中華 状元への道

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2006年 01月 12日

始皇帝の奇跡 兵馬俑

 昨日の話で思い出しましたが12月に始皇帝関連で2つのテレビ番組を見ました。
シルクロード 遥かなり長安ザ・ファースト・エンペラー始皇帝の真実
シルクロードの方は1980年に放映されたものの再放送で後者は最近のものですがどちらも陳舜臣さんが出ていました。NHKの文化番組は腰が座っていて良い。民放は視聴者に媚びるしデフォルメしすぎ。

 両方とも兵馬俑について多く時間を割いていましたがホントに奇跡と呼ぶにふさわしい偉大な遺跡ですね。現在までに発掘されているのは3号俑までで実物大兵士の像が8000体あるらしいのですがそれは180箇所あるうちのわずか3つに過ぎないとのこと。死後の世界の始皇帝を守る兵士らしいのですが墓を造るのに70万人を使ったというのですから桁はずれです。

 2200年前のものが1960年代に発見されたのですが、その発見自体も幸運であった。そこで脚光を浴びなければ更に2000年埋まっていたかもしれない。

 ネットで面白い文章を発見したのでご紹介します。地下的秦帝国一点一点浮出地面(地下秦帝国が少しづつ姿を現した)
電話でへんな石ころがあると通報を受けてピンと来た博物館員が現場に駆けつけると
こんな状況でした。
一个“瓦盆爷”的头被放在树杈上,几个老乡正对着它烧香磕头,在当时正在进行的“文化大革命”中,如此“迷信”的举动可是大大有违“革命”原则;田地里也立着一个陶俑,它被利用来惊吓鸟儿,以代替传统的草人儿;几个小孩正在用陶俑的残片相互对砸取乐。赵康民立刻向当地干部和老乡解释了其重要性。

一つの“瓦盆爷”(現地ではたまに出土する兵士像をこう呼んでいた)の頭が木のまたの部分に置かれ、何人かの農民がそれに向かって御香を焚き、頭の地面にすりつけ拝んでいた。
当時はちょうど文化大革命の最中でそんな迷信的な行為は革命原則に違反してた。
田んぼには一体の像が立っており、伝統的な案山子のかわりに鳥を驚かすのに使われていた。また子供たちはその像の破片を投げて戦いごっこをしていた。
赵康民はすぐ当地の幹部と農民たちにその重要性を説明した。

たまたま重要性に気づく人がいたからよかったですけど。
それが遅れれば...。ああ恐ろしい。

また文革の時代ですからいろいろ難しかったようです。
旧いものは破壊しろという時代ですから。
革命の原則に違反すると大変な災いがふりかかる。
そんななかこの発見を報道しようとした。
でもここでもラッキーが。

时正在进行的一场运动叫作“评法批儒”,大概意思是重新评价先秦时期法家和儒家的学术之争,当时的主流思想导向是以法家自比“文化大革命”的严刑峻法,同时批判儒家的德治仁政是骗人的把戏。

時あたかも所謂“评法批儒”運動が進行中であった。
おおよその意味は秦の時代の法家を改めて評価し直し、儒家を批判する学術論争であり、当時の主流思想は法家の思想を文革の厳しい法律と刑罰になぞらえるというものであり、同時に徳と仁をもって治めるという儒家のごまかしを批判するものだった。

こんな世相を反映し記事を載せることにしたとのこと。
一歩間違えば大破壊が待っていたかも。

でもともかく発見されて発掘が続いているこの時代に生きていることを幸せに思ったほうが
いいですね。2200年ぶりに日の目をみた奇跡と出会えるのですから。

いつか行ってみたい。

以上
 

 
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by zhuangyuan | 2006-01-12 22:33 | 文化、歴史 | Comments(3)
Commented by dashi at 2006-01-13 21:11 x
今年も順調な様子、何よりです。
中国での体験談(たいしたことないんですけど、、、)を初めて自分のブログに書きましたので、よかったら13日の分をご覧下さい。
Commented by zhuangyuan at 2006-01-14 09:06
dashi様
記事拝見しました。私も街中が煙るような旧正月の爆竹を一度経験してみたいです。ところでリンクをクリック(dashiの文字)するとなぜかyahooにとびます。よって他の閲覧者さまのためdashiさんのブログのリンクをつくっておきました。当ブログ右リンク部分参照。
Commented by dashi at 2006-01-14 17:21 x
zhuangyuanさま、どうも有り難うございます。
毎回うちのURLをコピペしていたのですが、無駄なことをやってたみたいですね。エキサイトブログ同士じゃないとTBも貼れないようで、うちとはどうも相性が良くないようです(笑)。ご紹介いただいて恐縮です。


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