中華 状元への道

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2014年 12月 07日

カレー屋の片隅から世界が見える

近所で評判の南インドレストランで息子(小5)とランチしていますと
インド人母娘と相席になりました。

2人の会話は英語。
ドーサセットがいいんじゃないの?とお母さん。
娘は頷くだけ。
ドリンクは?
首をふる。

「あなた、お母さんが聞いてるんだから、こっち向いてちゃんと返事しなさい!
頷くだけじゃダメ!」

「ふふ、どこの親子も一緒ですね。」と日本語で声をかけてみました。
かわいい娘さんは小学四年生。
習い事のついでにレストランに寄ったと言います。
母娘ともに日本語上手。

「ここに来ると南インドに帰った気がするんです。」
とチェンナイ(マドラス)出身のお母さん。
「インド料理お好きですか?」

「特に南インド料理が好きですよ。今南インド流行ってますよね?」
「通の間ではネ」
お母さん日本語レベル高し。
娘さんの日本語はネイティブ。
帰りに漢字ノート買ってくなんて話してました。

日本に20年いるというので家族間の言葉について聞いてみた。
日本人の旦那さんとは日本語主体。娘さんとはあえて英語だといいます。
母語はタミル語。でも子供は喋れず。三つはムリですと。

英語は必須。故郷の祖父母とのコミュニケーションのため。
自分の孫と話が通じないなんて悲しいですからね。

よく帰るんですか?
年に一度は行くんですけど、自分の育った街には誰もいないんです。
親も引っ越しちゃったし、
友達はみんな海外に出ちゃった。

「同級生の8ー9割が移住しちゃうって想像できますか?
人材の国外流出です。」

同窓会もアメリカ、シンガポール、香港でやるんだって。

という彼女もIT技術者で日本に来てる。
日本に憧れて日本語勉強して日本に派遣されたって。

でも当時憧れてたニッポンと違う国になっちゃいました。
経済もダメだし、若い人は優しくない。日本人も変わっちゃった。

「でもインドも世代間ギャップ大きくなってるでしょ?
インド映画を観ると都市化や海外文化の影響で変わってくインドがえがかれてますよね。
『その名にちなんで』とかね。」

この映画は旦那さんのお気に入りなんですって。

まだまだたくさん話したかったけど、息子がぽつり。
「ねえパパ、もう帰ろうよ。」

以上





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by zhuangyuan | 2014-12-07 09:06 | 文化、歴史 | Comments(0)


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