中華 状元への道

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2005年 10月 24日

婿入り

中国では歴史的に女性が男性の家に嫁ぐ
ただ蘇南地方では男が嫁ぐ風習があるそうです。

HSKの閲読問題でこれに関する問題がありました。
ネットで同じ文章を見つけました。苏南民俗嫁儿子
HSK対策をしていると閲読問題は結構面白い文章が多い。
昨日も試験を受けながら楽しめました。

据年长的人介绍,解放以前嫁儿子、娶女婿被视为“童养媳”之列。解放以后嫁儿子已起了根本性的变化,不过大概在七十年代,儿子嫁到女方后还必须改女方姓,女方的名字则改为“盼弟”,“招弟”,“引弟”,寓意生儿子下一代不再娶女婿。

年長の人が言うには、解放以前は息子を嫁がせることと娘婿をもらうことは“童养媳”(=息子の嫁にするために子供のころから引き取られた女の子)と同一視されていました。息子は嫁いだ後、嫁方の姓に改め、女性の方は名前を“盼弟”,“招弟”,“引弟”に変えるて男の子を産んで二度と娘婿をもらわないようにするよう願った。


中国では昔から男尊女卑の意識が強く、女性のうちに嫁ぐなんてとんでもないというのが
一般的。生まれてくる子も女の子ならさあ大変。男がうまれるまでがんばる。

今週読み始めた小説「丰乳肥臀」(莫言)に登場するのは9人兄弟姉妹で一番したが双子で男と女。つまりそれまでがんばった。しかも父親が全部違う。

姉妹の名がすごい。
来弟,招弟,领弟,想弟,盼弟,念弟,求弟。
弟よ来てくれ、弟を招くよ、連れてくるよ、想ってるよ、願っているよ、念じてるよ、求めてるよ。
これでもかこれでもかとすごい執念です。

こんななって生まれてくる男ってホントプレッシャー大きいです。
でこの主人公もマザコンになってしまうらしいのですが
まだ主人公が生まれた場面の導入部しか読んでいません。

いまでこそ夫婦別姓ですが
昔は名前もなく嫁入りすると旧姓が名前扱い。

この本では男性方の苗字が上官。
呂さんのうちから嫁いできたお嫁さんは上官呂氏。
魯さんのだったら上官魯氏。

現在ジェンダーフリーを主張するおばちゃんも真っ青です。

女性の立場向上について共産党の果たした功績は大きいですね。
男としては複雑な心境ですが。

確かに企業幹部などには女性が多い。
私が中国出張に行きたてのころお土産にネクタイしか持っていかなくて
責任者に女性が多くて困った経験があります。

でも今も男尊女卑風習はまだ残っていて教科書などにも取り上げられてました。
語言大学の教科書にこうありました。
男孩子可以传宗接代,继承家里的香火。
女孩子是泼出去的水....。
男子は代々血統を継ぎ、仏前の香火を継承する。
女子は撒かれた水..。

今の最大の問題は一人っ子政策。
男の子が生まれるまで再チャレンジが許されない。

こうした風習の色濃い地域は男性の数が女性の数よりかなり多い。
つまり身ごもったのが女の子なら中絶してしまう。
もちろん違法です。社会問題になってます。

今の世の中、製造業はメイドインチャイナであふれいていますが
未来には男性も中国から沢山やってくるかも。

以上
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by zhuangyuan | 2005-10-24 21:23 | 文化、歴史 | Comments(3)
Commented by かめ at 2005-10-25 17:47 x
う~む、婿入りはある事は知っていたがそういう風習の地域がある事はしらなかった~、さすが状元殿。 ただ身ごもったら中絶、これ合法なんだと思います。 その昔嫁殿が妊娠チェックに行って、妊娠がわかったその瞬間 「要不要?」と聞かれました。 ただ農村の社会問題は確かに深刻ですね。 しかし町の開発区では女工さんが溢れています。 農村は男手、都市は女手なんでしょうかね?
Commented by zhuangyuan at 2005-10-25 19:58
かめ様
中絶が違法ではなく、たしか生む前に性別をチェックして中絶するのが違法だったかな。それか医者が生む前に性別を教えてはいけないかどちらかだったとおもいます。ただいずれにしろ何かの記事で見た記憶の話なのであいまいです。すみません。
Commented by at 2005-10-30 23:26 x
トラックバックどうもです♪
中国の男尊女卑はすごいですよね。
何処の国でも女性軽視の部分は多かれ少なかれありますが、
女性もよく女の子ってわかっただけで中絶できるよなあ・・・・と
思ってしまいます。
将来、中国人男性が沢山やってきても困っちゃいますね^^;
女性ならともかく・・・・


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