中華 状元への道

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2005年 08月 01日

山田風太郎

いま山田風太郎の「戦中派虫けら日記」というのを読んでいます。
これは作者が21歳の時(昭和18年ー19年)の日記です。

この人ははホントすごい。さすが戦中派天才老人と言われるだけあって
21歳の時に考えていることが只者でない。戦争が破滅に向かって走ってゆく様子が
よくわかります。

その中でこんな文章がありました。

秦檜が奸で岳飛が忠か、井伊大老が奸で水戸浪士が忠か、犬養が奸で青年将校が忠か、
ペタンが忠でドゴールが奸か、蒋が奸で汪が忠か。
だれが真の愛国者か千年たっても定まらないであろう。


確かに定まっていない。

ちなみに秦檜のことは私は知りませんでした。
南宋の時代に金と宥和政策をとり、岳飛を陥れ、死後売国奴扱いされたそうです。

当時はこうして例にあげられるほど
人口に膾炙していたのでしょうか?

また汪とは昨日の汪兆銘です。
毛沢東はまだ対抗勢力たりえていなかったのでしょうか。

余談ですが犬養毅をwikipediaで調べたら
緒方貞子(元国連高等弁務官)って犬養毅の曾孫だそうです。
この女性は日本女性の鏡ですね。

以上
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by zhuangyuan | 2005-08-01 21:57 | 中国関連DVD、本 | Comments(0)


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