中華 状元への道

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2005年 08月 16日

一衣帯水

8月15日戦後60周年にあたり小泉首相が談話を発表しました。

その中で中国韓国などと日本の間を一衣帯水の間と言っています。

はずかしながらこの言葉、初めて知りました。
この言葉は首相から出てきた言葉だと官僚が語ったと朝日新聞に出てました。
この年代には一般常識として備わっている言葉なんでしょうか。
実際こうした中国成語から来た言葉は以前の方がたくさん使っていたのでしょう。
山田風太郎が21歳の時の日記「戦中派虫けら日記」には牽強付会だとか一瀉千里だとか
普通に使ってました。インテリには違いないけど21歳ですよ。

この一衣帯水の意味をを調べてみると下記のとおり

一衣带水
yī yī dài shuǐ
一条衣带那样狭窄的水。指虽有江河湖海相隔,但距离不远,不足以成为交往的阻碍。

一条の帯びのように狭い水。川、湖、海に隔てられていても距離は近く、
行き交うのに障害とならないことを指す。


大した意味ではないですがただ「近い国」というより重みを感じますね。西尾幹二氏のブログ
小泉首相を言語少量意味希薄と言ってましたがわかる気がします。
(ちなみに私は小泉さん応援してます。)

先ほどの続きですが
私の持っている成語辞典で一衣帯水の例文として下記が記載されていました。

郭沫若 革命春秋 跨着东海
"那市川虽然属于千叶县,但和东京仅一衣带水之隔”
「市川は千葉県ですが東京とはわずか一衣帯水ほどの隔たりしかありません」

典拠の「革命春秋 日本海を股にかけて」 という大物郭沫若からのギャップがある例文で気が抜けました。

話は変わりますが小泉さんってほんとに侮れない人だなと思います。
というのは私は今年は首相は8月15日に参拝すると思い込んでいたのですが
行きませんでした。
そうかと思い当たりました。
国内で強権発動している時に対外でも強気で押し通したら
かなりの専制イメージがつきますから、それを回避したのでしょう。

以上
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by zhuangyuan | 2005-08-16 21:16 | 言葉 | Comments(0)


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