中華 状元への道

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2005年 10月 05日

「中国語は面白い」

ケイチー様にご紹介された「中国語はおもしろい」を読み終わりました。
中国語はおもしろい
新井 一ニ三 / 講談社

本当に面白かった。でもこの題名は良くない。是ではせっかくの内容がもったいない。同類の似たもの本に埋没してしまうでしょう。ご紹介いただかなかったらまず読んでなかった題名です。

では何が面白かったか。この作者の中国語へのはまりぶり。中国のことだったら何でも興味があるしなんでも愛しちゃう。ずっぽりはまっている様子。この人いろんな経験をしていて、いろいろ知ってて知合いもいっぱい。このことを書きたくて書きたくてたまらないといった感じで薄い本に内容がいっぱい詰まっています。

このひとのすごいのはまるで中国人のように人間関係を駆使してどんどんチャンスをものにしていること。

私も中国と関わる仕事をしますと中国人の友人からどんどんいろんな方を紹介していただきます。ただ日本人の頭でしか考えられないのでどのようなスタンスで接したらいいのかがわからない。同年代の友達ならいいですが年配の社会的地位の高い人などを紹介されると恐縮するばっかりでこの関係を生かしきれないのが現状です。

またいろいろ紹介していただいた方にも本当によくしていただけるのですが、こちらは同じようなことが日本のコミュニティの中でできない。紹介してもその人が本当によくしてくれるかちょっと心配。

作者の場合は中国人間関係に溶け込んでいるようでホントうらやましい。

あと面白かったのは作者がいうところの
中国語をしゃべれば中国人だという認識。

これはなんだか納得。
以前から台湾人はなぜ中国で成功できるのかと考えていました。
政府同士は気まずい関係だし育った文化も違うし服装も顔も違う。
でも台湾企業は大成功しています。

それは中国語をしゃべればとたんに中国人というこの感覚だったんだと。
現在中国にいる台湾人は約100万人と言われています。(それに対して中国人の愛人は200万人と言われています。

本の話に戻りますが料理の話も面白かった。
生き生きした文章でほんとに食べたくなってこまりました。

以上
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by zhuangyuan | 2005-10-05 21:47 | 中国関連DVD、本 | Comments(9)
Commented by かめ at 2005-10-06 09:16 x
本は読んでいませんが(恐らく読まないと思いますが)、中国語を話せば中国人、というお話、これ実際自分も経験しました。 田舎の農民との会話、とにかく初めて「外国人」と接した彼は、日本人も西洋人と同じような容姿だと思っていた、と言われたときはほんとかどうか疑いました。 そして西洋人の通訳をしていたついでに、自分も外国人、日本人であると自己紹介したところ、「な~に、冗談言ってんだよ、おめ~は中国人だろ!」、最初中国語が「うまい」ので「中国人に思われた」と思い上がって勘違いした私は恥をかきました。 彼ら田舎の農民の頭の中での外人と華人の区別は、へたでも「中国語を話すかどうか」だったんです。 それにしても思い上がっていた自分が恥ずかしかった~。
Commented by zhuangyuan at 2005-10-06 22:13
中国ってあまりにでかすぎて田舎の人にとっては中国イコール世界であって外国なんて考えが及ばなかったんでしょうね。だから中国語話せば中国人=人間。でそれ以外は化外の民=野蛮人。でも最近はその蛮人がのしてきた。
Commented by ぺりお at 2005-10-07 16:34 x
お久しぶりです。
私も、この本読みました。
zhuangyuan さんのおっしゃるとおり、作者の中国への情熱に圧倒されっぱなしでした。
作者がずっとピンインの勉強をしていて、初めて中国語だけの本を手にした時、うっとりとしてながめ、「中国語に恋をしていたようだ」と思う場面は素敵でした!
うーん、私も、中国の料理に対してはものすごい情熱をもっているのですが・・・(~_~;)
Commented by zhuangyuan at 2005-10-07 21:18
ぺりお様 料理本は本に載ってたウー・ウェンさんのやつですか?私もこの本を買って男の手料理にチャレンジしたくなりました。
Commented by ぺりお at 2005-10-08 11:12 x
zhuangyuan さん、こんにちは。
そうです!ウー・ウェンさんの本を最初に買いました。他の本に比べると、簡単ですし、こてこてギトギトしていない物が多く、おすすめです。おいしいんですよー。(^^)
Commented by tianshu at 2005-10-08 17:22
[中国語に恋をしていたようだ]という言葉を見て、感心しました。
私もそのような生徒さんが一人います。
中国には一度も行ったことが無いですが、
自分なりに頑張っていて、発音も作文も上手に出来ています。
その「恋しい」という感情は決め手だと思います。
私はそれほど日本語が好きではないので
今でも素敵な日本語を使うことができません。

どうやって外国語に恋をすることができるのかと思って、
今度この本を読んでみたいのです。
Commented by ケイチー at 2005-10-08 17:51 x
私も「中国語はおもしろい」を読んでさっそくウー・ウェンさんの料理本を買いました。小麦粉でギョーザの皮を作る料理は難しそうで眺めるだけでしたが、北京風のおかゆとか大根の煮物とか挑戦しましたよ。とてもやさしい味で家族にも好評でした。
Commented by ケイチー at 2005-10-08 18:22 x
ベリオ様、私もその場面が心に残っています。「ページを目で追う自分の心臓がドキドキと高鳴っていることに気がついた。」と言うシーンですね。
それから、北京の留学生食堂で働く娘さんが、なめらかなソプラノで歌うように「小盤児豆腐」(小皿の豆腐)と言ったフレーズが美しすぎて忘れられない、というくだりも好きです。私も聞いてみたい、と思いましたよ。

でも巻き舌の発音のところで「舌をスプーンの形にする」というの、「ええっ、そんなことできるわけないじゃん」と中国語学習に自信がなくなってしまいました。まあ、めげずにコツコツ勉強していますが。なかなか、中国語を言語として認識できない?要は聞き取れない、わけですが。来年の中国旅行の予定を励みに勉強しています・・・。
Commented by zhuangyuan at 2005-10-08 18:37
北京の発音って確かに美しいしかっこいいと思いますが、聴く側はつらい私なんかer化されてer er やられるとほんと自信を失います。わざと北京の土着語を頻発するし。


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