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2011年 02月 19日

ソーシャルメディアの力 中国誘拐事件解決

PodcastでアメリカのNPR(National Public Radio)を聴いていますが
2/11付けのニュースは中国からの衝撃でした。

誘拐された子どもを中国版twitter(微博)で見つけ出したのです。
In China, Dad Uses Social Media To Find Missing Boy(中国発、父親がソーシャルメディアで行方不明の息子を探し出した)

三年前当時三歳だった息子を誘拐された父親はいろんな手をつくして探しますが
なかなか見つからない。そこでネットに目を付けた。

He blogged and he flooded weibo — the Chinese equivalent of Twitter — with his son's photo. Journalist Deng Fei from Phoenix Weekly, who has 100,000 followers on weibo, helped in his search.

彼はブログに息子の写真をアップし、中国版twitter微博に写真を流し続けた。
それを10万人のフォロワーを持つ鳳凰週刊のジャーナリスト邓飞が手伝った。


三年後に見つかるなんて奇跡に近い。
子どもの顔が非常に特徴的だったのがよかったとか。

ただ子どもの三年は長い。
自分の本当の名前は覚えておらず
誘拐した男の息子として育てられていたと。
男は既になくなっていた。

この誘拐事件、誘拐されるところまで映像が残っているのです。
犯人がどうどうと子供を抱きかかえて走り去る映像。
周りは無関心。

そこまでいくと胡散臭いですが見てみましょう。
誘拐のその時から見つかる時までの動画がありました。


视频:儿子被拐 彭高峰寻子3年终有果
(視聴:息子誘拐 彭高峰息子を探して3年の末のにやっと)

twitterにいたるまで様々な活動をしてたんですね。

この活動をサポートしてた邓飞さんが誘拐を語った記事もありました。
这次微博寻童,我们赢了(行方不明児探し、Twitterで勝った)

誘拐後の2008年から捜索活動をはじめ、それが影響して公安も動いた。

2009年には一斉捜査に出た。
2009年4月,公安部宣布启动第五次打拐专项行动,投入更大力量来打击儿童拐卖,后来延至2010年。行动以来,全国破获拐卖妇女案件6574起,拐卖儿童案件4595起,打掉2757个犯罪团伙,.....

2009年4月、公安部が第五次打倒誘拐行動を宣言し、更なる人員で誘拐犯、人身売買犯を追い2010年まで続けた。それいらい婦女誘拐売買事件6574件、児童誘拐売買事件4595件、犯罪組織2757グループを壊滅....


公安もすごいがこの犯罪件数尋常じゃない。
交通安全週間のスピード違反じゃないですよ。
誘拐と人身売買。

おそろしすぎる。

こうした色んな活動があった末に
最後にソーシャルメディアが解決の最後の糸口を開いたのです。

今回の事件でさらに関心が高まり、ネットの力による解決事件が増えるでしょう。


欧米メディアにとってみたら中国でソーシャルネットの力が再認識されて
さらに強まるこの件は、中東北アフリカの政権打倒のこのタイミングで
ぜひ報道しておきたい絶好のネタになりました。


以上
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by zhuangyuan | 2011-02-19 18:02 | 時事 | Comments(0)


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