2011年 08月 21日

中国新幹線やっぱりすごい

先日、右派中国通、宮崎正弘氏の講演を聞いてきました。
氏の情報力には恐れ入ります。
すべて現地でとってくる。

題して「日本は大丈夫」 補遺 中国大暴走

ただしお題とは反対に中国大暴走ってのが主題になってました。
日本はそれに比べりゃ大丈夫だそうです。

旬な話としての新幹線ネタが面白かったので備忘録として書いときます。

新幹線事故は起こるべくして起こったと。
ちょっといそいで作りすぎですって。
技術も各国のものをツギハギで統一性がない。

ほかにも危ないとこがいっぱいあるそうです。
まず土木工事がいい加減で拙速。

基礎はおろそかにして100m以上の高架橋をさっさと建ててしまうとか。
トンネルも多くてこわいんですって。
鉄道というと軍にとっても重要なので勝手につくれないそうで
そこには軍が関与するそうです。

台湾海峡に面した福建省部分は軍事上の理由でトンネルばっかりだと。
全体の40%はトンネルなんですって。
基礎のおろそかなトンネルなんておそろしい。

すでに8300kmも伸びてるそうですが
そんなに走るためには当然運転士が必要です。

その教育が間に合っていない。
というか本来は間に合わないはずなのに強引に間に合わせてしまってる。

つまり教育不足。
日本の新幹線の運転をするためには2年間研修を受けるそうですが
中国新幹線はなんと10日間で研修終了。Wow!オレもできる?

でも走る線路はまっすぐなものばかりで案外運転は容易かもなんていってました。
実際はまっすぐなとこでぶつかっちゃったんですが。

線路はできて運転もされてるけど駅舎はぜんぜん未完成だと。
しかもほとんどが新駅で市の中心から遠くはなれてなんも無いところばかり。

そのせいで乗車率は20%程度しかなかったと。
その後本数へらしても30%しかないそうです。

じゃあいったい何のためにそんなにいそいで作ってるのか?
一つは共産党90周年に間に合わせる。
間に合った。
でも事故った。

いくら党のメンツのためといっても乗客が乗らないものをつくってどうすんの?
だれのため?

そうです鉄道省のためです。
つくればつくるほど賄賂がとれる。
こりゃおいしい。

賄賂の相場はきまっているそうです。
予算の20%。
半端な金額ではありません。

でも本当なんでしょうね。
でなかったら幹部が2000億円蓄財できませんよね。
利権王国「鉄道省」にメス 汚職容疑で6人取り調べ

さっさとつくって蓄財して
その金を外国に流して国外逃亡しないと。
スイスに金があったり、アメリカに豪邸があったり。
でもあんまりがめつくていつまでも国内にいるとつかまっちゃいます。
権力の移り変わりは速いですからね。
一発の事故でも変わっちゃう。

いやあ中国はスケールがでかい。
こんなことが新幹線にとどまらずいろんな分野で起こってるんですって。
発電所、銀行不正融資、資源開発などなど。
為替や株だっていろいろあるんでしょうねえ。

いくら急速に発展しても心が休まりませんね。

胡錦濤の唱える和諧社会はまだまだのようです。
まあ現実が違うからスローガンがあるわけですけど。

以上
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by zhuangyuan | 2011-08-21 22:15 | 時事 | Comments(2)
Commented by お節介じいさん at 2011-08-22 10:36 x
「中国の新幹線は、やっぱりすごい」じゃなくて、「やっぱりすご~く怖い」ですね。こんな話を聞いてしまうと、私はなお更乗りたくなくなりました。でも台湾の新幹線には、ぜひ一度乗ってみたいと思っています。
ちなみに韓国のソウル~釜山の新幹線は、車両・運行システムともに、フランスだそうです。かなり乗り心地はいいですが、けっこう頻繁に遅延するそうです。やっぱり日本の新幹線が「一級棒!」ですね。
注:「一級棒」は台湾語です。日本語で一番という意味です。台湾語には、たくさん日本語が入っているので面白いですね。
Commented by zhuangyuan at 2011-08-28 21:17
お節介じいさん様 ソウル→釜山も始めは動かせずに結局日本が指導に入ったと聞きました。一級棒って言葉はいいですねえ。中国系は意味と音を合わせる術に優れてますね。日本は安易にカタカナ使いすぎ。


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