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2011年 04月 03日

日中マスコミ 酷さ比べ

中国のマスゴミ ジャーナリズムの挫折と目覚め (扶桑社新書)

福島 香織 / 扶桑社



元産経新聞中国駐在記者、福島香織女史。
高山正之氏をして、「彼女が記者でいる限り、産経新聞は健全だ」と言わしめた逸材。

やめちゃった産経新聞がどうなってるかはさておき
中国マスコミのあきれた現状を明らかにしてくれます。

中国において報道機関とは、あきまでも現状維持に寄与する形の宣伝が第一義の使命だといいます。

古くは文革時の
「公開の場での自己批判・つるし上げ」
「抵抗勢力排除」
「権力闘争」

共産党は笔杆子(ペン),枪杆子(銃)の二つで権力を奪取した歴史があり
マスコミによる宣伝工作は非常に重要な位置づけとされているとのこと。

まあでもこれに関してはそういうもんだと思ってみれば
それはそれで悪影響はすくないかも。

日本の大手マスコミは正義ぶって政権批判しつつも
裏でつながって大衆操作をしますからこっちのほうがややこしいかも。


最近の中国マスコミの傾向としては
けっして政府批判はしないものの権力者の腐敗を暴く人民本位の記事が増えているといいます。

ただしここは中国、これを利用し金儲けする記者があとをたたないと。

シンプルに言うと「たかり」です。

例えば炭鉱事故。
事故を起した事業主は事を大きくしたくない。

エネルギー不足の中国では大儲けできます。
安全無視して利益優先。
地方政府ともつるんでます。

そんな彼らの事故後の記者会見では、軽食や飲み物、お車代までついてくる。
どうか穏便にって。

そんなことが続くとエスカレートして自ら見返りを要求する記者もでてくる。
記事に書かれたくなかったら...

お車代に広告費なんでもありつまり口止め料です。
中国語で封口費というんですって。

甚だしきは
あまりにゆすりが酷すぎて、殺されちゃった記者もいるそうです。

ちょっとここで想像してみた。

日本の記者がこんなゆすり記者ばかりだったら?

原発事故で放射能がいっぱい漏れてたって
事業主に賄賂つかまされて報道しないなんてことも。

「もう一本足してくださいよ。プルトニウムのことは書きませんから。
ヨウ素だけにしときますよ。」なんて。


中国ってやっぱひどいなあ、なんて思ってたら、ふと気づいた。
日本も同じだと。

個人記者は善良だろうけど
大会社はみんなつるんでる。

組織としてグル。
政官財に報道も。
エスタブリッシュメントが強固に結びついてる。

今回の東電事故であきらかになりつつありますね。
3.11に東電会長はマスコミ大手トップと費用持ちで中国旅行してたらしいし。

そいうや官房機密費をマスコミに配ってたなんて話もあったなあ。

中国の封口費なんて可愛いものですね。
悪い奴が見えやすい。

もしかして福島香織さん中国のマスコミを批判するふりして
日本のマスコミを批判してるのかな?
指桑骂槐?



そんな中国、
今はtwitterもどきの「微博」がそんな現状を打破できるかと期待されているそうです。

善良な個人がメディアをもって既得権益に穴をあける。

とりあえず私も登録してみた。
「新浪微博 我的首页」

请关注一下。


以上
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by zhuangyuan | 2011-04-03 11:29 | 中国関連DVD、本 | Comments(0)


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