中華 状元への道

zhuangyuan.exblog.jp
ブログトップ
2005年 12月 17日

タクシー事情

 昨日、お客さんとの忘年会会場に向かうのためタクシーを利用しました。
乗ったのはかの有名なMKタクシー。初めて乗りました。料金ただにしてみたり、初乗り100円だったりで以前から気になってました。

 安い料金でなんで儲かるのか?車の値段は一緒だし、ガス代も一緒、給料が安ければ運転士もあつまらないだろうに。そもそも乗る人がMKに乗りたくても流しのMKを東京で見つけることはまずない。

そこで運転士さんに聞いてみました。

儲かってますか? おかげさまで。
客はどうやってMKを選ぶんですか? 8割は予約のお客さんです。
安いから選ぶんですか? サービスもいいです。自分は英語しゃべれます。
(MKのHPを覗くと英語ドライバー¥1000/hとなってました。)

給料いいですか? 会社に払う経費はメチャメチャ高いです。

ガス代、車代、本社経費(家賃、事務員給与など)会社にかかる経費は100%運転士負担だそうです。経費を頭数で割って負担させる。
ただし運賃の95%は運転士がもらえる。一般のタクシー会社は63%らしい。
ゆえに客を呼べる運転士はやればやるほど儲かる。
会社は経費は100%負担されているのでこれもやればやるだけ儲かる。

すごい仕組みです。
わたしこういう新しい仕組みで儲けてゆく会社が好きです。

MKはこうして儲けているのですが一般的にはタクシー業界は結構厳しい状況です。
景気は多少回復しているのでしょうがタクシーの台数が多すぎる。
2002年に規制緩和され台数制限がなくなった。
また運賃も上限規定しかなくなった。(これでMKが安くできる)
台数制限がないので脱サラ運転士が増加。
というかもともとこの政策の目的がリストラ人員の雇用対策でしょう。

北京でも似たようなことになっている。
なにが似てるかというとタクシーの運ちゃんには国営企業を下岗(リストラ)されたのが多いとのこと。江沢民時代には国営企業改革で大量のリストラ職員が発生しました。彼らがタクシーをはじめた。ただ問題はその運ちゃんは正式のタクシーでなく黑车(黒車=白タク=無許可)。

この数が半端じゃない。
東京のタクシー数が5.6万台。
北京は正式タクシー6.7万台。それプラス黑车7.2万台。

七万辆黑车猖獗

  北京的出租车数量在全国各大城市名列第一,达到6.7万辆。然而,北京的非法出租车也十分猖獗。据北京市交通执法总队称,目前北京共有约7.2万辆黑车,超过合法出租车的总量。

 北京のタクシー数量は全国の各大都市で第一で6.7万台に達している。しかしながら北京の違法タクシーも充分にはびこっている。北京の交通執法総隊によると現在北京には7.2万台の白タクがあり、合法タクシーの数量を超えている。

  在北京的城乡结合部、城铁车站,以及许多居民小区,到处可以见到等客的黑车。谈起黑车,出租车司机无不义愤填膺。由于交通拥堵、油价一涨再涨、车份居高不下,本来赚钱就不容易,大量黑车又抢走了他们的生意

 北京の都市部と郊外の結合部や電車の駅、また居住区のどこでも客待ちしている白タクが見られる。白タクについて話だすと怒らないタクシー運転士はいない。渋滞が多かったり、ガソリン代があがる。車の借り賃も下がらない。本来の儲かるはずが難しくなっている。そこでまた大量の白タクが彼らの商売を奪ってゆく。


 北京に行くとほんとに黑车が多い。空港おりると客引きに集まってきます。大学の前にも常に待機。語言大学にの前ににいた運転士なんて黑车のくせに名刺もってました。

「北京語言大学 司机 王某某 手机1368×××」
(北京語言大学 運転士 王何々 携帯1368×××)

違法なことやってて名刺はまずいだろ。つかまるぞ。
でも7万台のあるんですからもうどうしようもないんでしょう。

でもそんなに多いわけですからみんな利用していて結構良心的なひともいます。
メーターないのに領収書まで用意してたりして。

 また車の節約で24時間使う。友達と二人で二交代勤務。
一人の人なんて以前輸入のトヨタクラウンに乗ってて一台で100万キロ走ったといってました。
さすがトヨタだ壊れないと関心してました。

24時間の例を一つ。(ぐーすか様からのコメントで思い出しました。)朝早くタクシーに乗ると疲れた様子のオヤジが運転してました。
少し走ると頼んでもいない農村っぽい家の前で停車。
なんだよと思っていると家の中から子供を抱いたお母ちゃんが出てきてその運ちゃんとなにやら言葉を交わす。よく見ると奥さんはタクシーの制服みたいなのを羽織っている。そして運転席のオヤジと代わり再度私を運んでいった。
こんなのありかよー。でもたくましい。どうでもいいけど客のいないときに内緒で交代しろよ。

 最近は北京のタクシーは北京現代(韓国現代自動車)が増えてきましたが現代の車は故障が多くてイカンといってました。

どうでもいいけど北京現代の車の色って黒と黄色なんですけどこれが街に調和してなくて気持ちわるい。古いダイハツシャレードの赤のほうがよかった。
以上
[PR]

by zhuangyuan | 2005-12-17 22:35 | 時事 | Comments(3)
Commented by miya at 2005-12-17 22:48 x
TBありがとうございました。興味深く読ませていただきました。
Commented by ぐーすか at 2005-12-17 23:11 x
以前、北京空港で勧誘されたタクシーに乗ってしまい、ほんの5分ほど乗車しただけで300元要求されました!
ガーガー夢中で抗議したら、300元→200元→100元→50元と値段が下がり、結局30元払いました。
ほんとは10元ぐらいの距離だったけど。
それ以来、北京でタクシーに乗るときは慎重に選んでいます!

先日フフホトで乗ったタクシーでは、フロントガラスにある免許は女性の写真なのに、運転手は男性。
中国の生活は驚きがたくさんあって楽しいです!
Commented by zhuangyuan at 2005-12-18 07:20
ぐーすか様からコメントいただけるとは思いませんでした。ありがとうございます。私は中国でぼられたことはないのですが先日北京で何度か乗って妙に親切にしてくれた運転士から、最後に空港に帰る際、笑顔で倍額請求され、ついつい払っちゃいました。商売上手にはかないません。


<< やっぱりダメ(HSK)      黄色 >>