2011年 09月 04日

中国ももうすぐデフレ?

デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)

藻谷 浩介 / 角川書店(角川グループパブリッシング)



日本は何で長いことデフレなんだろうか?
デフレデフレと騒ぎだしてずいぶんたつのに一向に直らない。
なんで?
日銀が金刷らないから?
円高だから?
競争力を失った?
ノンノン。

著者によるとそれは簡単な理屈。
生産年齢人口が減っているから。

人口動態で経済マクロの流れはほとんど説明できると。
高度成長、バブル、失われた20年。

つまり働いて消費する人が減って
働かないで金を使わない人が増えた。

でもって世間では内需拡大のために
外国人労働者を入れろだとか
日本を出てゆけだとかいろいろ言われます。

でもそんなのも意味がないといいます。
外国人入れるったって半端な数では効果がないくらい高齢化が進むから。

日本を出て他の市場を求めたってその市場もあと数年で
人口ボーナス期を過ぎて人口オーナス期(生産年齢人口がそれ以外より少ない)に入ってゆく。

じゃあどうすりゃいいのってのは本を読んでもらうとして
私が改めてびっくりしたのは中国の人口動態。

一人っ子政策ですから少子化が進むってのはわかりますが
どのくらい?

00年の統計で数字を挙げてくれています。

10-14歳の子供は1億2500万人。
それに対し
0-4歳児は6900万人。

差し引き6000万人近く。
恐ろしい減少ぶり。
経済発展→少子化に一人っ子政策が追い討ちをかける。

この世代が親になり子供を生む段になると更に劇的に減少することが予想できると。
00年統計だから2020年ころにはそういう段階を迎えるのです。

今朝の朝日新聞グローブに似たような数字が載ってます。
2010年の人口センサスの数字。

0-14歳は前回調査より6.3%減少。
生産人口年齢は2013年から減少予測。
2020年以降に急速に減少する。

既に兆候が現れていると。
それは労働力不足。
それが原因で賃金が毎年上昇。
世界不況の08,09年を除けば年10%以上上昇しているといいます。

中国は労働者であふれてるってイメージでしたが
以前からデータでは今の状況が予想できたらしい。
03年データで余剰労働力1億人といわれていたが
実はそのほとんどが40歳以上であったと。
つまり若者は不足していたと。

日本経済が不況ながらもなんとか立っているのは
輸出企業による外需取り込みによるとことが大きいですが
その一番の柱である中国も今後こころもとないとなると
やっぱエコでいくしかないのかな。
経済成長を求めない。
江戸の日本にもどるしかないのでしょうか。

一方中国の金持ちはそんな自国の状況はすっかりお見通しで
稼げるうちにせっせと蓄財して海外送金してんだろうなあ?
将来の移住に備えて。

以上
[PR]

by zhuangyuan | 2011-09-04 22:41 | 時事 | Comments(0)


<< 漢字で覚える韓国語      いとしのマリモちゃん >>