中華 状元への道

zhuangyuan.exblog.jp
ブログトップ
2006年 02月 19日

となりの三国人 中国語初級レッスン

昨日子供を連れて実家に食事に行きました。
前日にドイツ人夫婦を連れ鎌倉散策に行ってきたそうです。

その方二度目の訪日だったそうですが日本文化にも造詣が深いそうです。
来日前にどこに行きたいか尋ねたところ、芭蕉の足跡を辿りたいと希望してきたとのこと。
さすがにこの時期に奥の細道はハードだし、時間もないので鎌倉にしたそうです。
Minamoto familiyがbuiltしたold capital cityだとか言って案内したそうです。
外国人に日本文化を語るのってほんとにしんどいですよね。
外国語を学ぶ身としては日本文化を知らねばならぬとは思いつつ
中国ばかりに興味がいってしまう。

このドイツ人の方は語学のセンスをお持ちだそうで
ドイツ語、フランス語、英語がぺらぺらだそうで、また
漢字などにも興味があり、すぐに覚えちゃうそうです。
ヨーロッパのインテリってのはなんか深さを感じます。

そんなこんなの話を聞いていると語学の話に転じ、
最後には中国語の話になりました。

「中国語で 知らない ってなんていうんだ?」
「不知道 buzhidao だよ」
「プニンペじゃないのか?」
「はぁ?」

「チンテンってのは今日ってことだろ?」
「そうだけどなんで?正確にはjingtianチンティエンだけど。」
(チン、テンを4声、軽声で発音するのでちょっと奇妙でしたがそれはおいておきます。)

「こどもの頃教えられたんだ。戦後間もない頃、街には三国人が多かった。
正業につけない中国人がよく家に押し売りに来たんだ。
留守番してる時の断わり文句として教えてもらった。」

「ちょっと続けて言ってみてよ」

チンテン ムチン メイザイチャ ヤオプヤオ ウォ プニンペ

なんじゃそれは?

意味は次のとおりだと。
家に来た押し売りに対して留守番の子供が言う言葉で

「今日はお母さんがいませんからその品物が必要かわかりません」

そこから解読が始まった。

チンテン  =今天jingtian(今日)
ムチン   = 母亲muqing(母親)
メイザイチャ=没在家meizaijia→不在家の間違いでしょう。(家にいない)
ヤオプヤオ =要不要 yaobuyao(いるかいならないか?)
ウォ     =我(私)

ここまではすぐ辿りついたがプニンペがわからない。

家に帰っても気になってしょうがない。
ネットで中国語入門みたいなのを見つけひらめいた。

プニンペ=ブミンバイだぁ!!不明白bumingbai(わからない)

ってなわけで完成しました。

今天母亲不在家,要不要我不明白。
(今日は母親がいないので、必要かどうかわかりません。)

おそらくこんな言葉、満州帰りの人に教えてもらったんでしょう。
でも60年も前の言葉よく覚えてるな、よほど怖かったのでしょう。

でももっと気になったのは三国人なんていう、この間、石原都知事が使うまで
は馴染みのなかった言葉が登場し、その存在が戦後の東京都下でも身近に感じられる
存在だったということです。しかも日本で中国語をしゃべらなくてはならないとは。

三国人とは主に戦後まもなく日本にいた朝鮮人、台湾人、中国人を指し
戦勝国人でもなく敗戦国人でもない第三の存在として名付けられたとのこと。

ちょっとネットで見てみると、
それまで抑圧されていた存在が日本の敗戦により鎖からとき放たれ
それはそれはやりたい放題であったとのこと。
いまでもその時期に不正占拠された土地がそのままになっていることもあるそうです。
詳しくは下記サイト参照してください。
三国人の不法行為
名前の由来だけ引用します。
土地も屋敷も物資も操も、奪ひ放題であった 闇、賭博、傷害、強盗事件が多く、殊には、空襲や疎開で一時的に空いてゐる土地が片端から強奪された
(中略)
最後の頼みの綱は聯合國軍であったが、遂には其憲兵隊でも手に負へぬ非常事態に立ち至った

 其で流石に米軍も腹に据えかね、日本本土全域の占領を担當してゐた米第八軍司令官アイケルバーガー中將が、關東と言はず關西と言はず、はたまた北九州と言はず、不逞鮮人活動地域に正規戦闘部隊の大軍を出動させ、街頭に布陣して簡易陣地を築き、重装甲車両を並べ、人の背丈程に大きな重機關銃を構へて不逞鮮人共にピタリと狙ひをつけ、漸く鎮圧した 我々は其火器の煌めきを間近に見た 

