中華 状元への道

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2005年 12月 13日

黄色

先日お客さんに連れられチャイナパブに行きました。

帅哥。帅呆了。  (いいおとこォ。うっとりしちゃう。)
汉语讲得很标准。  (中国語も正確ねェ。)
因为我北京大学读过书。 (だって北京大学出身ですから。)2週間いただけですけど。

そんなおだてに乗りつつ
行きがかり上今読んでいる中国語小説「丰乳肥臀」を見せました。

この小説は中国で一番ノーベル賞に近い作家と言われていた莫言(もうノーベル賞は先を越されました。)
が著者で東北の大家族の激動の歴史を描いたものです。

私はこんなに高尚な類いの本をしかも中国語で読んでいるのだと誇らしげに
店の女の子(哈尔滨人)に見せてあげました。

そこで彼女がいった言葉。
“是不是黄色小说?”(それエロ小説?)

ショックでした。

ただよく考えれば「丰乳肥臀」=豊かな乳と肥えた尻ってことですから
そう思われてもしかたがないかも知れません。

ただ小説の内容からすると
妖艶な色気のあるものではなく肝っ玉かあさん豪快で牛の乳のようなおっぱいしかイメージできません。

ところで黄色って色はいつからこんな意味に用いられるようになっちゃったんでしょうか?

そもそも黄色は皇帝の色だったはず。
清朝のラストエンペラーなんかの服も黄色だったはず。
他の人は着ちゃいけない色なのです。
中国では黄レンジャーなんて存在が許されない。
彼はカレー好きでしたからインド出身かもしれませんが。

清の八旗も正黄が一番上ですよね。

なぜ黄色が尊いかというと諸説あるようですが
黄huangと皇huangが同じ音だとか
中国4000年の歴史の祖先初代皇帝黄帝から来てるとか。

以前中国語教室で中国でなぜエロ小説を黄色小説と呼ぶかという話題になった際
先生の説明では昔は黄色いビニールに入って売っていたからとのことでしたが
そもそもなぜ黄色なんだという答えにはなってませんでした。

wikipediaを見てみると
紙が古くなると黄色くなることから「低俗」「大衆的」などを意味すると書いてありましたが
いまいちピント来ません。

でもほんと黄色っていろんなのがありますね。
イエローキャブとかイエロージャーナリズム、イエローカード。
黄河、黄土。
黄表紙なんてのもありました。

なかでも一番すぐに浮かぶのは
「幸せの黄色いハンカチ」
子供のころ見た数少ない映画の一つで妙に印象に残っています。

以上
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by zhuangyuan | 2005-12-13 22:23 | 文化、歴史 | Comments(2)
Commented at 2005-12-14 13:56 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2005-12-14 14:16 x
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