中華 状元への道

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2005年 07月 05日

炭鉱事故

電車の中で「人斬り剣奥義 津本陽」を読んでいました。

この小説は先日、中国出張時に中国歴30年の大先輩に頂いた本です。
「津本陽の若いころのチャンバラは最高やでえ」

その中に明治21年の三池炭鉱の話が出ていました。

2000人の労働者のうち、西南戦争などの国事犯としての囚人が7割で劣悪な環境下でただ同然で働かされ、会社は大もうけしていた。

炭鉱仕事は命がけで落盤とガス爆発で命を落とす。

落盤の前には坑道の柱の楔がパチパチと音をたて、割れてくる。柱も節のところから裂け折れる。
前兆があっても危険を覚悟で長時間作業させられた。

ガス爆発は、切羽坑道に入り込む時、天井際にカンテラを差し出したとたん、爆発が起こって前身火だるまになって死ぬ。
とのこと。

中国では最近炭鉱事故が多発して大問題になっています。
記事参照
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私は以前から思っていたのですが今の中国の大発展って、
日本の明治の大発展とすごく似ているんではないかと。
山田風太郎の明治物をよく読みますが当時の国全体がハチャメチャで汚職あり、強盗あり、環境破壊ありなんでもありでそれでいて生き生きとして勢いがある様子がそっくりだと思います。

日本もこうした発展過程があって今日があるんだと思うと感慨深いです。
戦後も炭鉱事故はたくさんありました。

中国人の経済学者が言っていましたが
イギリスが市場経済をはじめて400年、中国はわずか25年、様々な矛盾が生じて
当然であると。

以上
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by zhuangyuan | 2005-07-05 22:39 | 中国関連DVD、本 | Comments(0)


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