 此時、聯合國軍總司令官ダグラス・マックアーサー元帥の發した布告が、「朝鮮人等は戦勝國民に非ず、第三國人なり」 


こんな事態であったとはいやはやびっくりです。

事実かどうかは私には検証しようが無いので
気を悪くされた方は悪しからず。

以上
[PR]

by zhuangyuan | 2006-02-19 17:40 | 文化、歴史 | Comments(10)
Commented by tianshu at 2006-02-20 17:37 x
こんにちは、tianshuです。

私たちは学校で習った三国人は「ドイツ人、日本人、イタリア人」でした。

歴史は鏡だと思います。どの国を照らしても、まずその国の恥が映ってしまうかもしれません。恥を照らし、非を正すのは常識ですが、
その鏡を懐中電灯として使ってしまうのは、人類の好みでしょうね。

ちなみに、私の好みでもあるかもしれません。
Commented by zhuangyuan at 2006-02-20 21:09
tianshuさま
そういう三国人もあるんですね。悪の枢軸国というわけですね。
歴史を鏡として反省しなければいけませんがいつも歴史は繰り返してしまう。
いつも深いお言葉ありがとうございます。
Commented by かめ at 2006-02-21 02:32 x
お久しぶりです。 
面白い話題ですね。 もしかすると、我々モンゴロイドの大脳が小さすぎて、一度けんかしてしまうと、歴史を鑑にと言いながら、お互いに都合のいい「歴史」を引っ張り出して相手が悪いと言い続け合う事しかできないのでしょうか。 歴史認識だけじゃなくて現状認識も相当怪しいですね。 結局お互いが善も悪も同じく持ち合わせた愚かな人類の端くれであると気づくまで、或いは政治に利用する価値が無くなるまで続けるのか、どっちかなんでしょうね。 歴史は「科学」的に分析しなければ意味はないと思ってます、「けしからん主義」は排除して。 戦争の悲惨さも核の恐ろしさも歴史でわかっているはずなのに、膨大な軍隊と核をもって「平和の為」と嘘ぶいているところもあるし、歴史ってつまみ食いするものなんでしょうね。 
Commented by zhuangyuan at 2006-02-21 05:55
かめ様
いつもご意見ありがとうございます。まさにおっしゃるとおりです。今の日中関係は政治利用ばっかりで困ります。以前本に書いてありましたが「中国の外交は全て内政事情の発露だ」と。今は日本もそうですね。小泉さんがやめると決まると親中だの親米だのとどたばたしてます。
Commented by 马虎 at 2006-02-22 12:41 x
はじめまして。
こういう微妙な話題に関し、
「事実かどうかは私には検証しようが無い」
ことを書かれるのはいかがでしょうか。
余計なおせっかいかもしれませんが、自らを貶める行為になるだけでは・・・
Commented by zhuangyuan at 2006-02-22 22:32
马虎様
コメントありがとうございます。
「微妙な問題」であるからこそ、そう書きました。
確かに中途半端な記述とのご指摘には反論できませんので
もう少し勉強いたします。
Commented by かめ at 2006-02-23 13:03 x
いえいえ、zhuangyuanさま、そう書かるのが、個人のブログの良いところです。 新聞記事を書いてるわけじゃないのだから。 個人の意見はtもすれば、見せ掛けの正義正論に抹殺される恐れがありますが、気にせずバンバンいきましょう。
Commented by zhuangyuan at 2006-02-23 21:26
かめ様
励ましのお言葉ありがとうございます。今後も書きたいことをガンガン書きます。ただ本記事に関しては馬虎さんのおっしゃるように突っ込みの甘いところがありましたのでいずれ再度書きたいと思います。
Commented by tianshu at 2006-02-25 19:50 x
かめさんのご意見に賛成します。
zhuangyuanさん、いつも面白い文章をありがとうございます!
Commented by zhuangyuan at 2006-02-25 21:58
ありがたいお言葉ありがとうございます。
今後もご期待にかなうようがんばります。
でも反対意見や異議申し立ても歓迎ですので
皆様どうぞ気兼ねなくコメントしてください。


<< アラブの石油王と飲んじゃった。      国有企業をねらえ 富豪への道 >>