中華 状元への道

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2005年 07月 23日

日本の弓術

book batonで紹介しました「日本の弓術」を読み終わりました。
あるドイツ人が日本で弓術を習い、鍛錬し弓術の極意を感じ、その過程を
ドイツで講演しました。

曰く 弓術はスポーツでなく、精神的な経過であると。

的を狙うな撃とうとするな精神を統一し無となり宇宙と一体化せよ。
自然と矢は放たれ、的に吸い込まれてゆく。
そこで初めて我に気づく。

弓術は禅と武士道を基礎にしているとのこと。

武士道精神のもっとも純粋は象徴は朝日の光の中に散る桜の花びらである。
寂然として内心揺るぎもせず生から己を解き放つことができる。

うーん、私ピンチに立つと内心揺るぎっぱなしです。

このドイツ人(オイゲン・ヘリゲル)只者じゃない。
もっとすごいのは弓術の師匠との間を通訳した人がすごいとおもう。
外国語を極めるとはこういうことをいうのだと感じました。

翻訳者が語っていますが
弓道において百発百中は意味がない。

孔子の射は百発成功であったと。
孔子は弓に依って正しき心の把握に成功した。
その正しき心が天地に充満する有様に観者は神々しさに感激したそうです。

さすがここでも孔子の登場です。

以上
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by zhuangyuan | 2005-07-23 22:18 | 中国関連DVD、本 | Comments(2)
Commented by ぺりお at 2005-07-26 00:57 x
こんにちは!
「日本の弓術」私も愛読書です。
またあらためて読んでみたくなりました。
弓道つながりで、TBさせていただきました。
最近、弓から離れているのでそろそろ始めたいのです。
ヘリゲル君みたいな境地になるのには、あと何年かかるのでしょう・・・
Commented by zhuangyuan at 2005-07-28 14:05
私昨日広島の弟宅にお邪魔しており、日本の弓術の話をしました。弟は大学講師で奥さんは日本語講師で日本文化に造詣が深いのです。わたくし〔弓を放つときは宇宙と一体となるのだ〕などと薀蓄をたれますと、彼いわく〔俺は禅を組んで宇宙と一体になったことがある〕とのたまいました。悔しくなったわたしは〔君のそれは意識している無であって真実の無ではない〕とヘリゲル君の先生の真似をして言ってやりました。私も禅を勉強します。


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