈黙しました……。
個人的に毛主席は偉大だと思ってますが、文革で人生を無茶苦茶にされた人もたくさんいますからね。
Commented by zhuangyuan at 2006-07-01 21:23
dashiさま
確かに文革世代の方からすればつらい思い出を想起させるのかもしれませんね。今日私は上海から帰って来ましたが浦東空港に向かう車の中で、運転手の方の文革時代の農村での苦しい経験の話を聞いていました。
Commented by tubomim at 2006-07-01 21:56
上海にいらっしゃったのですか、私も文革時代のことを少し書きたい気持ちがありますが。。。


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