中華 状元への道

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2012年 01月 15日

歴史のなかの韓流

日韓ソウルの友情 (中公文庫)

司馬 遼太郎 / 中央公論社


先日、韓国からお客さんがあり、
その前に韓国文化本でも読もうかと古本屋で購入。

1988に文庫版初版がでており、2003年に第4刷。
単行本は1985年に出版されています。
このそれぞれがエポックな年です。

この対談が行われたのは1984年でその年は日韓新時代と幕開けといわれていたと。
全斗煥大統領が韓国大統領として初めて日本を公式訪問しています。
ハングル語講座もスタートしたとwikiにありました。

少し親しみが生まれてきたって感じでしょうか。

1988はソウルオリンピック。
これでさらに交流が深まります。

第4刷が出た2003年の前の年は日韓ワールドカップ。
2004年はヨン様ブーム。

そして私が読んでる現在2012年は韓流大流行。
これまでにも小韓流がちょくちょく来ていたわけです。

もちろん歴史をさかのぼるももっと大規模な流れも何度もきてるんですが
この本の中でも日韓交流の面白い話がたくさんありました。

例えば山口の大内氏。

大内義弘は1500年ごろ、海外貿易に乗り出し高麗と交流し
李朝まで関係が続いたといいます。

李朝では特別待遇を受けもてなされたそうです。
なぜゆえに?

なんと大内氏は百済王の末裔なんですって、
李朝の歴史書に書いてあるそうです。
「我ハコレ百済ノ後ナリ」って
611年に第三王子がやってきてその末だそうです。


お次はキリシタン大名、小西行長。
秀吉の朝鮮征伐、文禄の役で先鋒をつとめました。
韓国では壬辰の倭乱。

その小西行長が朝鮮語ができたんじゃないかって説があるそうです。
実家が薬屋で朝鮮人参を輸入販売してたそうです。
貿易商が仕入れ先の言葉をできてもぜんぜん不思議じゃない。

当時はお互い漢文はできたんでしょうから
案外朝鮮語しゃべるのだって結構簡単だったかも。

でも商人あがりでは相手方のバリバリ儒教の両班に見下されそう。

以上
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by zhuangyuan | 2012-01-15 20:43 | 中国関連DVD、本 | Comments(0)


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