中華 状元への道

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2006年 01月 14日

メイド イン ジャパン by チャイニーズ

 昨日は会社の同僚と新橋重慶府という店で四川料理に舌鼓。
ここの麻婆豆腐はホントうまい。辛さだけでなく、ちゃんと麻(しびれる)の味が出ている。

 そのうちの一人の奥さんの実家が倉敷の児島でジーンズ工場を営んでいる。そこでの工員はほとんどが中国の実習生だとのこと。

 この児島という街は知るひとぞ知るジーンズの街、国産ジーンズの65%をここで作っているとこのこと。労働集約的な繊維産業はプラザ合意以後、国内生産の競争力が落ち、いち早く海外生産に切り替えていきましたがこの児島のジーンズはブランドとして生き残っている。あのユニクロでさえジーンズはメイドイン児島。

 ただ高級ジーンズはとどまっているものの一般的なものは大部分がやはり中国生産になっているとのこと。ジーンズ発祥の地のアメリカでさえリーバイスが最後の国内工場を閉鎖したとかニュースで見ました。その先輩の実家も一本何万円もするジーンズを作っているそうです。
ベスト・ジーニストの皆様とかがはいているんでしょうね。でも氷川きよしが受賞者とは驚きです。キヨシッ♪

 その国産ジーンズのメッカでさえ工員は中国の方だというのですからわけわかりません。
中国にあたらしい工場を作り、中国人を雇用して作るより、既存の国内設備で中国人実習生を呼んで作るほうが安い場合があるとのこと。
 
 また最近は中国経済発展の影響での提携工場も日本企業向けより中国国内向けの仕事を優先するようになり、中国生産している大企業が日本回帰し児島のメーカーに生産を依頼してくるケースも出てきているそうです。

 前にも実習生実習生②で書きましたがコストは一人13万円くらいで半分が派遣元の自治体に払い、半分が実習生にいくらしい。

 でもいくら寮があっても6,7万じゃろくに貯金も出来ないだろと一人が問うと。
「いや彼らはほんと逞しい。どっかに空き地を見つけて野菜をつくって、その辺の川で魚釣って食べてるから食費はかからない」と。生きるためのエネルギーがすごいです。

 また最近の傾向として実習生の質が落ちているそうです。以前の実習生は勤務態度はまじめそのもので、技術習得への熱意があり、仕事に打ち込んで、技術レベルもすぐ向上したとのこと。また将来地元に帰り、成功するために努力していたそうです。 

 それが近頃はちょっと訳ありの実習生が多いとのこと。たとえば大陸で借金で首が回らず日本に目先の金欲しさに実習生にくるようなのもいるそうです。そういうのに限って勤務態度怠慢、実習生賃金が低いことを知ると、夜の町に繰り出し、第二の職業にいそしむとのこと。ダブルヘッダーですから昼間の仕事は力が入りません。経済が発展すると余計な邪念が出てきていけません。

以上
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by zhuangyuan | 2006-01-14 22:35 | 時事 | Comments(7)
Commented by かめ at 2006-01-15 00:22 x
ジーンズですか。80年代から中国進出を果たした初期の繊維製品のジャンルに入りますね。もともとあの青の染料「インジゴブルー」(澱藍粉)はかなり前から中国製に変わってましたから。我々も山東でジーンズ工場を建てましたが、合弁パートナーともめて撤退しました。工場は今でも順調なはずです。 ジーンズは中国でのマーケットが大きくなってしまったから、隔世の感がありますね。
実習生の質、私も最近感じます。 乱暴な言い方ですが、中国の世代間の違いは比較的はっきりしているような気がします。今の中国人30代後半の人たちが一番優秀でハングリー精神があるようです。
Commented by wpz2007 at 2006-01-15 11:27
なるほど。。。。実習生の話僕も聞いたことがあります。。。
すごいですね。。。
Commented by まかぼろ at 2006-01-15 18:32 x
中国(都市部)では貧しさを経験している1970年代生まれと、物質的豊かさを享受し、一人っ子として甘やかされてきた1980年代生まれの間で大きな格差があります。

現在の20代はそんな1980年世代ですから、努力とか苦労を避ける傾向が強くなっているのかもしれません。

ちなみに

>「いや彼らはほんと逞しい。どっかに空き地を見つけて野菜をつくって、その辺の川で魚釣って食べてるから食費はかからない」

農村部出身ですね。都市で育ったガキにできる芸当ではありません。

この記事を中国BLOG記事アーカイブプロジェクトに推薦させていただきました。

http://www.chinawalkers.net/modules/weblog/details.php?blog_id=127

追伸:
毎回読ませていただいております。

勝手な話でございますが、zhuangyuanさんのBLOGを「ちゃいねる!」に登録させていただきました。

http://www.tangrenjie.biz/modules/chinablogs2/index.php

もし都合が悪いようでしたらご連絡ください。

次の記事楽しみにしてます。
Commented by zhuangyuan at 2006-01-15 19:06
かめ様のコメントはいつもご経験に裏打ちされたものでホント重みがあります。
外国企業の先駆けとして中国進出するのは骨の折れる仕事でしょうね。是ほどまでに外資が進出した今でも見んな苦労してるんですから。
Commented by zhuangyuan at 2006-01-15 19:08
wpz2007様
実習生というのも法律の抜け穴みたいなものですから今後は外国人労働力への門戸開放が必要な日が近いかもしれません。
Commented by zhuangyuan at 2006-01-15 19:14
まかぼろ様
世代間ギャップは確かにあるようですね。私は35ですが、中国に行くと自分と同年代のエネルギーと勢いがすごいと感じます。これじゃ日本は勝てないはと思いました。ただその次の世代は軟弱そうです。日本は失われた10年から復活し若い優れた人もどんどん出ています。これなら太刀打ちできそうだと思っています。ただ中国は地域間ギャップもすごいですからまだまだ地方にエネルギーをもった若者がたくさんいそうです。日中お互いライバルとして切磋琢磨できたら良いなと思います。
毎回読んで頂いているなんて感激です。今後もよろしくお願いします。
Commented by watch shows online at 2011-05-25 04:29 x
Very effectively written information. Will probably be precious to anybody who usess it, including myself. Keep up the good work – for certain i will take a look at more posts.


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