2014年 11月 08日

北京の空気は今週だけキレイ

昨日台湾からお客さんがあり、中国の鉄鋼生産が話題にのぼりました。

今世界の鉄鋼価格は大きく下落してるんですが
原因はみんなわかってる。
中国の作り過ぎ。

世界生産の半分を中国だけでつくっちゃう。
でもって世界の鉄鋼人はいつも中国の生産量を気にしてる。
しかも毎週毎週チェックしてる。

その生産量が今、急に減少してるんです。

なんで?

APECが北京で開催されているからです。

といっても普通はわからない。
どうつながるのか?

大気汚染の関係です。
鉄鋼生産をガンガンやって空気汚してる。
環境なんてコストかかりますから配慮しません。
60年代の日本並みでしょう。

でも国際会議が開かれてみんなが北京に集まって
空気汚いなんて評判になったらメンツ丸つぶれ。

それで生産停止しろってなことになるわけです。

《措施》规定,APEC会议期间,一类重点控制区域内(北京周边100公里范围内)除火力发电企业减少排放污染物30%以外,钢铁、焦化等涉气企业全部停产
措置は下記規定している。APEC会議期間、第一重点管理区域内(北京周辺100キロ範囲内)において電力をのぞく全企業が廃棄物30%削減する以外に、鉄鋼やコークスなど空気を汚す企業はすべて停止とする。

期間中だけ止めても意味ないだろというのは目的を理解してない人の台詞。
メンツだけが問題ですからね。

お客さんはついこの間、北京近くの鉄鋼集積地、河北省唐山訪問したそうです。

どんなに空気がひどいか写真を見せてくれました。
もやもやです。

それでも12日間止めてすぐ戻しちゃう。

「どうせ鉄鋼余ってるんだから減産継続する可能性があるのでは?」
と聞いてみると
「それはないね。だって止めたら大量の人が失業して社会不安になるからね。
ただでさえ、昨今の鉄鋼不況で唐山市では一日一社倒産しているなんて話もでてるよ。」

失業と環境どっちが大事?

環境はこっちにも降り掛かってきますからどうにかしてもらいたいな。
在中国アメリカ大使は環境汚染が理由で帰国しちゃったって話もあるそうです。


空気だけじゃなくって水も大変なことになってるって。
お客さんいわく

ヒラリークリントンは訪中時に中国の水を使いたくないので
シャワーのための水までコンテナで運んできたという。

ほんまかいな。

以上



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by zhuangyuan | 2014-11-08 18:25 | 時事 | Comments(0)


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