中華 状元への道

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2006年 01月 04日

国際人 アジア人

 今日ロンドンから携帯に電話がありました。日本歴13年の上海人である親友からの新年の挨拶でした。彼は私が中国語をはじめたきっかけを作ってくれた恩人です。もちろん日本語はぺらぺら。今は更にステップアップを目指しロンドンに語学留学中です。

 声の感じに元気がなくホームシック気味だとのこと。異国の地で一人でいると周期的にさびしさがやってきます。私の一つ上ですから36歳。この年での挑戦はパワーがいるものです。イギリス社会で英語を学びつつ、英国人社会に溶け込み金融ビジネスなどの最前線に触れ、将来のためのキャリアアップを狙っています。ただ今のところねらいどおりにうまく行かないようで悩んでいました。

 イギリスといっても様々でエスタブリッシュの世界とワーカーの世界、また移民の世界。外国人として語学を習い更に白人エスタブリッシュの社会と触れ合うのは難しいようです。街中のパブには世界各国出身の様々な人種があつまるらしいのですが溶け合っていない。白人は白人、黒人は黒人、アジアはアジアでかたまり語り合っているのだそうです。彼も自然とアジア人といる時間が多くなっているそうです。

 たとえ最初の目標が果たせなかったとしても異国の地での挑戦は必ずプラスになるはずですし異文化とふれあい、それとぶつかり合ったり調和したりすることが将来の国際ビジネス社会で成功する糧になると思います。

 それとアジアはアジアで寄り合う気持ちはよくわかる。やっぱり日本人はアジア人なんです。
私も大学4年時にバブル崩壊の波を受け就職に失敗し、一念発起オーストラリアにワーキングホリデーに行った際、孤独な戦いをしていました。そこでもやっぱりそばにいたのは香港人の友達でした。豪州人やNZ人ともよく話しましたが落着くのはやっぱりアジアでした。

  また彼が気にしていたのは最近の日中関係のまずさ。イギリスのメディアを通しても感じられるらしい。二つの愛する国が争っている姿はほんとにこたえるそうです。しかも隣国のアジアの大国同士です。
 日中両国政治家には相手に対しての尊敬の念がなさ過ぎる。また相手を理解しようとする努力が足りない。そこで人間関係が出来ていないから相互にすれ違いが大きくなる。

 
外交関係は畢竟、個人関係である。(ディズレーリ)

なんかの本で読んでノートに記した言葉です。
個人個人の人間関係の積み重ねが外交であり、個人なしの国なんてのはありえない。
私も語学を学ぶ身として将来は外国の方々にに尊敬されるような国際人になりたいものです。

 私は昔から何か漠然と国際人というのに憧れてました。そこで語学を学ぶのが好きでした。
そこでなんの因果か今は中国語を学んでます。

私の曽祖父の言葉を引用します。
教育者であった曽祖父はこんな若者を育てたかった。

日本国民として、昭和の世界に生きんとする若き男女には、どうしても系統的に、またきめ細かな国際教養を施さなければなりません。一口に国際教養と申しますと、洋食の食べ方を器用に、外国語を手際よく口にし、気の利いたハイカラ振りに身支度するというような、その種の躾をすることのように思い込む人が少なくないと思いますが、・・・・
国際教養上第一に重要視すべきは純真なる人類愛のこころ、正義、人道に終始せんとする信念に生きんとする心を育てることであります。

中略

日本の国体は万国に冠絶し居ることは申すまでもありませんが、歴史において日本ばかりよい
国であると教えぬように、・・・殊に米、支、露などを、頭からだいなしに悪くいふやうな独断をいふやうな失態なからんことを切望します。・・・学問、事業、旅行等のあらゆる場合を考ふる時、私共誰でもの生活そのものがすでに国際的になって居るといふことを、是非眞味に、若き日本人に呑みこませたいのであります。我が産業の行き詰まりを救ふ道も人口問題の解決も、我が国民の心の鏡に今や投げかけられたる暗影を拭ふ道も、上述の如く若き人々を国際的に仕立てるといふことがその主眼であると私は中心より考へて居ります。・・・(昭和四年)


今でも通じる文章だと思います。
国際人の一人となりたいとおもいます。

以上

 


 
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by zhuangyuan | 2006-01-04 21:57 | 言葉 | Comments(5)
Commented by 非国際人 at 2006-01-07 19:33 x
はじめまして。TBありがとうございました。
ディズレーリの言葉は全く正しいと思います。言葉や文化の異なる外国人と交際することためには、個人としていかにアピールするかが必要だと思いますね。
ただ、実際ディズレーリがどういうことをしてきた人間なのかという事は別問題ですがね。それからイギリスでは日中間の反目を心配しているということですが、自分の隣国はどうなの?とは思いませんか。
相手を尊重することも必要ですが、時には自分の主張もしておかないと、イーブンの関係とはいえません。別に小泉首相のやっていることがそれだとは言いませんが、あまりに人の良さ丸出しなのもね。
Commented by zhuangyuan at 2006-01-07 21:30
非国際人さま
ディズレーリの言葉は引用したのですが恥ずかしながらご本人のことは勉強不足です。欧米白人国はアジアを見下してますがそのおごりが退廃を招くと思ってます。小泉さんに関しては非常なまで実行力は尊敬できますが中国関係に対しての発言は中身のないものばかりでしらけます。もっと真面目にしゃべってくれって感じです。でも相手に迎合する自虐政治家よりはましですが。
Commented by officemei at 2006-01-09 20:30
早速のレスポンス有難うございました。周恩来・最後の十年 ある主治医の回想録(日本経済新聞社)&毛沢東と周恩来(講談社)をご一読ください。
Commented by zhuangyuan at 2006-01-09 20:47
officemei様
ご紹介ありがとうございます。読んでみます。
Commented by officemei at 2006-01-09 20:56
早速のレスポンス有難うございます。毎日いろんなニュースに目を通し、その日の気分と好みでテーマを決めてます。状元を目指していらっしゃるんですか?進士及第じゃだめなんだ~。頑張ってくださいね。


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